4月24日


スポーツ振興くじ(サッカーくじ)ネーミング、ロゴの発表
(港区虎ノ門大和銀行虎ノ門ホール)


大和銀行虎ノ門ホールでロゴと名称の発表が行われた。撮影MM
 来年からの実施を目指すスポーツくじのネーミングとロゴが、委託金融機関の大和銀行と主体となる文部省の日本体育・学校健康センターから発表された。
 名称は、世界的にもすでに浸透している「トト」で、ロゴはひまわり色に黒の文字と、サッカーボールをかたどったものとなり(デザインは大貫卓也氏)、その下には「FOR ALL SPORTS OF JAPAN」と、サッカーだけではなく日本のスポーツ界全体への振興をイメージさせるものとなった。
 くじは今後10月から11月にまずJ1の2チーム(清水と磐田)がありサッカーへの認知度が高い静岡でのテスト販売を行い、それを実地の体験データとして来年のJリーグ1stステージでの実施を予定している。
 対称試合は13試合(今後J2が加わっても当面は13試合のみを対称にする)で、当選は3等(2試合外れ)については自動振込みの制度を設けており、1等(全試合的中)、2等(1試合外れ)は高額になるケースもあるため委託をされている信用金庫での対面、確認作業の上支払われる。
 くじは一口100円で1万円(100口まで)が上限とされる。18歳未満の購入が禁止されているが、当選の限度額は1億円とされ、もしそれを上回っても差し引き分を次回のストックとあてるなど、どちらかと言えば「寄付的」な色合いが濃いものとなっている。
 今後、くじを財源としてスポーツ振興に具体的にどう活かしていくかも検討していくことになる。


「スターティング・オーバー」

 シドニー五輪女子マラソンの選考で好成績を収めた弘山晴美(資生堂、2時間22分56秒)が24日、米国の準高地ボルダーから帰国した。弘山は、夫でコーチの勉氏とともに3月下旬に渡米。マラソンの代表からは漏れたものの、5月7日の水戸国際で10,000mの代表の座に再チャレンジするためにコロラド州の標高1,600メートルにあるボルダーで高地練習を行っていた。
 成田空港に到着した夫妻は、「色々と難しい面はありましたが、それでも水戸に向かっていい練習は積めた。なんとかベストをつくして結果を出したい」と話した。弘山は現在、1,500メートル、3,000メートル、5,000メートルの日本記録を持つ。10,000mでは23日の兵庫リレーカーニバルでも、川上優子(沖電気宮崎)が標準記録の32分30秒を突破する31分47秒28で優勝、代表の座をほぼ手中にしている。

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