前ページからの続きです。
さあ、これでいよいよ、テイクオフです。


緊張する一瞬ですが、あまり力まずに、左右のライザーに均一に力がかかるようにします。
この時、無理に立ち上げるのではなくて、風の力を利用して立ち上げるのがコツです。
また、キャノピーの中央の延長線上に立つことも大事です。
風が弱いときには、この写真のように中央を誰かに持っても
らうと、楽に立ち上がります。


重心を前方にかけるようにして、キャノピーが立ち上がり始めたら、走り始めます。
この時初めから全力で走らないことが大事です。
キャノピーが70度から80度位の角度まで立ち上がったところで、持っていたライザーを離し、次にキャノピーが前に行きすぎないように、
ブレークコードで軽く押さえます。
この、ライザーを離すタイミングとブレークコードで押さえるタイミングがなかなか難しい。


その後、ちゃんとキャノピーが風をはらんで形成されているか、ラインに絡みがないかを確認した上で
(確認は、目ですることが一番です。すなわち顔を上げて一度上を見ることが推奨されています。ただ、これは慣れてくると、キャノピーの走り出す方向・力のかかり方等で、体感できるようになるため、全てのフラ
イヤーが皆いちいち上を向いて確認しているわけではありません。)
全力で走り出します。
ここが大事です。全力で走り出して、揚力がしっかり感じられるまで走ることを止めない。
#揚力とはキャノピーが持ち上げられる力のことです。
中途半端な揚力で走るのを止めて、ハーネスに座ると、たいてい揚力不足でスタ沈します。
(スタ沈とはテイクオフに失敗することの総称です)

