(2003)

ここはひとり言日記風、落書き風写真など
何でものせちゃおー。コーナーです





2003年12月29日
大磯プリンスホテルに一泊の小旅行

ちょっと曇っていたけどおだやかな天気の午後に出発・・
年末は何処もいっぱいと思ってたけど
急きょ3日前にネットで探した海の見える温泉ありのホテル・・
ちょうど夕日が沈む時に着いたお部屋は7階で、
窓から見える静かな海と空、沈みかけていた夕日を見ていたら
あっという間にお日様が沈んでしまいました。



空の真ん中にUFOみたいな大きくて不思議な雲が浮かんで
ゆっくりと形を変えて夕日に照らされています
(左側大きい写真にリンクしてます)海の感じが分かるかしら?



もう日が沈んで光だけが空を染めて・・

パチリパチリと撮っていたら
新しいデジカメが「メモリーがありません」と表示・・!?
新しいカメラに付いてきた8MBのコンパクトフラッシュを入れたまま
すっかり前のを持って来るのを忘れて・・
すぐまたホテルを出て大磯、小磯、藤沢と小さな海岸沿いの町に車を走らせて
カメラ屋さんで32MBのを購入・・
ほんとにドジで、ごめんなさい・・

夕食は中華をお腹いっぱい食べたのに
夜中の12時頃、お父さんがラーメンが食べたいと言い出し
今度は海岸を逆の西方向へドライブ・・
ラーメンがあるファミリーレストランじゃなかったけど
小田原のファミリーレストランでお父さんはエビバーガー
私はきのこ雑炊を頼む・・
お店はテーブルごとにインターネット接続のモニターが設置されていて
占いができるというもの・・
様変わりする世の中で知らぬはおばさんばかりかな?・・

真夜中の店内は若いカップルやグループの若者達がほとんどでした。



30日の朝・・



朝7時、起こされて撮った朝日です。



    (ホテルのプールと海)  (ホテルの廊下から見た富士山)  (ホテルの中央付近のプール)



地図を見て鎌倉の大仏と棟方志功版画美術館を見て帰る予定としてホテルを出発

この湘南海岸の道はお正月にマラソンマンが通る道・・
お正月は通行止めになる所で、「お正月でなくてよかった」と言いながら海を見ると・・
小さくちらほらとサーファーらしき姿が・・と思っていたら、
なんとたくさん海にいるではありませんか、
ほとんど波が立っていなかったので、まるで海が銭湯のように皆つかっているようでした。
ボードに乗って波乗りしていた人を発見して、ほーと感心してました。
すると横断歩道をウェットスーツを着てサーフボードを抱えた人が渡っていきます・・
お年は私達よりは上らしき人・・
まるで自宅から出てきたような感じで悠々と普通に渡ってらっしゃる・・
若い時からやってらしたのか、それともあまりのサーファーの多さに
触発されたのか、と思ってしまいました。



鎌倉の大仏様・・




今度のデジカメは録音機能はないけどズーム機能がついてて
大仏様のアップが撮れました。
前のは電池の入れるところがあまくなってゴムで押えて使っていたので
機能によって使い分けが出来る・・
あとはどこまで使えるかが問題・・

棟方志功の美術館に着くと1月6日まで館内整理の為休館と・・
何処に行こうかと地図を見て、この時期休館が多いかもしれないという事で
(年中無休)と書いてある「葉祥明美術館」へ


(葉祥明美術館)

入ってから気づいたのですがこの方の絵本を、選書する時に読んでいました・・

少し大きな個人のお家といった感じの館内では
葉祥明さんの油絵と絵本の中の原画を見ることが出来ます。

淡いトーンの優しい色彩の大きな油絵の中にポイントとなるものが小さく描かれている画風・・

それぞれの絵と一緒にそれぞれの文章が添えられていて
そのどれもが心に響いて
思いがけなく心地よい時をすごしていました・・
絵は綺麗なというよりは崇高な感じさえして
心が洗われるようでした。
ポストカード3枚と本一冊を買って美術館をあとにして。


お昼に立ち寄った手打ちのお蕎麦屋さん

(右の写真はお店の外にあるお手洗いの照明)
九ついどと書いてある看板の入り口を奥に入っていくと隠れ家風に佇んでいて
ちょっとおしゃれで個性的なお店でした。

・・

今回の旅のいちばんは偶然葉祥明美術館に行けた事・・
またこんな思いがけない嬉しいことが待ってる旅がしたいな・・


(葉祥明美術館のおみやげとパンフレット)

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