Gallary KAI

exhibition

6 june
井山 三希子展(陶)
温もり感のある粉引きを手がける作家は多いのですが、井山さんの粉引きは清潔感があり、かつ石膏型を使う造形には、国籍を感じさせない不思議な雰囲気があります。作家の信条は「陶芸家ではなく、食器屋でいたい」とのことです。 photo
Kate M. RASMUSSEN展
デンマーク生まれ。デンマークで陶芸を学んだ後、1993年から日本で作陶。ケイトさんの作品の大きな特長は、独特な色彩にあります。作家のコメントを紹介します。

●作品と制作
私は主に赤土と黒土を使っています。何種類のも化粧土と、いくつかの釉薬、、特に低火度を使用します。これらを色々な方法で組み合わせて作品を作ります。やきものには、いろいろな窯が使われますが、私はガス窯が好きです。1150度から1180度で焼き、酸化と炭化の技術を取り入れています。私は、ひとつの作品に、創作の瞬間を閉じこめたいと思っています。「こういうものを作ろう」と、細かく計算してから取りかかるのではなく、作品を作っている瞬間の心の動きや衝動的なエネルギー、素材のその時の状態など、作成中に自分に起こることを受けとめ、ある種楽しんで取り入れてゆきます。新しいアイディアや形と出会うことは、真っ暗な部屋の中、手探りであかりのスイッチを探し回ることと似ています。見つけられれば“幸運”なのです。そして、そうして出来上がった作品に、いきいきとした力を表現して行きたいと思います。
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木曽 志真雄展
最初、木曽さんの作品を初めて見たとき、永遠なる前衛と思っていた織部に「やっと新しい織部が生まれた」という強い印象をうけました。かつ、「なんと優しい織部」かと。ただ、それは一方的な私の見方であって、木曽さんは『特に、織部を作っているという意識はない。それより、白化粧と釉かな』とのことで、今回のタイトルになりました。白化粧の深みと味わいは、類を見ません。 photo

ギャラリー介

営業時間 11時〜19時(最終日17時)
定休日  10日・20日・30日・31日
住所   〒150-0011 渋谷区東4-9-17
TEL/FAX 03-3400-5490

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