アキレス腱の炎症が治りかけているときにランニングするには

アキレス腱の炎症に限らず、怪我をしている時は怪我のし始めはさすがに痛い度合いが強いので静かにしていますが、 ちょっと痛みが治まってきたかなって頃に、「また走りたいな」と思っちゃって、 いつものつもりで走って、「やっぱり痛い。再悪化(ぶりかえし)だ」ということがよくありました。
それは、怪我の前の記憶が鮮明で、その時の痛くない状態と、痛みが完全に治まった時の状態を ”同じだ”と思い込むからいけないのです。
「痛みが治まった」という思いの中には、 「厳密にホントに厳密に言えばまだちょっと痛いかも」という冷静な思いを押しつぶす 「もう完全に治った」との思いたい思い込みがあるものです。
だから、冷静に考えれば無理なのに、無理じゃないと思って無理しちゃうんです。

だから、再び走り始めるときには、時間を区切りましょう。
最初は30秒だけ走ってよいとするのです。
それから1日ずつ、三日目までは30秒限定。4日目33秒限定、7日目ぐらいまで前日の10パーセント増し限定。10日目ぐらいまで徐々に徐々に走る時間をのばしていくのです。
目安としては、1日過ぎたからといって一気に走る時間は増やさず、
1パーセント刻みの増分で増やしていくぐらいの気持ちです。
1ヶ月ぐらいは1ヶ月経っても10分間ぐらいまでしか走らないというつもりぐらいでも丁度良いと私は思います。
ウォーキングなら、ランニングより負荷がだいぶ小さいので、
ランニングを1分するかわりにウォーキングをその10倍くらいというのもよいと思います。
そして、ランニングもしくはウォーキングの後には必ずアイシング
これで、いまのところ顕著な再悪化には至っていません。

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