FANATIC◇CRISIS tour 1999 INDEPENDENCE PSYCHO BABYS
 99.08.23 福島HIPSHOT

曲 目
1.MARBLE
2.独裁者
3.SLEEPER
4.新曲
5.ジェラシー
6.Baby's talk
〜MC〜
7.新曲(ドラゴンスフィア)
8.night shadow
9.新曲(存在理由と存在意識)
〜MC〜
10.7[seven]
〜MC〜
11.新曲(PHANTOM)
12.龍宮
〜MC〜
13.サーカス
14.スピードコレクター
15.MASK
16.HYSTERIC EARTH
17.THE.NEVER.INNOCENT
〜アンコール〜
18.SUPER SOUL
19.火の鳥
〜MC〜
20.Maybe true
21.ONE -you are the one-
〜Wアンコール〜
22.Love Me




FANATIC◇CRISIS are :

石月 努(Vo)
和 也 (G)
SHUN  (G)
RYUJI (B)
 徹  (Dr)









1ボスが選ぶ今日のBEST 31
1.存在理由と存在意識
2.THE.NEVER.INNOCENT
3.Love Me

サネアツ:まだまだ残暑厳しい今日は『tour INDEPENDENCE PSYCHO BABYS』の福島は郡山公演!ボスにとっては1ヶ月ぶりのライブ参戦だっ!
ボス:最初に言っておくよー、今日のライブは私が観たライブの中で印象に残るものすごいライブBEST1ですっ!!と同時に大切なライブBEST1でもありますっ。ぎゃぁぁおぉぉ!!ライブレポというよりもうまじで私の感想文になっちゃうと思う。許してね。
サネアツ:本当に凄まじいライブだったのだ。あの雰囲気を詳細に伝えたいが、ボスのつたないコトバでどの程度伝わるのか。皆の想像力でカバーしてくださいまし。
さて今回のキャパは300くらいなのかな?実はよくしらない。京都ミューズホールよりは広いと感じたが。そこに整番500ちょいまで出てたらしいですゾ。もうぎゅうぎゅうだったよね。ボス、今回の位置は?
ボス:ぎゃぉぉぉ〜〜っ!!(既に全壊)今日は念願の和也の真正面の最前なのだぁぁ。初最前。もうしあわせっ!和也ぁぁーーーーっ!きゃうきゃう!!あ、背高くてごめんなさい、でも今日だけは許してっ後ろの方々ぁ。
サネアツ:...しょっぱなからボス壊れてて申し訳ない...ボス、ステージの様子とかはどんな感じ?
ボス:もう、ステージは本当に狭いっ。スタッフの人も壁と機材の間をまるでゴキブリのようにソロソロ這いながらチェックしてる。もちろんりゅーちゃんマイクはナシです。扇風機がステージの両脇にそれぞれあった。あと客席の方もかみて側の前方と後ろの柵のとこに扇風機があった。(これって開場直前にレンタルサービスから運び込まれた扇風機?)このおかげで私はかなり助かったよ。...っていうかココ他に空調ないでしょーーーーーっ(絶叫)??すでに異様な熱気でみんな死にそうなんですけど(苦)。あとステージと最前のバーには1m弱くらい距離があった。でもその半分くらいはステージの外に出られるように一段低いトコに足場が組んであるからココにメンバーが出てきてくれれば近いねぇ。でもステージのトコにもパイプの柵があるからそれをまたいでこなきゃいけないんだけどね。その足場の下は倒れそうなコ救出用の通路にあてられてたよ。なるべくお世話になりたくないものだが...今日は熱くて熱くてもう既に手の甲まで汗で光ってるよぉ!こんなの初めてぇ。波乱万丈の予感ーーーっ。
サネアツ:客席がすでに汗でびっしょりの中、開演時刻を少し回ったトコロで客電が落ちた。もうすっかり耳に馴染んだSEが流れる中メンバーがかみてから次々に登場!
