(2006)

ここはひとり言日記風、落書き風写真など
何でものせちゃおー。コーナーです


2006夏(京都の旅2)

◇7月31日◇
るるぶ片手に京都の観光・・
まずはホテルから一番近い銀閣寺・・
お寺までの坂道(銀閣寺道)に漬物屋さんや
ちりめんでできた京都らしい小物屋さんなどが立ち並び、

  
道端の漬物屋さんの黒い壁に大きな看板が張られていて、その右下(中央写真右隅)に
同じように黒い軒を刺した郵便ポストらしきもの・・
ちょっとおそろでかわいらしい・・
京都の風情感じて・・


祇園祭りが終わって少し人は空いてるみたいだけど
さすが京都、外人さんが多いです・・


坂を登りつめて銀閣寺(本当の名前は慈照寺)・・
総門を通って高い垣根は高さ5mの椿の生け垣、銀閣寺垣(写真左)・・
ほんのわずか白い椿(夏椿?)が咲いていました・・


 (銀閣寺)

ちょうど行った時はお寺の後ろに足場がかかって補修工事の人たちがいて
ちょっと音もうるさくて、写真も撮りづらかったけど、垣根の手入れと同じで
保存をするということはそのままにしておくのではなく
枝打ちしたりして常にメンテナンスをして新しい息吹を吹きかけながら同じようにしている・・
工事の人がいるからこそ保存が出来ていると思ってます・・


お寺は銀閣寺だからといって銀箔が貼ってあるというわけではなく
室町幕府8代将軍足利義政が祖父義満の金閣寺にならって
山荘東山殿を造ったのが始まりで、後に禅寺に改められた、とのるるぶ情報・・

銀沙灘(ぎんしゃだん-写真右)は白砂のオブジェ・・
これがかの枯山水・・砂を水面に見立てて緑は水辺に浮かぶ小島のように・・
お父さんが砂山を壊したいと言っていたけど
ちょっとだけ分かるような気がする・・
でも壊したらまた元に戻さなくちゃいけないんだよ・・

1.8mの円すい台形の砂盛が静かにたたずんでます・・


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銀閣寺の次は金閣寺・・
正式な名称は北山鹿苑寺・・

 

外人さんに付いているスーツを着た男のガイドさんが
将軍様のセカンドハウスって言ってたんですって・・
ほーなるほどです・・

水面に写る睡蓮がきれいです・・

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次は太秦の映画村、と勇んで行ったが
見るとあまり興味が沸かなかったので
歩いて近くの広隆寺へ・・

広隆寺の仏像が安置されている霊宝館は脱帽でカメラは禁止・・
少しだけ薄暗い中、何体も横1列に仏像が並んで安置されている・・
仏像を見ながら中へ進むと
中央の少し奥にそこだけひときわ明るく照らし出されているのが
弥勒菩薩半跏思惟像(国宝)・・
聖徳大使が建てた仏像の一つで国内最古の仏像との事・・
Tのお薦めの仏像・・

しなやかで・・穏やかで・・清楚な感じの仏像は
「東洋のモナリザとたたえられている」とも書いてあるように
たしかに少し笑っているように見える・・
厳粛な面持ちで静かにお参りをする・・

後ろには大きな仏像が3体・・
中央の千手観音の太い木の腕がギザギザに折れていた・・
今に在るということはとてもすごい事で、また保存の大切さを知る・・


(庭の様子/左・右/南大門)

(庭園に咲いていたキキョウ)


弥勒菩薩半跏思惟像の写真が載っている広隆寺パンフレットとチケット

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お昼は南大門向かい側の料理屋さん・・
とてもリーズナブルな京都料理・・・
次々出てくる懐石料理が美味しくて
お店の名前忘れちゃったけどまた立ち寄りたいお店です・・


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次に向かうは国宝、三十三間堂・・

     ひな壇のように金色の千手観音像が整列して立ってます・・
 
段は十段、体は中央の大きな像とで1001体・・もう圧巻です・・
観音像の前の28体の仏像も見応えあり・・
中は全てカメラは禁止で、目に焼き付けておこうと思ってゆっくり見ていたら
仏像の横手側の方にも展示物があった(@_@)・・
毎年1月に行われる弓道大会は冬の風物詩とのこと・・
三十三間は長いです・・(~_~;)
(本堂外)


               
                    こちらも工事をしていました・・


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心洗われて深草の保養所へ



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