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1日目

日本出発

8:45タクシーで自宅を出発。 かかったお金を把握したかったので1万円札しか持っていなかったので、運転手に非常にいやな顔をされた。 冬だと思っていたのにかなり暑い。 12:00成田到着。ここまででY6,224歩。 12:40しばらく口にできなさそうな、ざるそばを食べる。

13:00ツアーメンバー集合。 思っていた以上に若い人が多い。 冬休みの時期だからだろう。 パキスタン航空では多少のことは覚悟していたが、 飛行機出発がいきなり遅れた(15:00→17:30)。 その後放送で18:00に変更になったが、17:30に戻った。こんなものらしい。搭乗口の集合は16:30。 パキスタン航空からはお詫びとして一人\700の食券が配られたが、その後いろいろと苦労することを考えると日本の滞在時間が延びたことは感謝してもいいくらいかもしれない。

事前のツアー会社からの資料ではカメラの電池も含めた全ての電池の持ち込みが禁止とのことであったが、メンバの質問に対してリーダは「別にいいですよ」とのこと。 どうやら事前の資料を真に受けずに気楽に質問してしまった方が楽しく過ごせるようだ。 ツアーリーダはツアー会社側の人間と言うよりは、 同じ旅行をする仲間の中の責任者、といった感じなようで、 ンゴロンゴロの宿泊がなくなったことに対する謝罪などはなかったが、悪いのはツアー会社なのだからツアー会社に文句を言っておいたのは自分にとってよかったかもしれない。

事前のツアー会社からの情報と違うことは他にもいくつかあって、ケニアとパキスタンは円からの換金もOKとのこと。 タンザニアは米ドルしか使えないそうだ。 クレジットカードも要所では使えるらしい。持ってきておいて本当によかった。
ストックをザックなどに入れておかないとまずい、 とツアー会社に言われていたので大きなダッフルバックを買ったのだけど、特に入れてなくてもツアー会社の人が別梱包してくれていた。

ツアー会社が用意した出入国手続き用の書類(ケニア、タンザニア、パキスタン)にサインをして、 15:40までコーヒーを飲んで時間をつぶした後、17:45に搭乗。 成田の空港使用料は自己負担。 ゆっくりと搭乗したので自分の上の棚に荷物を入れる場所はなくなっており、自分の前の席の下に荷物を置こうと思っても誰かの靴が置かれている。次からはもっと早く搭乗しよう。

マニラまでは5:15の予定。 噂通りのぼろい飛行機で、前の前の席の人がブックライトをいつまでもチカチカさせているので、「よほど飛行機に乗ったことがなくて珍しいのかな」と思ってみていたらどうやら故障のようだった。あんなふうにいつまでもチカチカされたら催眠術にかかってもおかしくない。
ライトを消してしまえば問題はないようだが、 今度は食事中もライトがつかなかったりする。 振動があったりすると映像用のプロジェクタがかなり揺れているのを見ると「命を預けてるんだなぁ」と実感させられる機体だ。

機内のサービスや雰囲気もなかなかで、 離陸前には安全を祈願しているのか祈りの歌が流れる。 隣の人は食事の時にもう品切れになっていたオレンジジュースを要求して、「OK」と言ったっきりスチュワーデスが帰ってこなかったりした。 他の子供と遊ぶために機内を走る子供が私のシートにあたってじゃまだったが、これは特にパキスタン航空ならでは、というわけではないだろう。

日本時間の23:00にマニラ到着。 出発は24:17だったが、空いたシートの掃除などを横でしているにもかかわらず、飛行機から降りることは許されない。 降りれるかどうかは着陸した時間などで毎回変わるらしく、 リーダも「どうなるか分からない」と言っていた。


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