南アルプスの光岳以南は深南部と呼ばれ、樹林と笹原の中の踏み跡をたどる原始性の豊かな山域。不動岳は深南部のほぼ中央部にある。山頂付近は笹原になっていて深南部の山としては珍しく良い展望が得られる。一般的な登路は水窪川の支流、戸中川から鎌崩ノ頭、鹿ノ平を経由する。鹿ノ平へは他に北の中ノ尾根山から道無き道を行く縦走路がある。日帰りは時間的に難しいので鹿ノ平で満天の星空と鹿のシルエットを見ながら一泊するのがお勧め。
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