ボス:衣装は努君以外は今まで見たのと一緒。努君は下はヘビ革パンで上は上着ナシで、コーヒー牛乳色の地に白色でなんかえーごが書いてあるTシャツ。なんか...胴がいつもよりも更に長く見えますっ(爆)!や、彼は細すぎるからなおそう見えるのよね〜(←フォローのつもり)。
サネアツ:そして大歓声の渦の中、ライブは今までと同じく「MARBLE」からスタート!(ちなみにセットリストは今までと同じである。)
ボス:うぉーっ、和也がすぐそこにぃぃーっ!ライブ始まった途端、客席の皆の体重がかかってかなりきついけど、なんのこれしきっ(強がり)!そうそうりゅーちゃんはNewベースだったよ。黒から白のグラデーションが本当に綺麗。シールは星ともうひとつはウサギのような、でもウサギでもない、なんだアノ生き物は???謎なイキモノのシールを貼ってたよ。
努君はしょっぱなからモニタの上に登っててテンション高し!しかももう既にヨロけているしっ!
サネアツ:続いて「INDEPENDENCE PSYCHO BABYSへようこそっ!」という努殿のセリフで2曲目「独裁者」、さらに3曲目「SLEEPER」が演奏される。
ボス:「独裁者」でしゅんくんがかみてに来た時、いろんなイミでビビってしまった(爆)!久し振りに近くで見たもんで。やっぱりガッチリしてるからなんか突然壁が出現!って感じで、うわっでかっ!と思ったのと、あらぁやっぱりしゅんくんてホント美しいっ!美しすぎるわ(ため息)〜ってので。
そうそう努君「暗い闇に 星が落ちる」の歌詞のとこを逆さに歌ってたよぉ。フリがあわん〜っと思いつつも、まっいいか(笑)。最前は自由に手を動かせるのねぇなんて事を実感。
「SLEEPER」では努君が既に全身汗びっしょりで驚いた。異常なくらい(←実際異常だったんだけど)の汗の流れ方だったのでマジでビビってしまったよ。
サネアツ:続いて新曲っ。前奏の途中で努殿はやはり曲タイを言ってるね。
ボス:ちょっとずつ聴きとれるようになってきたわよ〜(笑)。「パーポ〜アンドシェーキッハニ〜〜」に今回は聞えましたっ。もうちょいよっ(爆)。
サネアツ:でココで挨拶代わりのMCにいくのかと思いきや、汗をふいたりの小休憩のみですぐさま次の「ジェラシー」「Baby's talk」へとなだれ込む。
ボス:もう狂いましたわ〜。バーを握る手は汗でぬるぬるでなにがなんだかもう訳わからなくなってきたゼ、えへえへ。だって柵を越えて足場組んであるトコまでフロントの4人はでてきてくれるんだもーん、きゃぁぁぁ。「ジェラシー」の間奏のトコで努君とりゅーちゃんが後ろで頭突きして喜んでたよ。「Baby's talk」の始めのしゅんくんがギター弾いてるトコで和也が妙な...サイドステップを踏んでいた。横移動のなめらかな動き(爆)。なんかどっかのアイドルみたいな動きでさぁ...いやぁん和也ったら(胸中複雑)。なのになんでそんなクールな表情してんのよぉぉ???そういや和也、ブーツ新しくなったのね。パンフでも履いてるやつはもうかなり痛んでたものねぇ。今度のは甲の所がマジックテープだった。妙なサイドステップのせいで足元注意して見ちゃったよ(笑)。
サネアツ:でココでようやく努殿が口を開く。「熱いよ、福島ぁぁ(笑)。今日はねぇ〜言っちゃうけどねぇ〜〜」となんだか汗びしょびしょでヤバイ笑顔(←なんだかいっちゃった人の笑顔)の努殿。「実は福島前にも来たことありまぁす。会津若松●●●(←ライブハウス名聞きとれず)で、...あそこもあるイミ凄かったよ〜。もうステージが4帖半ぐらいしかないのっ。...ってのは言い過ぎだけど(笑)」とこのツアーでは珍しく喋ってたね。
ボス:ねぇ、なんかえへえへ〜〜って感じでニヤけ顔で喋りながらフラフラどんどんセンターからしゅんくんの横に移動してるんだけど。ちょっと危ないヒトになってる気が...。4帖半のステージんトコは控室もマスターの部屋(!)だったり、待ちの時はそこに並んでた『キャッツアイ』等の漫画を読んだりとかしてたんだって。メンバーもうんうんってなんだか懐かしそう。
サネアツ:「ま、こんなことはどうでもいいんですケド(笑)...新曲いっぱいやりますっ」と話をまとめライブに流れを戻す努殿。そして新曲「ドラゴンスフィア」続いて「night shadow」へ!
