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※無断転載を一切禁じます サッカー 日本代表、ルーマニア戦前日練習 9日にチュニスからチャーター便で移動した日本代表が前日練習を行い、フォーメーションの確認とミニゲームで調整した。チュニジア戦で高さをいかした安定した守備を見せた中澤祐二(横浜)が、合流した坪井慶介(浦和)とセンターバックを組むなど、ジーコ監督が「強化のための試合」としたルーマニア戦に向けて体勢を整えた。サイドには、合流した三都主アレサンドロ(清水)、山田暢久(浦和)を入れ、中盤は稲本潤一(フルハム)、小野伸二(フェイエノールト)、中田英寿(パルマ)、中村俊輔(レッジーナ)、FWにはリーグ戦の試合中に目に相手選手の指が入ってチュニジア戦を欠場した高原直泰(ハンブルガーSV)、チュニジア戦で決勝ゴールを奪った柳沢 敦(サンプドリア)が先発することを監督が明らかにした。GK楢崎正剛(名古屋)は試合中足首を痛めてこの日は別メニューでの練習を行ったが、「明日は大丈夫だろう」と監督は話しており、もし不安があれば川口能活(ノーシャラン)が先発することになっている。 ジーコ監督「これだけの歓迎を受けて大変嬉しく思っていますし、日本のサッカーが今なしえている現実をふまえてしっかりとした戦いをしたい。今日4人が合流し、チュニジア戦とは違う、いつものメンバーでの戦いになるだろう。とにかく明日も、結果と内容その両方を問いたい。代表である限り、どの試合でも絶対に結果が必要なのは言うまでもない」 中田英寿主将(テレビ用の会見にて)「これほど盛り上がっているとは思わなかったので、ルーマニアが(親善試合の)相手で良かったと思う。代表での戦いは見たことがないのでよくわからない。(パルマでプレーをしたムトゥについて聞かれて)ずっと一緒にやっていたので今さらどうこうはありません。チュニジア戦はもう終わったこと。今回も勝利をしたいと思います」 中澤佑二「出たら頑張ります。まだまだ難しいところはあるが、とりあえず与えられた仕事をしっかりとやり遂げたい。チュニジア戦は押し込まれながらもいい形で勝つことができたと思うし、最低限やらなくてはいけないことができた試合だった。(次もまたチャンスがあれば)コミニケーションをしっかり取り合っていきたい」 中村俊輔「ルーマニアとはやったことがないので、これからビデオを見ていろいろ決まると思う。いい試合になると思うし、守る時間が長くなるから、守る時間はしっかり守って、攻めるときはカウンターとか、攻撃にメリハリをつけていかないといけない」 高原直泰「チュニジア戦は見ていませんが、とにかくチームが勝てるために貢献するだけです。チーム全体としてやること、個人としてやること、その両方をしっかりとやる。目は大丈夫です。(柳沢との2トップは)動きが重なることなくいい攻撃になるようにお互いを生かしたい」
(クラブ・ディナモスタジアム)
天候:晴れ、気温:17度、湿度:40%
ルーマニアは現在、欧州選手権のグループリーグの最終結果を待っているが、現時点では進出は難しく、この親善試合が新しい若いチームを試す上で重要な試合となるため、報道陣の数も多く、注目も非常に高くなっている。
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