FANATIC◇CRISIS CIRCUIT TOUR 2000 MEGA SUPER BALL @ GO GO!!
 00.01.07 梅田HEAT BEAT 1daysめ

曲 目
〜SE〜(PSYCHO ATTACKER)
1.PURPLE&PSYCHIC HONEY
2.Freedom
3.SUPER BALL
〜MC〜
4.B.R.E.E.Z.E.
5.火の鳥
6.beauties−beauty eyes−
〜MC〜
7.哀しい色した窓硝子
8.存在理由と存在意識
9.Still Alone
〜MC〜
10.INDEPENDENCE PSYCHO BABYS
11.Precious memories
12.Love&Lies
〜MC〜
13.龍宮
14.スピードコレクター
15.MASK
16.HYSTERIC EARTH
〜MC〜
17.ONE -you are the one-
〜アンコール〜
18.MARBLE
19.独裁者
〜MC〜
20.BE YOU
21.THE.NEVER.INNOCENT
〜Wアンコール〜
22.[キミガイルセカイ]
〜トリプルアンコール〜
23.Love Me




FANATIC◇CRISIS are :

石月 努(Vo)
和 也 (G)
SHUN  (G)
RYUJI (B)
 徹  (Dr)









1ボスが選ぶ今日のBEST 31
うーん。今日はせつなすぎて選べないです。
しいてあげるなら[キミガイルセカイ]

サネアツ:さて!今日はCIRCUIT TOUR 2000 MEGA SUPER BALL @ GO GO!!の大阪公演1日目!ボスは電車の時刻を大幅に間違えて乗り遅れるというハプニングもありつつ(笑)。
ボス:うぉーしくったゼ、あたしとしたことが。18切符でくるつもりが間に合わなくて特急使ったから出費がイタタタデス。でも今日のライブで思い切り楽しんで取り戻す!なんて思ってたのに...うぉぉ、なのに今日のライブの展開を誰が予想できただろうか、いやできない(反語)
サネアツ:ボス、順番にねぇ(汗)。まずステージの感じとかさ。
ボス:へいへい。キャパとかはダイヤモンドホールより少し大きめで1000ぐらいだと思うけど、箱全体はそれより縦長のつくり。ステージのセットはいつもと同じで、徹ちゃんの台があって、その端にりゅーちゃん用マイクがあり、機材の上等に赤い回転灯がいくつか置いてある感じ。前柵の後ろ側の、今日はセンターで待機。今日もココはぎっちぎちの混み具合〜。とにかくHEATBEAT、1年振りで懐かしい!
サネアツ:開演時刻を少々まわったところで客電が落ち、SEとして「PSYCHO ATTACKER」が流れだすと、客席もいっせいにリズムをとりだす!曲が終盤にさしかかったところで、今日はかみて側からメンバー登場。なので順番は徹殿、Shun殿、RYUJI殿、和也殿、努殿の順。衣装は名古屋一日めと同じようだったね。
ボス:努くんは相変わらず、タイガーががぁぁって口を開けているノースリ。一緒に見てた友達は名古屋きてなくて、はじめてそれを見たので、うわぁぁって笑い転げてたよ(笑)ピンクの豹柄のスカーフまでしてるし〜〜〜。とにかく格好はいつもどおり。あれ、でも和也は違ったかも(記憶が曖昧)
サネアツ: で、1曲目「PURPLE&PSYCHIC HONEY」で本日のライブスタート。2曲目「Freedom」へと続く。(あ、ちなみにセットリストは名古屋1日目と同じである)
ボス:努君、音程を低く変えて歌ってる部分があったんだけど、ライブのしょっぱなから、低い音程にかえるのって珍しいのでなんかすごく印象に残った。体調が悪いのかと一瞬思ったけど、変な踊りとかはクネクネ元気いっぱいやってるし、和也もニコニコしてるし、大丈夫なのかと安心してた。
サネアツ:努殿の「おら、壊れようゼーっ!」の声に続いて3曲目は「SUPER BALL」!
