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※無断転載を一切禁じます 世界陸上 末續慎吾(東海大)、藤本俊之(東海大)、松田 亮(広島経大)の3人が出場し、そろって1次予選を通過した男子200メートルで2次予選が行われ、末續慎吾は20秒48で4着となり準決勝に進出。またレース途中まで5着を走っていた藤本俊之は、前を行くアメリカのクレイが途中で棄権したため4位に繰り上がりそのままゴール(記録は20秒78)。ラッキーながら準決勝に進出した。 男子200メートル準決勝進出を決めた末續慎吾「コーナーの出口で2番だったので、キープ、キープと余裕を持っていこうと思ったら、途中並ばれて4番となった。けれども次のラウンド……、と考えながら走っているので準決勝では思いっ切りいきたい。午前中(の1次予選)からここまでかなり時間が空いてしまって、本当は眠りたかったけれども体がだるくなるので眠らないようにしていた。準決勝まできたので、あとは思い切りやるだけです」 男子200メートル準決勝進出を決めた藤本俊之「ビックリしました。頭の中が真っ白です。2次予選までのつもりでしたんで、レース前、末續に『準決勝までがんばって』と肩を叩いて送り出したところだった。コースの途中でアメリカのクレイが足を痛めたのが見えて『やっべぇ』と思った。前に3人しかいないじゃないですか。もう一度切り替えて、最後まで走った。こういうこともあるんですね。本当に準決勝に出ちゃっていいんでしょうか(笑)」 女子走り幅跳びで11位となった池田久美子「スピードとパワーが違っていました。12人の中で私が一番小さかった。いろいろと勉強になりました。こういう大会は初めてで、緊張すると思っていたんですが、思い切りできたことで次への自信になります 男子110メートル障害で1次予選を通過した内藤真人「運がよかったです。世界チャンピオンのアレン・ジョンソン(米国)と一緒に走れただけで非常にうれしかったし、(400メートル障害で2次予選に進んだ大学の先輩・為末に)アレン・ジョンソンと走れるんだから思い出づくりができたじゃないか、もう思い残すこともないだろう、とレース前に言われていたんですが(笑)。2次予選では自己ベスト(13秒65)を狙っていきたい。今の体調なら日本記録(13秒55)も狙えるんではないかと思う」 男子200メートル障害で1次予選を通過した為末 大「朝が早くて心肺機能が動かず、とてもきつかった。コーナーがきつい(※末次は第1コース)。前半から非常によかったです。今日は雨でとても寒く、朝6時にホテルの外に出たときにはどうしようかと思った。今日はあくまでも決勝進出を狙っています」 女子10000メートルで9位と入賞まであと一歩だった岡本治子「本当に悔しいです。ここまで遅いペース(最初の1000メートルが3分22秒)になるとは思わなかったし、やはりラストのスピードの変化にはついていけませんでした。これは本当にいい経験になったので、これからにいかしていきたいと思う。マラソンを目指したいと思っています」
世界陸上エドモントン大会期間中、sportsnavi.comでコラムを連載します。ぜひ、そちらもご覧ください!
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