ボス:前奏で努君が「チキチキチー」って口チキ入れてたのは「ドラゴンスフィア」でした。ごめんなさぁい、京都レポで「パ〜ポ〜...」の方って書いちまいました、許してっ。そうそうこの曲の途中で突然努マイクにトラブル発生っ!音が出なくなってしまい、努君も早く早くぅ!って感じでかみてのスタッフの方に手を出して指をパタパタさせて代わりのマイクを催促してるんだけどなかなか準備ができなくって。しょうがなく、困っちゃったね〜って苦笑しながら努君はそのまま口パクしてたんだけど、なんせ新曲じゃーん?私達もフォローしたいんだけど歌詞がぁぁ...わからないのよぉ!!ガーン皆も歌えないじゃーんって感じになって努君はマイクなしで大声でちょこっとだけ歌ってた。そこへ代わりのマイクの用意ができたらしくスタッフが大慌てで努君にマイクを渡してた。今度のマイクはコードつきだったので努君が激しく動き回るとマイクスタンドやモニタにコードが絡まるからスタッフの人も大変そうだったよー。
「night shadow」では曲の前に「night shadow expressは皆様がたを、夜の向こう側へお連れいたします」だったかなぁ、まぁ今ツアーお決まりの文句を言ってた。しかし努君の汗はもう物凄くて、そんなアナタが運転する『night shadow express』に乗るのはちと怖いよぉ〜(笑)なんて思った。
サネアツ:曲が終わり汗を拭いたりした後、ここでイキナリ努殿の「・・・今死んだおじいちゃんが見えた」発言!ひぃぃというなんともいえない客席の声に慌てて「...うそうそ!いやぁでもココ酸素薄いわ。さっきから一生懸命吸ってもひぃっひぃっ...って(笑)」ってリアクションつきで話し、「天国に一番近い!天国行けそう」とイミフメイな発言をしだす努殿...!!
ボス:しかも表情は笑顔なのぉぉ。余計危ない気が。でもまだこの時は大丈夫なんだと思ってた。努君は「一緒に天国に行こうぜ〜〜〜!!イク時は一緒だぜ〜〜〜〜っ!!」ってニッコニコで煽ってたよぉッ!凄い煽りのセリフ〜。わたしゃまだ行きたくないよぉ(苦笑)。客席も熱くて結構おかしくなりはじめてたので異様に盛り上がってたけどね。
サネアツ:でその後努殿の「一曲聴いて下さい」の言葉に続いて演奏されたのは新曲「存在理由と存在意識」。
ボス:この曲って和也、クリスタルギター使ってたのね。今日初めて気づいた。久々に見た気がするぅ腰が太腿が透けてみえるぅ(はぁと)。確かにこの曲には似合うかも。そうそう今日は歌詞が全部聴きとれたのよ。『哀しいのなら 泣きたいのなら ムリしなくてもいいぜ』。もうしょっぱなからぐっときてしまった。 努君の声は押し付けがましくもなく嘘っぽくもなくて本当にココロにしみたよぉ。あんなに汗をポタポタ肘の先から落としながら、それでも力強く暖かい声で。間奏のトコは明るい照明の中で楽器隊が本当にかっこよかった。力強くて頼もしくて真摯で。自分にとって大事な曲の一つになった感じです。
そうだ、間奏の時に努君がTシャツの裾をぞうきんしぼるみたいにギュ〜ってやったのよ。そしたら服の汗がドバ〜って!!あれは本当に人間の汗なのか〜!!っていうぐらい絞れててマジで驚いた。
サネアツ:この曲では演奏が終わると客席から静かで熱い拍手が湧いてたよね。そしてココでもMC。「...いやぁ実はさっきから汗でマイク、感電してイタイ、イタイ...」と舌を出しながらすんごい事を言いだす努殿!客席の驚いた「だ、大丈夫〜???」という声に「いや大丈夫だケドね(笑)」と応えるものの、その尋常じゃ無い汗の量にやっぱり客席は心配そう。
ボス:自分の汗で感電なんてぇぇ。怖すぎ凄すぎ。本当に大丈夫なのかなぁ。マジでココ異常に熱いのよ〜(苦)。あたしもこんなに髪の毛までぐっしょりしたのって初めてだし。目の前の救出用通路もさっきからスタッフに救出されたり自分で避難してくるコがいっぱいなのよぉ。後半どうなるんだろう(汗)?