ボス:名古屋2日めのあのメンバー全員がひとりづつ煽って...という展開を期待してたんだけど、1日めと同じ感じだったのでちょっと物足りなく感じたー。それでも、客席のジャンプと[oi]の雄叫びは物凄くて本当にあたし達は女のコなのかしら?と疑問がよぎっちまった(笑)。努君もこの時は楽しそうだった。でも間奏のトコはなんかすごく真剣な表情をしていて、和也にからむ事もなかったのよねぇ。
サネアツ:ここで最初のMC。「あ〜」かなんかを笑顔でうなって「アケマシテオメデトウゴザイマス...元気してた?」と話し始める努殿。そしてその笑顔とはうらはらに「...実は名古屋終わって、声帯が1コ、飛びました」ととんでもない発言をしだすではないかぁ!
ボス:一瞬、間をおいてみんな一斉になんともいえない悲鳴をあげていたよね。それで今日、声がつらそうだったんだね。大丈夫なのかな歌ってても。すごくそれが心配なのと、あと...声帯って飛ぶもの?それから1コしかないもんだと思ってたんだけどもしや複数あるものなの???っていうなんともいえない疑問でいっぱいになって困った。だってこの疑問、すげぇ低レベルでぇぇ。なんか事態は深刻なのに、なぜか滑稽な感じもして、非常に複雑な気分。
サネアツ:しかし努殿は「や、でも大丈夫なんですけどね」となんでもなさそうに続けると、「今日は懐かしい曲をいっぱいやります」と4曲目「B.R.E.E.Z.E.」へ突入。そのまま5曲目「火の鳥」6曲目「beauties-beauty eyes-」まで演奏。
ボス:なんか一気に努君は声を出すのが辛そうになってた。高い音の伸ばす部分はほぼ全滅。低いキーに変えたり、途中で声がきれちゃって歌えなかったり。すごく口惜しそうな表情でうつむく努君を見ててこっちもつらかった。なんかこういうことは初めてだよね。あまりにも辛そうなので、「beauties-beauty eyes-」の出だし部分は客席からフォローするかのように一緒に歌う声がとっても大きかった。努君も「ありがと」って。
他のメンバーは努君を気にしつつ、煽ったりしてくれてた。和也はなぜか今日もニッコニコなのでホっとするような不謹慎なような...(笑)努君も出る部分は大きな口を開けてものすごく力強く必死で歌ってて、あぁこの人ってばどんな時も絶対に力も手も抜かないよね...って再認識。こっちも一生懸命聴いて感じないとねって気にさせられる。
サネアツ:そしてここでMC。曲が終わるごとに客席から「大丈夫〜(半ベソ)?」「頑張ってー(半泣)」という声があがりまくるので、努殿は「みんなありがとー。ありがと。あのぉぉ..あのぉ...大丈夫だから。余裕余裕!」と笑顔で応え、「...あー、なんて言うか忘れちゃったじゃん〜(照)...とりあえず、曲聴いてクダッサイ」とわざとちょっとおどける様な感じで曲紹介し、7曲目「哀しい色した窓硝子」スタート。
ボス:この間は前奏部分、「uh〜」って高い声のコーラスを自分できちんといれてたけど、今日はサスガにやってなかった。でも声はやっぱりつらそうだったけど、感情がこもっていてこのあいだの名古屋よりもじーんときてしまった。
サネアツ:続いて8曲め「存在理由と存在意識」、9曲め「Still alone」と演奏される。
ボス:「存在〜」の前奏では努君はやっぱり嬉しそうに両手をあげてハンドクラップ。でも微笑んでいるのでなんだかそれだけで今日は安心するよ。曲の途中でしゃがみこんで歌ってる時があったんだけど、どうしたのかと、それだけで心配になったり、なんかもう今日は努君の一挙一動に過敏に反応してしまうね。
