■ 主な装備品とT−TOPとの違い ■

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  ヴィヴィオ&プレオ(その2)

ヴィヴィオGX−Tの主な装備品の紹介です。
あわせて、T−TOPとの違いも説明します。


●1999-04-18:新製   

■ 主な装備品・エクステリア ■

<リヤキャリアが標準装備/3分割ルーフはトランクに収納/ハイマウントランプ付き>
トランクフードにはキャリアが標準装備
リヤビューの全景3分割ルーフは専用カバー&ベルトで収納トランクを開けたところ。ハイマウントストップランプも標準。

外観上のポイントとなっているのは、何といっても独立したトランクフードの上に装備
されているキャリアだと思います。 実際にキャリアとしての実用性は 「?」 ですが、
ちょっとした荷物を一時的に置いてみたり、あるいはトランクフードを開閉するときの
ステー代わりとして使う際に便利です。                          

トランクを開けると、3分割ルーフを収納するための革製カバーと、固定ベルトが現
れます。ルーフパネルは上下3段に重ねて収納するようになっています。 トランクフ
ードの上端(リヤウィンドウの下端)には、ハイマウントストップランプも標準装備され
ています。これは、トランクを開けた状態でも後方から確認できる位置にあります。

その他の外観上の特徴としては、各ドアの後方に 「GX−T」 のレターマーク(ステ
ッカー)が付く点、リヤガーニッシュ(赤色)が付く点でしょうか。 足元では、GX系の
 アルミホイール、フロント側にはフォグランプが標準装備されています。        

■ 主な装備品・インテリア ■

<オプションのKENWOODコンポ/MSCなのでタコメーター付き/電動ミラー&RウィンドウSW>
オプションのKENWOODコンポ   MSCなのでタコメーター付き   電動ミラー&リヤウィンドウ付き

ノーマル状態では、確かオーディオレスだったと思います。そこで純正オプションの中から
KENWOODを選びました。「1DIN×2段」 のCDコントロール・チューナー・デッキ・アンプ
です。より高性能な市販モデルもありましたが、ビルトインで4スピーカー化するためには、
専用のリヤスピーカーセット(六角ボルトやカーブドグリル付き)を購入しなければならない
ため、結局ヘッドユニットも純正OPにしました(写真左&下の欄の写真右)。       

インパネは、MSC(スーパーチャージャー)仕様なのでタコメーター付きです。ECVTのみ
の展開なので、シフトインジケーターも備わっています(写真中央)。 基本的に装備はGX
グレードと同一ですので、PW、電動リモコンミラーが付く点などは共通です(写真右)。 
 よって、写真にはありませんが、フロントシートは落ち着いた色のバケットタイプになります。

他のヴィヴィオはどうか分かりませんが、GX−Tで不便だったことは、夜間、ルームランプ
をドア開閉連動モードにしても、運転席側のドアしか連動しない点です。そう、助手席側の
ドア開けてもルームランプが点かないのです。この辺に 軽自動車としてのコストダウン策
を感じてしまいます。                                         

■ 装備品・その他の特徴 ■

<大人も乗れる4シーター/SVX用シートベルトステーを流用/車両全体を上から見たところ>
狭いが大人も乗れる4シーター   
SVX用シートベルトステーを流用   車両全体を上から見たところ

写真左は、リヤシートの様子です。シートの存在自体が 「装備」 と呼べるかどうか分かり
ませんが、イザという場面で大人が4人乗れるのとそうでないのとでは、全然違います。
ちなみに我が家では、リヤシートも時々利用していました。もちろん、短距離ですが大人
4人で乗ったこともあります。3人までなら、大人でも長距離ツーリングは可能です。   

写真中央は、SVX用のシートベルトステーを流用して、ベルトのタング(先端の金具)が
前方に位置するように改良してみたところです(このような装備は標準ではありません)。
GX−Tは3ドアなので、前席に座った状態ではベルトが(シートよりも)後ろにくるため、
毎回身体を反転させながらつかみ取る必要があったのです。 これはとても不便でした。
そこで他車品流用による自己流の改良を施したわけです。ドア自体が前後に長いとBピ
ラーも比較的後方に位置することになり、必然的にシートベルトの支点が後方に位置す
るのですね。3ドア車の宿命です。                                

写真右は、フルオープンにした状態で車両全体を上から撮影したものです。リヤシートの
後方左右(画像では右端の上下)に、スピーカーグリルがついているのがお分かりでしょ
うか? リヤスピーカーは、後席シートバックの上面のR部(カーブしたところ)に取り付け
られるのです。写真左では、リヤシートベルトの支点(ウィンドウの下端)の黒い部分が、
SPになります。                                           

■ T−TOPとの違い ■

新車解説書によると、GX−Tは 「T−TOPと明確に差別化された別シリーズとして開発
しました」 とあります。以下に、その主な仕様上の相違点を述べてみましょう。     

項目 変 更 内 容
  GX−T T−TOP(参考)
諸元 ・最低回転半径 4.9m
・10-15モード燃費 17.0km/L
・60km/L定地走走行燃費 25.1km/L
・圧縮比 8.5
・最高出力 64ps/6400rpm
・最大トルク 8.6kgm
・タイヤサイズ 155/65R13
・13インチアルミホイール
・フロントベンチレーテッドディスク
・フロントスタビライザー
(4.5m)
(MT=19.6、ECVT=18.8)
(MT=30.3、ECVT=26.8)
(10.0)
(MT=52/7200rpm、ECVT=48/6400rpm)
(MT=5.5/5600rpm、ECVT=5.6/4000rpm)
(135SR12)
(12inch+フルホイールキャップ)
(フロントディスク)
(フロントスタビ無し)
外装 ・フロントマスク(MSC用)
・ハロゲンフォグランプ
・エアダム一体大型樹脂カラードバンパー
・デュアルパイプマフラーカッター(MSC用)
・「T−TOP」リヤオーナメントを廃止
・「GX−T」ラベルをリヤクオーターに新設(SUPER CHARGER 表示付き)
内装 ・スピードメーター&タコメーター(MSC用)
・シート生地(GX−T専用)
その他 ・エアコン新冷媒(R143a)対応
・ボディカラーはブライトシルバーとピュアブラック(T−TOPはレッドとグリーン)

外観上の大きな相違点は、ボディカラー、フロントマスク (含むボンネットスクープ)、
タイヤサイズ&アルミ・・・というところです。内装での大きな変更点は、やはりシート
生地でしょう。T−TOPは派手めのポップな柄ですが GX−Tは落ち着いた柄です。
一説には、前者が女性的、後者が男性的とも言われています。その他は、スタビラ
イザー有無だとかブレーキがベンチレーテッドかソリッドか、などですね。      

このページでは、主な装備品とT−TOPとの相違点について述べました。
次ページ以降では、トラブル履歴や査定額の格差について述べます
(予定)


■ ヴィヴィオ&プレオ INDEX ■
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