サネアツ:それでも煽るときの努殿はあいかわず満面の笑顔。ひとしきり客席を煽った後は10曲目「7[SEVEN]」、そして「My love is『PHANTOM』」という曲紹介の後新曲「PHANTOM」が、そしてそのまま「龍宮」へとライブは進む。
ボス:努君の疲労度が曲を1曲終えるごとにどんどんひどくなっていった。曲が終わるとはドラムの前で後ろ向きにしゃがんでなにかやってると思ったら酸素を吸っていたよぉ。もう本当にペッターンって足を両横に投げ出して背中を苦しそうに折曲げて必死で酸素をすってるんだもん(泣)。なのに歌が始まるともの凄い声量で、すごく力強いの。びっくりした。でも最初は曲が終わるまで我慢できてた酸素吸入もそのうち1題目が終わるごとに苦しそうにしゃがみこんで酸素吸っているから、もう心配で心配で。あたしにできる事っていったら声を出す事くらいだからさ、周りのコとかも必死で一緒にうたってたよ。
そうそうなんの曲か忘れたけど間奏になってやっと酸素を吸おうとしたのに吸入口がうまくとりつけられなくてモタモタしているうちに歌部分が近くなってしまって。努君が、あぁぁんもうっって感じで酸素の缶をダダッコみたいに投げつけてたんだけど、その様子がなんかすごくかわいかった...こういう時にいうのは不謹慎な気がするケド。本人はまじで生きるか死ぬかぐらいの必死さだっただろうから。でも...いやぁんかわいいとか思ってしまった。
サネアツ:今回へばっているのは努殿だけではなかったよね。和也殿も珍しく袖を捲りあげて時々顔をしかめて辛そうな表情をしていたし。本当に異様な熱さと酸素の薄さで客席も倒れるコや自分から避難するコが続出。また曲間にペットボトルの水や氷の入ったビニール袋等もまわってきたね。
ボス:スタッフの人がうちわであおいだりもしてくれたよー。なんかとても親切で有難かった。そうそう、和也は大丈夫なのかなぁって様子を見た時、革パンの上を汗が幾筋も幾筋も雨が降ったみたいに流れていてコレにも驚いたっ。
サネアツ:努殿は歌うだけで精一杯って感じになってしまい、「PHANTOM」「龍宮」ではいつものようなグネグネダンスはサスガにでてこなかったね。そして曲が終わった途端酸素吸入している努殿にかわりココでShun殿が代理MC。
ボス:「郡山、元気か〜〜〜〜っ!!」と絶叫調で煽るしゅんくん。久々の登場で嬉しいんだけどそれよりも努君の様子が気になって。努君は後ろ向きにドラムの前にペーッターンって座り込んで酸素をえんえんと吸っていた。酸素の缶がもう10本以上そのあたりに転がっているのぉぉ。で、酸素をひとしきり吸い終わった後はなぜか髪の毛の左右をずーっとかわりばんこになでつけてた...っていうか多分自分が今なにやっているのかほとんど意識がないみたいな感じでボ〜〜っとしてたよ(汗)
サネアツ:Shun殿はそんな努殿の様子をうかがいながら煽りの時間を調節していたね。
ボス:ね。「後ろ〜〜〜!!真中〜〜〜〜!!前ーーーっ!」と順番に煽って 最後に半分真剣に「...ファナティック、元気かぁあああ???」って振り返ってました。りゅーちゃんだけが「おっしゃー」って感じでガッツポーズしてたけど後のメンバーはクターってしてて反応なしっ!!努君はあいかわらずなにかに取り憑かれたみたいに髪の毛なでつけてるしー。しゅんくんはアレ?って感じでこけて「...もう一回やり直しーーーーっ!!」と喚いてまた後ろから順番に煽り直してたよ。それを見て和也がなんかニヤニヤ嬉しそうに笑ってたケド。
サネアツ:そうしてようやく努殿復活。何事もなかったかのような笑顔で「FANATIC◇CRISISのサーカスによーこそぉ!」との言葉からいつもどおり13曲目「サーカス」がスタート。
ボス:もう出だしはすっかり元気いっぱいの努君。前髪を後方へなでつけててちょっとオールバック風だったんだけどそれがなんとも大人びててかっこい〜〜!!友達とそれ見てキャ〜とかいってましたっ(←おばかさん1号)。
しかし歌い出すとやっぱり疲れてて自分の声の音量の調節ができないのかいつもにもまして更にでかい声で、もうビビりましたぁ。なんであんな立っているだけでも不思議な状態でアレだけの声量が保てるんだろう?