それから「Still alone」の「あの時の嘘も許してね」のとこだったかなぁ、和也と努君がそろって「ね」のところで首をしもて側にかわいく倒してたぁ。なんか偶然そろっていてニヤけてしまった。
サネアツ:そして努殿は袖にさがり、替わりにShun殿がセンターのボーカルマイクへ。そしていつもどおり「大阪、元気か〜〜〜!!うっしゃーーーーーっ!!」とまずは絶叫し、客席も沸く沸く。「努もいないしぃぃ、オレがココにいるってことは〜〜〜っ!!」と叫んだもんだから、客席も一瞬期待してさらに歓声があがったね。でも「や、歌うわけじゃなくて...俺もこんな声だし(←枯れていた)。」とちょっとびくびくするShun殿。そして「この曲聴いて踊って暴れてってくださいっ!」とバッチリ決めたところで、赤い回転灯もまわりだし10曲め「INDEPENDENCE PSYCHO BABYS」スタート。
ボス:Bメロのとこでは客席も「ンパパンパ」(←わかるかしら〜/汗)のリズムに合わせて頭上でジャンプしながらハンドクラップしてるコ達もいてなかなかイイ感じ!インストでも本当に楽しい。何度もいうけど和也の動きをみてるのも楽しいです(小声)。今日はしゅんくんギターの音も大きくて、そんで4人の気合いの入り方もすごくて最後の激しいトコはまじでかっこよかった。
サネアツ:演奏が終わると同時に努殿がセンターに出てきて、11曲め「Precious memories」が流れ出す。
ボス:やぁ、やっぱりこの曲は本当に大好き。でも努君の声は高音つらそうで、歌わない部分もあったんだけど、そうするとDATからコーラス部分だけが何ごともなく綺麗にながれでるので、なんかせつなくて涙しそうでした。でも客席のみんなの、左右に振る腕の動きがなんだかすごく優しくて、これにも珍しくじーんってきちゃった。
サネアツ:「カモォン、Love&Lies!」という努殿のコトバに続いて12曲め「Love&Lies」スタート。
ボス:和也がものすごく嬉しそうに一緒に口をあけて歌ってる〜。間奏でも努君と和也は顔をみあわせてニコってしてて...なんかホっとする。
サネアツ:「うぁーぅ、ありがとー。もっと盛り上がろうぜ〜」とかすれながらも嬉しそうに吠える努殿。そしてやはり前奏が始まるよりも前に両手をあげて努殿がスタンばるので、みんな次は「龍宮」だとわかり大歓声。
ボス:努君、今日もこればっかりは身体が勝手に動くのか、しっかりクネクネ努踊りしてた(笑)。間奏でいつも両手を前方で振る踊りをしながら、上半身は正面むいたまま、しもてからかみてへ移動するんだけど、その時の足の運びの妙さと努君のなんともいえない笑顔がたまらんデス。
サネアツ:続いて14曲め「スピードコレクター」、「ハダカのつきあいしようゼ〜〜!!」と努殿のコトバに続いて15曲め「MASK」、それから「病んでいるアタマ〜っ!!」等、壊れ気味に叫びながら16曲め「HYSTERIC EARTH」に一気に突入。
ボス:ここらへんは激しいので努君の声が心配だったんだけど、逆に前半よりも気にならなかった。私達も興奮してけっこう意識とんじゃってるし、メンバーの激しい動きでカバーできるから、逆によかったのかな。
それからりゅーちゃんがこのあたりはいっぱいコーラスに参加してたのが印象に残ってるー。っていうか彼のコーラスは目立つなぁ(笑)
「スピコレ」では「身体は蛇のように」の後、努君は「パクパク」やってて、なんか吹き出さんばかりの嬉しそうな顔だったのでなんだかこっちまでニヤけちゃう。
