5月12日


マリオン・ジョーンズの会見より
(大阪市内のホテルにて)

国際GP大阪大会で100mと幅跳びに出場するマリオン・ジョーンズ。/撮影・KM
 あす13日、大阪長居陸上競技場で、陸上の国際GP大阪大会が行われる。国際陸連では1985年からグランプリサーキットを始め、欧州を中心にして各種目でポイントが競われる。今年はすでに3月からグランプリ2のカテゴリーが始まっているが、大阪はグランプリ1のカテゴリーでの初戦となる。
 海外の選手にとっても重要な大会のひとつであり、13日は昨年のセビリア世界陸上で4冠に挑みながら200メートルで腰を痛めて途中棄権したアメリカのマリオン・ジョーンズが、夫のC.J.ハンター(砲丸投げ)とともに出場。100mの世界記録保持者(9秒79)のモーリス・グリーンも出場する。12日は、大阪市内のホテルで会見が行われ、ジョーンズは「復帰してからのいい感触を大阪でつかんで、選考会(7月)、シドニーにつなげたい」と話した。100mと幅跳びにエントリーしている。日本選手にとっては、シドニー五輪選考会も兼ねており、すでに代表を決めている400メートル障害の山崎一彦(デサント)らが外国選手に挑戦する中で好記録をマークできるか注目される。

BEFORE LATEST NEXT