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※無断転載を一切禁じます サッカー JFA会長の新愛称は「キャプテン」 日本サッカー協会・川淵三郎新会長がかねてから公募、検討していた「愛称」が12日の理事会後(都内ホテル)、会長から発表された。愛称は「キャプテン」。 理事会の協議では、これまでトルシエ監督率いる日本代表を支援してきた岡野会長を責任者とする「強化推進本部」はなくなり、一方で、代表、監督の評価を行っていた「技術委員会」を一新。委員長に田島幸三氏が就任し、副委員長に鹿島アントラーズの広報、野見山 篤氏、委員にU−21監督の山本昌邦氏、加藤 久氏、女子日本代表監督の上田栄治氏、林 義規氏(私立暁星高校)、須藤茂光氏(JFA)、山下則之氏(Jリーグ)、また同委員会アドバイザーにジーコ代表監督、岡田武史・元日本代表監督が加わった。これまでの日本代表の後方支援は別組織が行ってきたが、こうして一体化させ、代表強化に関するすべてのノウハウを一か所に集中させることで、年代を超えての強化を、ソフトでもハード面でもよりスムーズにすることが狙いとなる。 川淵三郎キャプテン「チェアマンを辞めてみなさんに挨拶状を書いた際に、募集してますと案内をしたところ、こうしたのはどうか、と提案をいただいたものもあった。“サッカー協会会長"という呼び名も、実際は全国で市町村の数だけあって、3000くらいになる。それだけの登録を取りまとめている団体の者として、キャプテンという呼び方が自分にはふさわしいし、スポーツの団体としても親しみを抱いていただけると思う。呼び方がどうだ、とチェアマンの時にも言われたが、やはり2年もすれば、この呼び方が定着し、リーグそのものの考え方も理解してもらった。そういう象徴としての呼び方なので、みなさんにキャプテンと呼んでもらいたい。また、平田専務も、この若さで専務理事なんて合わないので、英語の「ジェネラルセクレタリー」=GSと呼んでください。GSっていうのは、ガソリンスタンドのことらしいから、まずはガソリンスタンドを思い浮かべてから、そうか平田専務理事かと、呼んでくれればいいと思う」
(東京・都内ホテル)
「サッカー協会全体でも、各団体で、例えば、世田谷サッカー協会会長といった風に、3000人近くの“会長”がいる。こうした中で、それらをとりまとめて行く役目として、こういう愛称で読んでもらいたい、みなさんに定着していけばうれしいなと思う」と、約50件の応募の中には、「ボス」「ゴッドファーザー」「ガバナー」といったものがあったことも明かしながら、「偉くはないし、チェアマンのときもそうだったが、最初は違和感があったけれど、2〜3年もすれば呼んでもらえると思う」と、川淵キャプテンは話した。
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