「MASK」では努君が和也の頭を「ごめんごめぇん」ってなでてるトコをいきなりみちゃったんだけど、あれは努君がどこかによじのぼって降りる時に和也の頭にひじてつ、くらわしちゃってたのね〜。うぉー、全部見たかったぁ。あと和也は自分の襟首に指をかけて引っ張って、ぐわぁぁって胸を見せるようにして客席を挑発(?)していたけど、あまりにも襟首ひっぱるから衣装の首が伸びちゃいそうで心配〜(笑)
サネアツ:ここでMC。「声が出なくて...自分を呪ったね。声を出すという事がこんなに辛いと思ったのは初めてで。だめだと思ったんだけど...でもすごく今日思えたのが、ここにいる一人一人、誰が欠けても、駄目なんだよね...。みんながいるから...感動しちゃって...あの...アリガトウ」というような事を途切れ途切れに話す努殿。
ボス:努君のコトバって本当にコトバ以外の感情がものすごく伝わってくる。思うように声がでなくて精神的にも肉体的にも辛くてくやしい感情や、このまま歌ってて大丈夫なのか、でも自分は歌いたい!っていう葛藤やらが痛いくらいこっちにも伝わってくる。歌わせてくれ!っていう、それこそ魂の叫びが聞こえる感じ。そんで1年前のりゅーちゃんの肺に穴があいた件を思い出すよねぇ。りゅーちゃんもドクターストップがかかってるのに絶対にツアーを休むことをしなかったでしょ。この人達のサガなんだろうな。今この瞬間を生きるってことを希求してやまないのね。でね、そんな彼らの様子を通じて、自分も同じ様な感情を疑似体験していると思うから...なんていえばいいのかなぁ、とにかく努君には最後まで、たとえ声が出なくなっても歌いきってほしい、頑張ってほしいってつくづく思った。私達もみんな最後までココにしっかりイルカラ。
サネアツ:客席からも思わず「努ぅぅー」という声がたくさんあがってたね。努殿は「ありがとう...アリガトウ」と応えると、いつもよりも深い気持ちがこもっている感じがした「1コになろうぜーーーっ!」というお馴染みのセリフで、本編ラストの「ONE -you are the one-」スタート。
ボス:前奏の和也と努君のヘドバンは成功〜。でも努君は速攻やめて、ひとり知らずに頭を振り続ける和也をニヤァって見てたよ。声の具合はやっぱりきつそうだけど、しゅんくんにちょっかいかけようとしたり余裕はある感じ。あとりゅーちゃんも徹ちゃんの台にちかづいてなんかちょっかいをかけてたんだけど、徹ちゃんはムシ〜(笑)つれないわぁ。
サネアツ:演奏が終わるとピックを投げたりガッツポーズをしたりして引き上げる和也殿やRYUJI殿。そして一番最後に徹殿が、よれ〜って感じで退場すると、すぐさま、アンコールを求める拍手とコールが起こってたね。
そして間もなくして徹殿が一足先に登場。ドラムセットに座るとドラムソロを始め、それにあわせて次々にメンバー登場。RYUJI殿はマイクをつかんで「とばしでごーーー!!」とがなり気味に煽ってたね。そしてそのままアンコール1曲目「MARBLE」、2曲目「独裁者」へとなだれ込む!
ボス:「MARBLE」は名古屋と同じくスローテンポの始まり方で。
「独裁者」の前フリでは努君は手を揚げながら「はろ〜、えぶりばでぃ!!えぶりばでぃー!!」と何度も言ってるんだけど、やはりあたしには今回も「えぶりばり」に聞こえます...そんな連呼しないでぇ、疑惑がどんどん深まるわ(笑)。この曲も努君は結構声がつらそうだったけど、他のメンバーが豪快に左右に走り回ってそれぞれアピールしててイイ感じだった。
サネアツ:ここでMC。なにやら嬉しそうに「さっきね、楽屋に戻ったらね...終わってたのは俺だけじゃなかった(嬉)...ね、徹ちゃん(はぁと)」と徹殿の方を見つつ、ふにふに動きながら喋る努殿。終わってる仲間がいて嬉しいのか、徹殿と一緒なのが嬉しいのか...??