サネアツ:しかし復活も束の間、この曲では汗で感電したのか「バキッッ!」っという物凄い音がしてたまらずマイクを落とし、苦しそうに顔を歪めて右手を押さえる努殿の姿が。
ボス:ゴトン!って床に落ちたマイクが大きな音をたてたんだけど、努君はもうそんなこと気付いちゃいないような感じで背中を丸めてフラ〜っと後ろに2、3歩後退するようによろけてて、もう見てられないくらい(涙)。
サネアツ:そんな様子をみてすかさずShun殿はフォローするようにセンターに出ていって激しくプレイして客席を煽り、その間に努殿はまた酸素吸入で復活をはかっていたね。
ボス:かなりしゅんさんに惚れました(笑)。気配りすんさんって感じ。さりげなくて。あとりゅーちゃんもすごくニコニコ元気よく走り回っていた。りゅーちゃんもあんな細い身体のくせに本当にすごい体力だよね。あと今日は和也はかみてマイクでコーラスをちゃんとしてた。その時の和也の目がまんまるで驚いた(笑)。だってなんか和也の目って細い狐目のイメージなんだけど、その時はすーっごく丸くてでかくて。これは一緒に見てた友達も言ってたよー、まんまるでビビったって。
サネアツ:曲が終わるとやっぱり努殿は酸素吸入タイム。もう本当に辛そうで辛そうで。しかしやはり客席に顔をむければ笑顔で力をまったくセーブすることなく全力で歌い出す。もう恐れ入った。「スピードをあげて行こうゼーーーっ!」と客席を煽った後は14曲目スピードコレクター」と更にハードなナンバーへ。
ボス:もう努君、少しは動きをセーブすればいいのにぃ。なのにサビのトコで あいかわらずハイジャンプしてたよー。でもやっぱり着地はフラついて手をついたりそのまま座りこんじゃったり。で自分でなんで着地できないんだろう?って感じで真顔になってて。もう見ててせつなかったよぉ。努君死んじゃうよぉ。
サネアツ:なのに曲が終わると、客席で今にも倒れそうなコを発見したらしくスタッフに指示をだして救助させてたりしたね。
ボス:もう努君ってばぁ(号泣)。そういえばこの辺で友達が「努のヘビパン、また破れてるっ!」と言いだしたのでみると左足の後ろモモのあたりがビリビリにさけてておみあしがーーー!!露出しまくりでした(鼻血)。熊本で裂けて修繕したらしいけど、今回はもう修繕不可能なんじゃないの?ってくらいビリビリ。
サネアツ:この後もこういう感じでいつもよりも休憩時間を多くとりながら、「MASK」「HYSTERIC EARTH」「THE.NEVER.INNOCENT」と激しく壮絶なライブは続行。
ボス:もう本当にココらへんは死闘って感じでした、メンバーもスタッフもファンも。どの曲か忘れちゃったんだけど、ずっと努君に気をとられていたけど和也のギターの音が聞えない気がして、急いで和也の手元をみたら、ギター弾いているのかどうかわかんないくらい手が動いてなかった。もうものすごく苦しそうで。客席見る時の表情も汗が目に入ってくるのか苦しそうに左目をつぶって顔を歪めてるし。(でも和也の苦しそうな表情ってかなりセクシー(はぁと)でした)
徹ちゃんも歌っているのか苦しいのかよくわかんない感じで口をんぱっ!んぱっ! ってパクパクさせてた。まるで金魚が酸素くれ〜〜〜!っていってるみたい。
しゅんくんも目が途中いっちゃいだしててかなり危険っぽい。どうしましょー、 りゅーちゃんだけです、元気そうに見えるのはぁぁ。まさにクライシスぅぅ。
サネアツ:ファンのコもどんどんスタッフに救助されてて。スタッフの人もみんな汗ビッショリで必死だったね。
ボス:みんな本当に死闘。でもやっぱり努君が一番すごかった。なんで本当にあんなほとんど意識がないような朦朧としている様子で、全力で歌えるんだろう?すごい精神力だと思った。プロ根性っていうよりも、きっと彼の場合、歌っている瞬間こそがまさしく「生きている」そのものなんだろうなぁって強く感じた。だからこそ全力で歌えるんだろうなって。なんかね、そう思った途端、涙が出そうになった。と同時にそれだけうちこめるモノを持っている努君がすこし羨ましくて妬ましくも感じた。
