もともと今回の旅は、長年興味のあったこのさざえ堂観たさでした。
ここは白虎隊で有名な観光地なので、一般的にさざえ堂の存在感は高くないと思われます。
一緒になった入場者も「だからかサザエなのかぁ」と感心してサラバ。5分もあれば回れますし。
しかし、当時(18世紀末・江戸時代後期)としては世界的に類例のない建築物です。
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→ 会津温泉旅行 1[木賊温泉編] 2008年9月1日
→ 会津温泉旅行 3[左下観音堂編] 2008年9月2日
▲白虎隊で有名な飯盛山。さざえ堂は単体で存在してるわけではない。
▲特色は…。知らない人にはピンとこないですが、後でわかります。
▲ひたすら上がる。基本的にこれだけ。
かつては三十三観音を一度に巡礼できるお堂として重宝されていましたが、
明治維新の廃仏毀釈で全像が取り外されてしまいました。
▲つまりこういう構造です。二重螺旋。当時(18世紀末)としてはあり得ない発想。
▲各階には[上り]←→[降り]をワープできる通路がある。
しかし狭くて通れない。床も薄く抜けそうで怖かった。
▲堂内は無礼なラクガキだらけでした。この貼り紙は降りて最後の出口に。
入り口に貼った方がよいのでは…。
▲天井見るとところどころに釘が出ていた。これは長い方(苦笑)。
外人だと頭が流血するかも。
このように整備がぞんざいなとこが廃寺らしい(?)。
個人的にはノープロブレム。
以上です。
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→ 会津温泉旅行 3[左下観音堂編] 2008年9月2日