ボス:っちゅーか徹ちゃんまでがどうしたってのよぉぉお、ふんが〜、心配じゃんねぇ。
サネアツ:突然名指しされた徹殿は「何言ってるんですか?全然終わってないって(怒)。変ないいがかりつけんなってっ!」とすっとぼける。努殿が話そうとすると、徹殿は「何がぁ?」とはぐらかしたり「うるさい、だまれ」って制止するかのようにドラムをたたいたり、とにかく努殿に喋らせない。しょうがなく努殿は「...じゃぁ、(言うのは)明日ね。(客席、え〜〜〜〜っ)...今言うとたぶん、みんな泣いちゃうと思うんだよね」。
ボス:ギャァァなんなのよぉぉ、もう気になるなぁぁ。っていうか大丈夫なのかよぉぉ。徹ちゃん、お年寄りだし(ボソッ)。なんだろう、けんしょうえん?それともギックリ腰とかかしら(小声)
サネアツ:徹殿は「21世紀まで秘密にしといて」と努殿に頼んでたね。努殿も「...ま、いずれなんらかの形で白状させますんで。その日まで楽しみに(苦笑)」と締めた後は、会場を煽り直し、「...アナタ方への曲です」と「BE YOU」スタート。
ボス:名古屋ではこの曲はスタンド使っていたのに、今日はハンドマイクだよー、ジェスチャーどうするんだろ?なんて思ってたら、マイクスタンドをセットし忘れてたみたいで、努君が慌ててスタンドくれ〜って手振りでスタッフに指示してた。で、無事、「噛みついても...」のあたりのジェスチャーは思いっきり両手使ってやりまくってたよ。そしてやはり今日の和也の動きも...面白いぃぃ〜〜。いやぁんどうしましょー。
サネアツ:そしてアンコールラストは「THE.NEVER.INNOCENT」。
ボス:今日は「心臓が飛び出」てひらひらしてました。後半はめちゃめちゃ努君、声つらそうで、高音は途切れてしまってた。 声を出したいのに出せなくてすごく悔しそうな表情が痛々しくて...からだの方も結構ふらついてて、もうちょっとだから頑張って!って思いながら一緒に歌ってた。
サネアツ:曲が終わると「ありがとう!」と何度もいって袖にさがるメンバー達。RYUJI殿はピースサインやらふんが〜ってポーズをしたりあいかわらずサービス精神でいっぱいだったね。
残った客席からはアンコールのコールのかわりに「Love Me」のサビを歌う声でいっぱい。歌はまったく途切れなかったね。
しばらくしてそんな歌声の中を徹殿を先頭にステージに姿を表わすメンバー達。
ボス:和也が、なんだか客席を挑発するような表情で登場したんだけど...その時の顔がめちゃめちゃぶちゃいくでしたぁぁぁ、あぎゃぁぁ。で、でもいとおしい(かなり苦しいな)
サネアツ:そしてコップ片手に、客席の歌声にあわせながら頭でリズムをとっているような仕草をしながら静かに努殿が登場。そして何もいわず、スタッフに合図すると、ダブルアンコールの「[キミガイルセカイ]」のイントロが静かに静かに流れだす。
ボス:そして努君が歌いだすんだけど、さらに喉の調子が悪化していてほとんど声が出ないの(泣)。努君は大きく息をすって一生懸命に声をしぼりだそうとするんだけど、どうやっても出なくて。
サネアツ:悔しそうに下を向いて首を左右に振っている姿を見て、客席からは努殿をフォローするかのようにみんなの歌声が静かに、でも大きく溢れだしてきた。みんなが「またいつか笑えるように」の部分を歌い終えたところで、努殿が小さく「...サンキュ」とつぶやいて...たまらず泣き出すコが多かったね。
ボス:あたしも努君のあの「サンキュ」って言葉を聞いた途端、涙がこみあげてきて...自分でも驚いた。歌を聴いて涙がでるなんて初めてで。努君の、歌えない自分に対するすごく悔しくて精神的にも肉体的にも辛い気持ちや、でもそんな彼を支えようと頑張っているメンバーやスタッフやファンに対する感謝の気持ちとかが、あの短い一言の中に凝縮されていて。自分の心の中に努君の感情が入り込んできた感じで...あんなせつない気分になったこと、今までにないです。
サネアツ:その後もどうしても声が出ない努殿にかわり客席からはすすり泣きまじりの大合唱がずっと続く。努殿はマイクスタンドに顔をふせ、それでもなんとか歌おうと時折身体を折曲げては吠えるようにして声を出していたね。しかし無情にもどうしても声は途中でかすれ途切れてしまう。ラストの「永遠を探して」のトコロだけでも、と努殿も最後の力を振り絞っていたけど、やはり声は出なくて...。
ボス:その後は努殿は長くなった前髪を降ろして顔をかくしてしまって...多分悔し泣きをしているんだろうなって感じだった。肩も小刻みに揺れてて...。本当にせつなくてたまらなかった。曲もいろんなイミで負担が大きい曲だったしねぇ...
