(2002)
ここはひとり言日記風、落書き風写真など
何でものせちゃおー。コーナーです
◆9月26日◆
ちょっと前にスーパーのレジに並んでいた時のこと・・
前にいたベビーカーの赤ちゃんとおかあさん・・
真っ白い顔のポチャッとした男の赤ちゃんがちょうどこちらに向けていたので
ちょっとあやしてみたくなって百面相ならぬ四、五面相で
目を細めたり顎をしゃくりあげたりしていたら赤ちゃんがニコニコ笑ってくれました・・
見ず知らずの赤ちゃんに心が和まされ、「なんてかわいいんでしょう」、と思っていると
レジを終えたお母さんが赤ちゃんを見ながらこちらにひとこと、
「ありがとうございます」って・・
・・
「なんて素敵なおかあさんなんでしょう」と思っていました。
その一言できっとこのお母さんはお家の中でも赤ちゃんに優しく接して
穏やかに過ごしているんだなーって想像が出来ます・・
・・
ちょっと微笑んだり微笑みを返したりすることはあっても面と向かって
お礼を言われた事がなかったのでちょっと感激していました・・
・・
ちょっと嬉しい体験です。・・
・・
(ベランダのねこの鉢飾り)
◆9月12日◆
お箸を取ってあげたりした時に「ありがとう」っとか、
いつも必ずさらっと言われる息子からの一言が嬉しくて・・
:
五七五七七ならずの
・・おばさんと言われて久しい息子から些細な挨拶いつも欠かさず・・
・・
◆9月11日◆
昨日友としゃれた雑貨屋さんまで久しぶりのウォーキングです・・
少し曇り空でウォーキングには絶好の日だけどそれでも汗はどっと掻いて、
朝10時に出発してお店についたのは10時55分・・
開店と同時に入ったそのお店はアロマテラピーの品から食器、鍋類、アクセサリーから洋服、
インテリア小物から椅子まで幅広く売られていて
高価な物もあるけどちょっと見かけないかわいらしい物があったりと
歩きの疲れも忘れて見ているだけであっという間に時間が過ぎていきます。
・・
夜、早速買った匂いのする蝋燭をお風呂の湯船に浮かせてみました・・
直径14cmの強化ガラスの広口の容器に水をはって
その中に小さな薔薇の花の形に彫った蝋燭を浮かべます・・
蝋燭に薔薇の香りが織り込んであるので
火をつけなくても薔薇の香りがぷーんと匂います・・
とここまではいいのですが・・
いざ蝋燭に火を付けて電気を消し・・
暗いお風呂場で、・・・
・・
湯船のお湯が揺れたとたんガラスの容器は船底にドボ〜ン・・
慌てて電気を付けると
火の消えた蝋燭がぷかりぷかりと浮かんでいました・・
お風呂を暗くして湯船につかりながら
ゆっくり香りを楽しみながら今日の疲れを癒そう!・・なんて・・
湯船の底に落ちた容器の音がとても大きかったので息子が驚いて
「お母さん何してるの?」と心配してくれて
一応の説明をすると
「おばさん楽しい?」と冷ややかな声・・
「楽しいわよ、何事も初めての事って楽しいのよ」と言ってはみたものの・・
写真だけ撮ったら片付けて電気を付けて本を読んでいました・・
あとでよくよく蝋燭の説明書を読んでみたら
容器を湯船に入れて浮かばせる物ではなく
お部屋のインテリアとしての水に浮くキャンドルなのでした・・
湯船にアロマオイルを2、3滴落として入ったりしていたので
狭いお風呂場に置く所もないと思い
てっきりそうするものと勘違いしていたのです・・
まさに新しい事でした・・
(お風呂に浮かんでいる容器の中で浮かんでいる蝋燭)
・・まったくドジです・・・・・
でもやっぱり新しい事をするのはドキドキウキウキですね。・・
◆9月5日◆
農園にある水道で
ジョウロに水を汲んでいると
近くの畑の方に声をかけられた・・
家の畑のオレンジ色の網にふと気づいたとのこと・・
その方の畑に15cmくらいのセロリの苗が3つ植えてある・・
「ぁ、これセロリですね、楽しみですね」
(セロリは一度アブラムシがついて大きくならずにめげた経験がある)・・
「あの方から頂いたんですョ」と・・
畑に来るたびによく見かけては
会釈の挨拶をさせていただいている方・・
「いやー、50本植えたんだけど1週間に一本ずつだめになって・・
蟻がたくさんいてねぇー」と
無口そうな人のイメージは消えて
セロリの事で二言三言言葉を交わした・・
雑草のない、いつも綺麗に整理されている畑・・
