※無断転載を一切禁じます 陸上 ◆◇◆現地レポート◆◇◆ 第9回IAAF世界陸上競技選手権パリ大会 世界陸上第8日目に行われた男子マラソンに、日本からは油谷 繁、佐藤敦之、尾方 剛(いずれも中国電力)と清水康次(NTT西日本)の4選手が出場。油谷が今季自己ベストの2時間9分26秒で5位に入賞した。 ◆男子マラソン レース後のコメント
尾形「ダメでした。力がないです。ペースの上げ下げが思った以上に足にきていたのかもしれない。集団があまりにも大きくて、いい位置がキープできなかった。もっと前にいたほうがよかったと思う。入賞しなければならなかったレースだと思う」 佐藤「トップ集団が出た時に、ついて行くことができなかった。後半勝負だと思っていたのですが、30キロからののぼりに対応できなかった。夏のレースで(気温は涼しいが)10分台が出たことは収穫にしたい」 清水「世界選手権3度目の正直がなりませんでした。初めから体が動かなかった。8月一杯とされる世界陸上後の契約(NTT西日本)も、今はわからないので、帰ってからの話です」
第8日
(フランス・サンドニ、スタッド・ドゥ・フランス)
また、二百メートルの銅メダリスト、末続慎吾(ミズノ)は出場しなかったが、男子の四百メートルリレー予選で日本は38秒77で2組3位となり、夜7時25分から行われる準決勝に進出した。
油谷「最後は4位のイタリア選手についていけば、3位に追いつけると思った。前回よりも、メダルは近いところにあったと実感できた。これで、2度のチャンスをもらったと思って、これから国内の選考レースでがんばりたい」
■第9回世界陸上競技選手権 男子マラソン
順位
選 手
記 録
1
ガリブ(モロッコ)
2:08:31*
2
フリオ(スペイン)
2:08:38
3
バルディーニ(イタリア)
2:09:14
4
チャイサ(ポルトガル)
2:09:25
5
油谷 繁(四国電力)
2:09:26*
10
佐藤敦之(四国電力)
2:10:38
12
尾方 剛(四国電力)
2:10:39*
21
清水康次(NTT西日本)
2:13:19
※*はコース新記録、*は今季自己ベスト。
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