ATOのFM Sakudairaミキサー日記

第4話 SUNDAYOPEN STUDIO


98/10/9 放送分より

ニュースが終わり、10時過ぎには、パーソナリティーの山田潤くんと一緒に「お笑い芸人」を目指している彼(う・・・名前失念)がスタジオに到着し、がぜん賑やかになった。
それともう一つ、今回デビューする私には、Kさんという方が、サポートでついてくれた。心強いことである。

11時5分前。放送開始まで約30分となった。最終の打ち合わせのためにテーブルの周りにメンバーが集まって、進行について打ち合わせ。今回から1時間36分という、長丁場となるサンデー・オープン・スタジオ。何もかも初めての体験のために、みんな緊張している。何とか上手くこなしたい。そんな気持ちでミキサールームに入った。

山田君の希望でエコーをかけるというので、柳沢さんとエコーチェック。おお、ばっちりじゃん。

マイクの音量もテストしなくちゃ・・・。

とやっている間に、オンエア2分前。「あいうえお友達」のコーナーに出演してくれる方に電話をかけて、下打ち合わせ。「ラジオの音は消してくださいね。この後すぐに声がかかるから、そうしたら、話してください・・・。」結構余裕かも?
打ち合わせが終わると番組開始30秒前。緊張しながら、スイッチに手をかける。

そして、定時になり、本番開始!

 テーマ音楽が流れて、音量を下げて、CUE出して、田口さんが喋り始めた・・・・・・・ら、、ありゃ?エコーがかかってるじゃん。おお!さっきテストしたままじゃん!戻し方わからないっす!エコーがかかったまま話を始めているスタジオ内。「温泉の中からお伝えします・・・・」そんなばかなぁ。そんなこんなで約30秒後にようやく解除。ほっとしながら「あいうえお友達」コーナーへ。ここの接続はばっちりいきました。ほっ。そして、リクエスト曲「夜空の向こう」をかけようとボリュームを上げたら・・・・・げげ!1曲目がかかってるじゃん。かけるの11曲目だよぉ(T.T)ぼろぼろです。
さくだいらも開局当時にちょくちょくミスッていたのを思い出します。「ああ、みんな苦労していたんだなぁ。」放送する側に立っ、初めてわかるその難しさ・・・。

その後は順調に番組は進行し、ちょいと曲を出すのが早すぎたところもあったけど、まぁまぁ・・・・・かな、そんな感じで終了した。
「ご苦労様でした。」「お疲れさまでした。」みんなの声が飛び交う中、私のミキサーデビュー戦は終了した。

・今回の失敗
  マイクにエコーがかかってしまった。
  かける曲を間違えた(11曲目なのに、1曲目を出してしまった。)
  田口さんの曲紹介に、曲のイントロがかぶってしまった。

目指せ!ノーミス。

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