(2007)

ここはひとり言日記風、落書き風写真など
何でものせちゃおー。コーナーです




◇6月8日◇
今月は何かと忙しいのだけれど
お父さんが7月に大阪に転勤、単身赴任になるので
と言うわけではないけれど
軽井沢の保養所に一泊旅行・・

高速を使うと2時間もかからないで到着・・
軽井沢の温泉・・星野温泉・・トンボの湯に入る・・

緑に囲まれたちょっとモダンな建物は新しい感じで
玄関を入るとジャズが流れている・・
軽井沢らしくリゾート避暑地の感覚でちょっと値段が高めです・・
お風呂を出たら小雨が降っていて、外でお父さんを待たせてしまった・・
すぐ近くにすてきなカフェレストランがあるけれど、
やっぱりくつろげる待ち合わせの休憩所があった方が良かったかな・・
でも温泉は飲泉も出来て、平日の昼間だったのでとても空いていて
化粧台もゆったりスペースで良かったです・・


(星の温泉 トンボの湯)



絵本の森美術館とエルツおもちゃ博物館へ・・

絵本の森美術館は本当に静かな森の中に
あまり大きくはないけれど、ちょっと個性的な建物が点在しています


最初に入った第一展示館では中欧の絵本・原画展が開かれていて、
中欧の絵本のルーツを垣間見る事ができた・・

絵本のルーツは、最初はお話の本の中のほんの小さな挿絵だった・・
それがやがてだんだんとスペースが大きくなり、
幻想的であったり、写実的や簡素化であったりしながら
自由なアートで想像力を膨らまし・・
子ども達の為に分かりやすく、且つ巧みな表現で、
芸術としての絵本が高められ、
大人たちをも魅了させて絵本の文化を築いていった・・
まさにアーチスト達の勝利・・と解釈した・・

自由な発想で描かれた作品は作家の個性そのもので、
だからこそ何十年たっても色褪せることなく
瑞々しく息づいているのだろう・・



(エルツおもちゃ博物館入り口の木のお人形と展示館など)


エルツおもちゃ博物館の木彫のおもちゃは大きいのもあるけれど
ミニチュアのお人形が沢山展示されていて
細密であって可愛らしくて・・
そのいっぱいの小さいに見ているだけで心がほころんでくる・・
ふとレゴブロックのお人形を思い出したりして・・


企画展のペーパー・トイの世界展では立体絵本を何冊も見て、
展示室では紙で出来た大きな建物や車も見て、
手作りということがなんともすばらしくて、そのすごさに驚いてます・・
つい自分も作ってみたくなって
小さな動物の型紙が入っている紙工作の本を買った・・




夕方保養所に入る前に近くの雲場池を散歩・・
深い緑の中所々に季節の黄色の菖蒲が咲いている
まわりは様々な別荘が立ち並ぶ静かな避暑地です・・


(雲場池)


6月9日は生憎の雨・・
旧軽井沢を少し歩いて、帰りがてら峠の湯で一休み・・


(碓氷峠の森公園交流館 峠の湯)

緑に囲まれた湯は眺めも良くて入浴料も500円と安く、
館内からトロッコ列車を見送ったりして
とても気持ちが良い湯でした・・


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◇6月5日◇
もう6月・・
目医者に通ったり、整形に罹ったりしながらあっというまに6月・・

小さい子向けのお話で使う、手袋人形ができた!
でもまだおはなしを覚えていなーい!
7月に使うつもりなので未だちょっと余裕・・


小学校の読み聞かせも5月24日から始まって、
今年は0さんと組む事になった。

今年は新しい人が9人入ったので3人の組がほとんどで
二人の組は二つだけでその内の一つ・・
年29回でフル稼働のつもり・・


今年は最初0さんの絵本の読み聞かせ、次私のお話、
つぎ0さんの絵本か紙芝居だったりということで、
そしてもし時間が余ったりしたら私の絵本かなにか
と言う具合に大筋を二人で決める・・

0さんの読み聞かせが上手なのでとても楽しみ・・
お話はハラハラドキドキだけど、
声だけもあってもいいじゃないかぐらいの気持ちで
今年も子ども達と一緒に、
楽しい時間が過ごせたらいいなぁ〜。。



(「ネズミのかあさん ネコに勝つ」のお話で
使おうと思ってる手袋人形)






(2007.5.27)

秩父34札所の内の3番札所の
常泉寺へ向かう道

右側にポピーみたいだったけどけしの花みたい
左は休耕の田んぼ?と思ったけど
これから水を入れるのかもしれない・・

左奥の木に隠れてるのが常泉寺・・

長閑なあぜ道・・
かえるが鳴いてます・・








◇5月1日◇

福島のラフォーレ白河のゴルフパックの小旅行へ・・

福島県の猪苗代湖すぐそばの野口英世の生家と記念館を見学・・

生家の土間の台所には
野口英雄物語の昔の映画のビデオが流れている・・
英世が一歳半の頃囲炉裏で手に火傷をして
母シカは、もうこの子には学問しかないと決意する・・
目を離している一瞬の出来事だった・・