サネアツ:演奏が終わると努殿は何もいわずに悔しそうな表情のまま袖にあっというまに去ってしまった。他のメンバーも固い表情のまま。RYUJI殿は「...ごめんね」という感じで両手を小さく合わせて客席にお辞儀をして退場。
ボス:トリプルアンコール待ちの客席もなんともいえない雰囲気でした。切なすぎる。あんな努君、初めて見たから...。今日はもう歌わないで休んでって気持ちと、でも最後まで歌い切ってほしい気持ちでぐちゃぐちゃ。コールはまた、いつのまにか「Love Me」のサビの合唱になってた。まだ泣いている子も何人もいて、余計こっちも辛い気持ちになる...
サネアツ:そんな中をツアーTに着替えたメンバーが登場。みんなの歌声にあわせてShun殿がギターで伴奏を始めた。でも客席の歌声とキーがあってなくて、努殿が「もうちょい下」って感じのジェスチャーをしてたね。そしてみんなの歌声に努殿の歌声も重なって、大ラス「Love ME」がスタート。
ボス:努君はやっぱり声はほとんど出せてなかったけど、笑顔を見せてくれたので本当にそれだけでホっとしたしすごく嬉しかった。ライブの後半はメンバーと絡む余裕もなかった感じだったけど、この曲になってやっとメンバーと小さくだけど笑顔を交したりしてて。努君の声は出てなくても、声じゃ表現できないものがしっかりとそこには表現されてたし、私達にも伝わってきたし...最後までしっかりステージに立ってくれてよかったってすごく思った。
サネアツ:演奏が終わると、何度も「ありがとう」を繰り返すメンバー。そして努殿は「おまえ達のこと絶対忘れないから」って言ってくれたね。
ボス:うぉぉぉ、努ぅぅぅ〜(感涙)。私達だってだよ、今日の事はきっと忘れないでしょう。
サネアツ:演奏が終わるといつもどおりピック投げ&スティック投げ。和也殿は最前のコにギターを渡し終えた後、ステージから落ちそうになっておっとっとってやってたね。最後にRYUJI殿が今日もマイクを掴んで「バイバイッ!!」と絶叫。
そうして今日のライブは終了。ボス、感想は?
ボス:とにかく切なかった...この一言です。あんなに悔しそうで痛々しい努君は初めてだし。努君って人一倍声量あるし、声も安定していたからなおさら今日はショックだった。でも、もし努君の声がこのまま出なくなったとしても、私は彼らを大好きなまんまだろうなというのも強く感じた。努君が表現してるのは、単に音楽だけじゃなくて、生き様っていうかまさに自分自身の存在なんだって事が痛いくらいに伝わってきて。彼らがあんなに全身全霊をかけて表現しようとしているものを、私も真摯に受け止めていきたい。
サネアツ:うむ。それにしても努殿の喉の具合は本当に心配だね。しかも明日は大阪公演2日目...本当にやれるんだろうか?
ボス:ねぇ...特に明日は努君の誕生日なのに...それを思うとさらに切ないですなぁ...。とにかく少しでも早く喉が良くなりますように。それだけです。


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