Gallary KAI

exhibition

今月の企画
ガラス花器に 初夏の花をいけて
ガラスの花器の美しさをいかす〈花〉。花があって、より美しく見える〈花器〉。『引き立てあう美しさ』をコンセプトにした、各々異なる分野で活躍中の4人のコラボレーションです。ガラス花器は、ガラス器の企画デザイナーの三枝さん、スタイリストの千葉さん、大原さんのデザインで、そこにフラワーアーチストの横山さんが花をいけます。1日(土)2日(日)3日(月)8日(土)9日(日)は、特に横山さんの花が堪能できます。 photo
加藤尚子展
まだ20代の加藤さんは、女子美の工芸科でガラスを専攻し、ずっとパート・ド・ヴェ−ルの技法で作品を作っています。パート・ド・ヴェ−ルは、フランス語で「ガラスの練り粉」という意味で、耐火石膏で作った型に、砕いたガラスを詰めて電気炉で焼成します。砕いたガラスの粒と粒の間に気泡が入るため、不透明なガラスが生まれ、幻想的な素材感を持ちます。初の個展以来一貫して「器とは、ある空間をつくるため」というテーマを追求している加藤さんの『とどかないおと』『よはく』と続く、今回のタイトルは『脱出』です。 photo
荒木義隆展
一般家庭で使われるうつわは量産品で、陶芸といえば、お茶か工芸のものだったやきものの世界で、日本人の暮しが豊かになって来た頃、料理のためのうつわ作りを行う陶芸家達が、良い食器を求める人に呼応するように登場しました。数年前に亡くなられた森須滋郎さんが主宰なさっていた『四季の味』という雑誌や婦人誌を背景に、料理人、その頃から出現し始めた新しいタイプの器の店、それを求める人とがリンクして、今のブームの下地が作られたと思います。荒木さんはまさにその頃からの草分け。使いやすく、多彩な作風が、愛好されるゆえんでしょう。10数年前からアジア通いが始まり、本拠地の京都の他に、ベトナムのハノイ、ラオスのビエンチャンにも窯を持ち、多彩な作風にさらに磨きがかかっています。 photo

ギャラリー介

営業時間 11時〜19時(最終日17時)
定休日  10日・20日・30日・31日
住所   〒150-0011 渋谷区東4-9-17
TEL/FAX 03-3400-5490

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