| 日時 |
1999/11/2 |
| 銘柄 |
カリュアド・ラフィット・ロトシルト96(demi） |
| フランス＞ボルドー＞ポイヤック村/赤 |
| 購入店 |
やまや |
| 価格 |
2980円 |
| コメント |
 紫がかった、輝きのある濃いガーネット。ジョンブ中程度。
香りは強めでピーマン、野菜の茎、ほこりっぽい香りなど、若い カベルネ系の特徴的な香り。しばらくおくと、ブルーベリー、カシス。 チョコレートやコーヒーの樽香も出てくるが、
総じて若めの未熟な香りが主体。アタックはやさしく、まだ硬いつぼみのような果実。 タンニンは手強く酸はしっかりしており、各要素がまだ融合していない
印象。ボリューム中程度。余韻は短め。 【68】 |
総評/
雑感 |
やまやでハーフ2980円で売っていたので、思わず３本購入。ところが、ところが…96年という素晴らしい年でもあり、ラフィットのセカンドということでもあり、期待していたのだけれど、このワインには全く失望させられた。あまり出来のよくない安いボルドーの典型といった感じで、青っぽい茎の香りが主体でタンニンがガチガチ。デキャンティングしても印象は変わらない。開けるのが早すぎたというのはあるのだろうけど、置いておいたら本当によくなるのだろうか？
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店内暗く色はよくわからず。たぶん濃いガーネット。
凝縮された複雑な香り。 カシスリキュール。ベリー系ジャム。 黒胡椒、丁子、甘草、湿った土。樽からのバニラ、ココアなど、複雑さが出始めていて、華やか。アタック強め。力強い果実としっかりしたしなやかな酸。
ボリューム感あり、果実を噛むような印象。 タンニンは木目細かく上質。 アフターにはスパイスのフレーバー。余韻長く、すばらしい。【87】
エッジにオレンジがかった、輝きのある明るめのルビー。
カシス、ベリー系ジャムの果実香とタバコ、消し炭などのやや 野太い香り。ミントやバニラなどのニュアンスもある。 豊かな果実香が特徴で、テンプラニーリョ特有の香りはひかえめで
万人受けしそう。アタックはまろやかでデリケートかつソフトな口当 たり。 果実はよく残っていて、酸はやさしくまろやか。 タンニンのきめは細かくやや独特のメンソールっぽい（薬っぽい）
後味が気になったが、時間と共に薄れてきた。