その時の母シカの気持ちを思うと
同じように身に詰まされる思いがする・・
そのあとシカは働きに働いて英世を学校に上げる・・
シカのこの決意と英世の探究心が「医学博士野口英世」の原点のように思われる・・

母とは元来そういうものだろう・・
理屈よりも何よりも子を思う心・・
これにつきるものも勝るものもないのだとあらためて痛感する・・


外国にいる英世が次々と研究の成果をあげていくなかで
シカは立派になって嬉しい・・・誇らしい・・・と・・
でも母シカは、ただただ会いたいと・・・

「はやくきてくだされ、はやくきてくだされ・・」と何べんも書いている
あの有名な母の手紙も分かるような気がする・・

英世の為に決意し、一生懸命働いた母・・
当たり前の事のようだけれど
母シカの事が何より素晴らしい・・



(野口英世の生家の様子)

***

猪苗代湖のお蕎麦屋さんで昼食・・
ちょうど桜が身頃の時期だけど天気が下り坂・・
その後五色沼へ


(雨の五色沼、魅惑的なブルーです)


ラフォーレ白河はゴルフのためのホテルで
連休のせいかツーサムのお客さんが多い感じ・・
ちょっとつるっとした温泉もとても気持ちが良い・・


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◇5月2日◇
今日はゴルフ・・
暑かったり寒かったり・・
雨が降ったり止んだり・・
雷と大雨・・雹も降ったり・・
なんとも出入りの激しいゴルフです・・


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今日の泊まりはネットでお父さんが探した栃木県さくら市の喜連川温泉
ハートピアきつれ川・・

コンクリートの打ちっぱなしに
和紙の照明がある落ち着いた雰囲気の廊下・・
町の高台からの開放感あふれる眺め・・
ゆったりのんびりと入れるお風呂・・
その秘密はどうやら少しトーンを抑えた照明のようです・・
地元の人が毎日でも入りに来るというのも頷けるお薦めの温泉・・

料理のひと品一品がとても美味しくて体に優しい感じがして
素敵なホテルです・・

  
(左・ホテルからの夕日/中央・ホテル/右・お部屋の和紙の照明)

***




◇5月3日◇
今日は美術館を見ながら帰宅・・
最初は那珂川町馬頭広重美術館へ・・

安藤広重が歌川広重という事で
東海道五十三次の大判錦絵です・・

いつも絵を観て驚かされる事は
空から見下ろして描いてるようなアングルです・・

錦絵という版画で色も線も生き生きとして
江戸時代に描いたとは到底思えないほど
人物像の動きの描写が絶妙です

描写の細かさが尚いっそうそのアングルを際立たせているように思えて・・
東海道五十三次の展示は全部で14点あって
大きさがパソコンの19インチくらい?よりちょっと小さいかな?
一つ一つが繊細で表情豊かで見入ってしまいます・・

(パンフレットから)


同時に春期特別展の
棟方志功「板画」への挑戦・・
という展覧会も開催されて
またまたあの版木にメガネが付きそうなくらい
へばりついて彫る棟方志向の写真を見る・・

版画を見ていつも思うのは
いつもぶっつけ本番・・彫ったら最後もどせないぎりぎりの世界・・
なおかつ頭の中が全て瞬時に反転出来ているのだろうと思うと
その潔さと機転に平伏すのです・・

『棟方志向は版画ではなく板画と呼び、
木版画の源である、「板」の存在感を尊ぶという心が反映されています』との事・・
あの力強い荒削りな線も女性の体では見事に丸みを帯びて
大胆で繊細・・情熱、執念?仏の心?愛しさ?無欲?
人間離れした風貌?内面?何か突き抜けたものは・・
志功の何にも勝る純粋なこころかもしれない・・
だからあのぎりぎりの世界から
ただ真っ直ぐに、伝わってくるのかもしれない・・



(美術館裏手出口・左、美術館正面・右)


美術館の裏手にある馬頭観音のお寺をお参り・・


***


つぎに訪れたのは、14ひきのねずみのシリーズで有名な
いわむらかずお絵本の丘美術館・・

ちょっと曲がりくねった道をどんどん登って行くと
小高い丘の上に周り全部緑に囲まれた美術館がある・・

沢山の原画は
まさにそのみどりに育まれた生きもの達が
そのまま抜け出した感じ・・
館内はパズルや遊び道具、手にとって読む絵本の本棚・・
ティールームやショップも豊富で
楽しい空間がいっぱいの美術館・・

「タンタンのハンカチ」の絵本と
14ひきのはがきのお土産を買って帰る・・

(パンフレットから)
***



美術館の後は益子焼の陶器市へ・・

人人人の陶器市・・
共販市場の建物の中には所狭しとびっしり隙間無く
陶器が並んで売られています・・
外は外で負けず劣らずの陶器の波・・
あまりあり過ぎて選ぶのが大変です・・
お父さんのマグカップなどを買って帰る・・




いつまで欠けずにいられるかは私しだい?・・

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