サネアツ:全力をふりしぼり歌い続ける努殿は本編ラストの「THE.NEVER.INNOCENT」の演奏が終わるや否やステージに倒れこみ、そのまましばらく起き上がれずにいたね。
ボス:メンバーがなんとか退場した後のアンコールを求めるコールも凄かった。 後ろの方からは「もう努君死んじゃうからやめてぇ...」って半泣きのコールが いっぱい。あたしも最初はそう思ったけど、努君のあの気迫のステージを見てきて彼はやっぱどんな状態でも歌っている瞬間が「生きている」そのものだとしたら、たとえそこで死んじゃっても(本当はもち困るけどぉ)それは彼にとって本望なんじゃないのかって思って。だったらもっと歌え歌ってほしい、もっと本当の努君を見せてよって思って必死でアンコールのコールと拍手をし続けた。多分前の方で必死でアンコールしてた他のコ達も同じ気持ちだったんじゃないかなぁ。もう努コールのしすぎであたしはこの時が一番酸欠でヤバかったですぅ。こんな大きな声で必死にアンコールしたの初めて。あとね、拍手した時に自分の手の汗が飛び散って驚いたっ。うぉぉ、なんじゃこりゃー。手を下に向けると汗がポタリポタリって落ちるのぉぉ。ぎょえーーー。
サネアツ:いつもより長めのアンコールを求めるコールの後はようやくSEが流れメンバー再登場。 Shun殿は長袖のインナーを脱いでベストだけ着てたね。気になる努殿は「I ドクロマーク PUNK」の色違いの黒地に赤いファスナーのTシャツで笑顔で登場。そしてアンコール1曲目「SUPER SOUL」へ。
ボス:努君一応復活してるみたいなんだけど、しょっぱなからキツイ「SUPER SOUL」じゃん?あっという間に貯金使い果たしてました...。歌詞も途中ブッ飛んじゃったみたいで、「あーしまったーぁ」って感じで和也の方を見てちょっと助けを求めているみたいな感じだった。それからこの曲だったかな、途中ボーッと努君が座りこんじゃって。しかも正面がどこだかよくわかってないっぽくて丁度こっちを見て歌部分なのにボーっと朦朧としてるのぉ。もう必死で努君のうつろな瞳をみつめながらしっかりしてーって感じで頭で拍をとりながら大声で歌ったよー。そしたら努君もこっち見ながら一緒に頭で拍をとりだして。なんか一緒に歌った気分でした(妄想家と呼んでくれ)。
サネアツ:酸素吸入をはさむのでどうしても間があくためその度に客席をあおりなおして..という感じで「火の鳥」「Maybe true」とライブは続く。
ボス:「火の鳥」では努君はヘロヘロになりながらも結構動きまわっていて...というか彷徨い歩いていて...マイクコードにからまって転ぶんじゃないかと冷や冷やだった。「Maybe true」は真ん中の部分の「だからもう〜」のトコが本当に辛そうで声が伸ばせなくって途中で切れてた。和也とかりゅーちゃんと絡むようなフリして肩につかまってやっと立ってる状態で歌う場面がかなりあったような気がする。
それから「Maybe true」だったか「ONE」だったか、もう後半はフェイクだらけ。つぶやくような囁くような歌い方でなんていってるのか聞きとれないんだけど、でもね、なんかとっても雰囲気があって私は好きだった。せつない感じで。あんな歌い方の努君は初めて見たのでとっても新鮮で、あぁ本当に努君って歌い方だけでいろんな表情を出せるんだなぁって改めて思った。
サネアツ:でなんとかアンコールラストの「ONE -you are the one-」までこぎつける。「1コになろうぜーーーっ!」と最後の力を振り絞って煽る努殿。恒例の(?)前奏での和也殿とそろってのヘドバンもなんとか成功。
