2003年8月25日

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陸上

◆◇現地レポート◆◇

第9回IAAF世界陸上競技選手権パリ大会
第3日
(フランス・サンドニ、スタッド・ドゥ・フランス)

 男子百メートル走では2大会連続、3度目の準決勝進出を果たした朝原宣治(大阪ガス)は準決勝1組目に登場し、10秒42で7位となり4度目の世界陸上で悲願の決勝進出はならなかった。
 また男子ハンマー投げでは、前回のエドモントン大会で銀メダルを獲得した室伏広治(ミズノ)が5投目に80m12を記録し銅メダルを獲得した。

朝原宣治「準備ができていないままスタートしてしまった感じで、しまったと思い必死で追ったがダメだった。スタートでリアクションタイムがあんなに遅かったことはない。冷静に行ったはずなんですが、油断でしょうか。今季はあまりタイムがよくなかった中で、なんとか調整をして準決勝まで来られたことを収穫として、来年のオリンピックに成果を出したい」

室伏広治「やることはやった。ここまでたくさんの人がサポートしてくださり、感謝しなくてはならないと思います。みなさんのサポートのおかげで自分を奮い立たすことができました。いつでもベストを尽くすと言うことを考え取り組んでいます。右肘の痛みはありませんでしたが、もう少し練習ができていたらなあとは思いました。(これで日本陸連の規程によりアテネ五輪の代表第1号となったことについて)それは大収穫です。ちょっとうれしいな。さらに記録を出せるよういろいろと考えていきたい」



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