畑の玄関先と奥の方に真っ赤な鶏頭の花が1列ずつ咲いている・・
その方の畑です。
水撒きをしていたら
鶏頭の花を手にしてこちらに来る・・
いつも見かけては見とれていた花・・
その方はそんなことは知らないと思うけど・・
私はこの花のこの色が大好きだったんですョ・・とは言わなかったけど・・
・・
初秋の風にふかれて優しさをいただきました・・
お返しに家のモロヘイヤを、と思ったときにはもうその方はいらっしゃらなくて・・
間の悪さを悔いながら
一刻も早くお水に入れたくて
水撒きを終わらすと手も洗わずに
帰りました。・・
◆8月27日◆
秋冬の為に畑を整理した・・
日曜日に一輪車に草かきとレーキ、
15sの苦土石灰と20kgの鶏糞と豚糞の堆肥をそれぞれ積んでいざ畑へ・・
最後の収穫をして
雑草やスイカやトマトやその他もろもろの苗を彼が草かきでとる・・
それをレーキで集めて一輪車に乗せ、
畑から少し離れた専用のごみ箱へ捨てる・・
今年の畑の収穫は去年ほどじゃなかったけど
なぜか去年より充実した感がある・・
まめに雑草を取らなかったし、追肥も少し足りなかったけど・・
今年はこだまスイカがたくさんなったので
それだけでも凄い収穫・・
4年前一人で始めて誰に言うでもなく彼は忙しいからと・・
忙しさは今も変わらないけど、
休みの日は自分から畑に行くようになって
帰りはいつも私の方が言いだす・・
前は5kgの肥料を抱えて蒔いたけど
今度は重たい袋を抱えて彼が蒔いている・・
・・
来週は土を耕さなくちゃー・・・。
◆8月22日◆
本を読みながら
片手に見開きのままの本を持ち
歩き始め・・
カーテンを少し開いてベランダを見る・・
薄曇りの空の下で
花達がぴくりともせずに眠りについている・・
ほっとする真夜中・・
///
(ちょっと前にお友達に描いた絵手紙)
◆8月21日◆
「行って来ま〜す」と小さな声でスーパーのアルバイトへ行く息子・・
久しぶりに息子とデパートに行ったとき
食料品売り場の陳列棚の前でジュースの缶を出し入れしている店員さん
それをじーっと見ている息子・・
自分と同じ事をしているなーと思っている?
そのやり方を確認している?と思いながら
またちょっと息子の成長を見る思いがした・・
レジの店員さんを見て小声で
「俺より遅いな・・」なんて・・
むすこの希望でアルバイトをしている時はお店に行けない・・
でも仕事の話をしている時、いきいきしている・・
今度お店は棚卸をすると言う・・
初めての棚卸で「俺なんか役に立つんだかどうだか」
なんてふざけて言ってたけど
パートさんも全員来て店を閉めてからの一大仕事らしい・・
玄関で「大きい声で言わないで」と言われた声・・
今日も小さく「いってらっしゃい」・・・
◆8月19日◆
少し前に頂いたお友達からの絵手紙です。
・・・元気いただいてます・・
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◆8月7日◆
蓼科、金沢、能登半島と3泊4日の旅をして・・
8月1日、朝からとても暑い陽射しの中、少し早いお父さんの夏休みです。
静かな山波と白樺林を見ながら
緑豊な木立の中に時々薄ピンク色のねむの木を見つけては喜んで・・
登り着いた蓼科の保養所・・
キーワードは静寂・・
虫の音も聞こえない夏木立を眺めての静かな夕餉のひととき・・
ドレッサーもセットのソファーもちょっと高級感漂う広いお部屋・・
窓からのやさしい風が心地よい避暑地・・
朝、保養所の傍に咲いていたコスモスとオオハンゴンゾウ・・
本当は上高地へ行くつもりだったけど
休憩をした道の駅が上高地へ行く人達でとても込んでいたので白川の方へ行く事に・・
だんだん近づくにつれて藁葺き屋根のお家がぽつりぽつりと見えて
集落に着いた時には
白川郷は狭い通路を観光客が所狭しとあちらこちらと行き来していました。
車がようやくすれ違う事ができる通りに人が溢れています。
なにか静かな山会いに不釣合いな人の多さに驚いていました。
集落は全長1キロもないと思われる所の一番端の駐車場に止めて
ただお土産を買って白川郷を後にしました。
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金沢は・・