ボス:もうヘドバンの時の努君の頭、ガクガクで取れそうだったよぉ、無茶しないでぇ。なのに和也ったら努君よりも早くヘドバンやめちゃうんだもーん。だめぇ努よりも1回でも多く頭振らなきゃ男ぢゃねぇよ和也ぁぁって勝手なコト思ってしまった。 努君はヘドバンのせいでさらに意識朦朧になるのが早かった(苦笑)。メンバーにぶつかるようにしてもたれかかってどうにか立っているって感じ。そうするとしゅんくんはやっぱりかばうように前にでてきて客席を煽るようにして、皆の目を努君からそらすって感じの動きをしてた。いつもは間奏のトコで努君とりゅーちゃんがいろいろ遊んでるけど、今日は努君は酸素吸入タイムなのでりゅーちゃんとしゅんくんが頭を突きあわせてプレイしてたよ。笑顔で楽しそうなんでホっとする〜。っていうか努君以外のメンバーですごくアイコンタクトを取りあってて動きをさりげなくフォローしあってるみたいだった。なんかいつもは努君がグイグイ皆を引っぱっていく感じだけど、今は弟(努君)を守る頼れるたのもしい兄貴4人達って感じで。なんかこのバンドの懐の大きさをまたしてもかいま見た感じです。
サネアツ:Wアンコールのコールも壮絶な感じだったね。いつもよりも時間がかかって、ツアーTシャツに着替えたメンバーが登場。努殿だけ違っていたような。(衣装よりも具合の方を気にしてしまってあんまり覚えてないのだ、スマン)。
ボス:一応努君は笑顔なので安心したよぉ。ここでだったかどこでだったか忘れたけど「(客席が)霧がかかって見える..」って言ってたのね。最初目でも霞んでるのかなって思ってたんだけど、後ろで見ていた友達によると、客席のものすごい汗で会場には水蒸気が発生して本当に霧がかかったみたいになってステージがあんまり見えないぐらいすごかったんだって!ひぃぃ。おそろしや、人の汗で霧が発生だなんてぇ。
サネアツ:そして長くて壮絶なライブを締めくくる「Love Me」スタート。努殿の静かで温かな歌い方は本当にココロにしみるね。
ボス:うん。更に最初の部分は短くなってたね。いつものテンポに戻ってからは もうこれで最後とばかりさらにメンバーも動いてて。努君、やっぱりフラフラでたってるのもやっとなのに柵の上にまでたったりしてすごかった...でもやっぱ最後の方はもう意識朦朧だった。最後努君が和也の横で崩れ落ちちゃって、和也は必死で右手で努君がバタンって急に倒れ落ちないように、支えてた。 そしてぐったりしている努君の顔をのぞきこんで声をかけてはげましてた。 努君も目をつぶったまんま和也に体重あずけてて...なんかねぇ涙が出そうでした。
サネアツ:そしてやっと後奏へ。徹殿のドラムロールはいつもよりも長かった!そしてあんなにフラフラなのに笑顔で「...よくがんばったねっ」と同じくフラフラになっている会場のみんなに声をかける努殿。
ボス:もうなんだかすごく感動っていうか、キミは自分のコトだけ心配してればいいのよー今はぁ。...もう努君大好き。
サネアツ:しかし演奏が終了するとそのままステージに倒れてしまった努殿。Shun殿も仰向けにひっくり返っていたね。
ボス:しゅんくんも今日は努君をかばう感じでいろいろ動いていたからね、やっぱり全力つかいきっちゃたんだねぇ。それから和也が最後の方、柵の前の足場に出てきてギター弾いたりしてたので本当に目の前でもうもうただただ幸せでしたっ!ギターを弾き終わると笑顔で最前にギターを渡していったので、もうもち触れましたっ!ギターのネック、しっかりと握ってきたよぉぉ。もうわしゃ大満足ぅ。今までの疲れがふっとんでしまったゼ。
サネアツ:そんな中、精も魂も尽き果てた感じの努殿はなかなか起き上がれず、スタッフに抱きかかえられて運ばれるように退場。
ボス:もうなんて声かければいいんだろう?わかんないくらい。とにかくありがとう、本当にありがとうって感じで努コール、大きかった。
サネアツ:他のメンバーは恒例のピック投げ。達成感でいっぱいの笑顔。
