9月10日

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サッカー

日本サッカー協会
創立80周年記念パーティー、常務理事会

(東京)

 日本サッカー協会は1921年9月10日の協会設立(当時は大日本蹴球協会)から80周年を迎え、この日、都内の東京プリンスホテルで関係者数百名を集めて記念パーティーを行った。
 それに先立って常務理事会が開かれ、これまで大会ごとに私的な親睦団体として存在していたそれぞれの日本代表の集まりを初めて統一し、「日本代表、OB会」を発足させることを決めた。日本代表OBはこれまで、メキシコ、東京の両五輪や、森孝慈元監督のもと集まるなどしていたが、今回80周年を記念し初めてこれらをまとめていく。対象は、過去FIFA(国際サッカー連盟)、JFA(日本サッカー協会)の国際公式大会に登録されたことのある、女子も含めてのA代表選手全員で、おおよそ400人ほどになるという。代表のスタッフ、コーチらは入っていない。最長年齢は、ベルリン五輪代表時のメンバーになる。
 世話人を務めることになった大仁邦彌・技術委員長は「交流と親睦、日本代表のサポート、普及、技術を活かしたサッカー教室など、国際交流を目的として行きたい」と話し、第一回の会合は11月7日に行い、その後は1年に一度の総会を開催していくことになった。
 また常務理事会では、AFC(アジアサッカー連盟)に対して、2004年U-17選手権の開催、2003年フットサルアジア選手権、2005年女子選手権の3大会の開催地として立候補することを決定。また1979年の、マラドーナ、ディアスらアルゼンチンのスーパースターを生んだ大会以来となる、ワールドユース2007年大会への立候補を検討することになった。
 9月30日から欧州遠征でセネガル、ナイジェリアとW杯への出場を決めたアフリカ2 ケ国と親善試合を行う日本代表の合宿は24、25日に行われることがすでに決まっている。この合宿はナビスコ杯の試合を残す4チーム(鹿島、横浜FM、磐田、名古屋)の代表メンバーは不参加とする方向で検討されており、常務理事会で報告された。合宿のメンバーは18日に発表され、遠征メンバーは26日に決定することになっている。なお現在、トルシエ監督は欧州で視察を行っており、イタリアから10日に帰国する。



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