NHKの番組(利家とまつ)もあっていたるところにその題名とポスターがあります・・
朝一番に兼六園へ・・
まだ観光バスの着いていない名園は清々しい風が吹いています。
金沢城跡の石川門を写真に収めて
(写真を撮るなら今のうちだよってタクシーの運転手さんに教えられて)
案内図を見ながら美しい松の枝振りを見ていました。
総面積は11443565uです。
上の2枚は彼の写真からピックアップ・・
・・
気まぐれ五七五です。
・・・夏の朝 名園を掃く笠の帽・・・
今回は能登一周をしながら観光しようという旅なので
早々に園をでて海岸線の道を行きます・・
少し波があったけど海水浴や釣りをしていた人も見かけました。
能登路の観光もいくつかピックアップして
最初は石川県羽咋市の妙成寺・・
五重の塔と庭園からの五重の塔
北陸唯一の木造の五重塔で栩(とち)葺きの屋根は五重塔としては全国唯一だそうです。
それが何かはわからないけど総高34.18mの江戸時代の物は職人の傑作です・・・
むせ返るような暑さの中しばし心が清められた?かしら・・
穏やかな日本海を眺めながら次にたどり着いたのは厳門です。
海までのほんの僅かな距離だけど洞窟の中は涼しくて少しだけ和みます。
波が浸食してこんな穴を創ってしまったのですね。
高台からの海の眺めもいいですョ・・
次はヤセの断崖・・
断崖にたって下を見下ろすとあまりの怖さに痩せる思いがする?
それで少しは痩せられる?なんて呑気に考えて・・勝手に解釈していたら
現地に着くと立て札にlは昔からこの土地が痩せた土地であったという事と
今では私の勝手な解釈も一つの理由に書いてある・・
歩く所は頑丈な柵がしてあるけど高さが低い為難なく柵を越える事も出来て
好奇心旺盛な私は是非にでも断崖の端に行きたくて覗いてみたくて
柵を越えて行ったのです。
さすがに写真を撮る事は出来なかったけど
這うようにして覗いたら崖の下に飛び出た大きな岩がありました。
その間中彼は私を制止していました。
・・
痩せる思いをしたのは彼でした。
寿命を縮めさせてごめんなさい。しばし反省?
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海岸沿いの奥能登です。
千枚田を見下ろす小さな道の駅で・・
ひとつの田んぼの広さよりその田んぼの高さの方が広い・・のもあって
そんな小さな細長い田んぼが千枚ある?・・
たくさんたくさん今まで田んぼを見てきたけどひとつが一番小さい田んぼだろうか・・
増してこんな高いところにあるのもはじめてかもしれない・・
水を引いたり耕したりする事の大変さは
きっと想像できないだろうと思っています・・
厳門の岩の上に咲いている花と一緒に・・
・・
道路沿いに塩を作っている人を見かけたり
その土地の美味しい焼き魚定食を食べたり
日帰り温泉も2件入って・・
ちょっと強硬軍の観光廻りでした・・
・・
その土地に住む人々の、他の人の日常を知る・・
そこにはその人の日常が繰り返されている・・
そんな日常に触れて・・
日常の積み重ねこそに尊さがあると・・
それが大切・・
と思わされた旅でした・・
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今でもはっきり覚えている夢で
断崖絶壁のちょうどヤセの崖のような所に立って空を見ているの・
目の前の空の真ん中に楕円形の形をした雲があって
雲の内側にはぼかしがかかってその中に綺麗な花畑が写っている・・
花はコスモスのような綺麗なピンクで
あまり綺麗なので覗き込むように体を前にのめり出すと落ちそうになって
思わずカメラを落としてしまい真っさかさまに落ちていくカメラをじーっと見つめている・・
そこで目が覚めた・・そんな夢・・
・・
現実はへっぴり腰で端のぎりぎりまで来て下を覗き込んでいる・・
周りに誰も居なかったから出来たんだけど
怖くてじーっと立ってなんていられなかった・・
・・
「高所恐怖症の人ならソクトウしちゃうね」
「ソクトウ?」
卒倒の言い間違えをして・・
「即答してどうすんねん」
と自分のぼけに自分でつっこみを入れて
あまりの可笑しさに涙を流して笑っていました・・
でも
たまにはこんな風に日常を離れてリフレッシュするのもいいですね・・
気持ちほぐしたら
また頑張ろう。。