ボス:本当に残りの4人はすごくイイ笑顔だった!一仕事終えた感じで、すごく頼もしかったよ。しゅんくんとりゅーちゃんがそれぞれ最前のコと手をバチンバチンたたきあってたの!もちろん私も何度もできて嬉しかったよっ!特にりゅーちゃんとは最後、5秒間くらい手を握りあってましたっ、きゃーきゃー。
サネアツ:そしてボスは念願の和也殿のピックもゲット〜。
ボス:ぎゃー、そうなのよー。なんか手が汗まみれだったからハエ取り紙みたいな感じでね、ピックが吸い付いてきた(笑)。嬉しい嬉しいー、床に落ちたやつじゃないからなおさら嬉しいぃぃ。もうなくしたら困るぅと思ってずーっと福島から吉祥寺まで手のひらに握りっぱなしでいましたっ。えぇあほですぅぅ、えへえへえへ〜。
サネアツ:徹殿のスティック投げは天井にあたってはねかえってしまうというアクシデント付き(笑)。
ボス:そう、それを自分でナイスキャッチ!してたので会場からはおぉおお!って 拍手がわきおこってました(笑)その時の徹ちゃんの白い歯がまったまぶしくてぇ。 本当に素敵だったよっ。
サネアツ:さてそうしてこの長い長い壮絶なライブは終了。休憩やMCが多かった為なんと2時間半にも及ぶライブだったね。
ボス:そうなのよー、余裕があると思ってた新幹線の時刻ももう目の前で外でてから焦った焦った。しかも外はどしゃぶり〜〜〜!!傘なんてないよぉ。でもどうせ自分の汗で風呂上がりのようにびしょびしょ(自分も努君の真似して服の裾をしぼったら汗がバーってしぼれた...)なのと、すっごく気持ちが高揚してたので そのまま友達とズブぬれのまんまキャーキャー大興奮状態で帰りましたっ。普通の人達はビビった感じであたしたちFANATICSを見てたけどね(笑)。あと歩いている時になってようやく気付いたんだけど、バーがあったてたトコがすごく痛くて痛くて。 肌をみたらものすごいアザになっていて驚いた。うわぁ、なんじゃこりゃー!!(松田優作風に)
サネアツ:ボスもライブ中はやっぱり意識が飛んでたんだろうね、あのアザに気付かないなんて。そうそうボス、今日の感想はっ?
ボス:もう本当に今日は思い出に残るすごいライブでした。いつものライブは結構にこやかで楽しい!って感想だけどね、今回は楽しいってことばはつかえません。すさまじかった。壮絶だった。でもね、努君のいう「1コ」に本当になれた気がまじでしたよぉ。今日はメンバーもスタッフも客席も本当に1コだったもん。メンバ−同志の結束っていうか信頼具合とかコンビネーションのすさまじさもまのあたりにして あぁバンドっていいなぁ、仲間っていいなぁって思ったし。努君のイキザマを見た様な気もしたし。
なんかね、ただキャーキャーいうだけじゃなくてこんなにいろんな事を感じられるライブをするバンドにであったのは初めてです。このライブで、きっとファナのことは ずーっと応援するんだろうなぁって思ったよー。 もちライブ自体にはそのうちいろんな理由でいかなくなることもあるだろうけど、 それでもすごく応援して大好きなまんまでいるんだろうなぁって。 それくらい私の中で本当に大切なライブになりました。 ...はぁ、そのライブで和也の最前って!!!神様に感謝ですわぁぁ。
サネアツ:うむうむ。努殿が大丈夫だったのか心配が残るが、なんとか無事に今日のライブが終了して本当によかった。...さぁボス、明日からまた仕事っスよ〜。
ボス:おうぅ。今日でいろんなパワーを吸収したからまた頑張れるぜぃ!本当にものすごくて、ココロに残るライブありがとうーっ!なんど叫んでもいいたりんぐらいだ。でもあんまり無茶しないでね、まだまだツアーも残ってるし(苦笑)。
サネアツ:まだまだツアーは後半戦に入ったばかりだもんね。メンバーもスタッフもファンもゆっくり休んで次回に備えようっ!本当に今日は皆様お疲れ様でした。



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