たまたま信濃屋に買い物に行ったら上記の銘柄の試飲だったので、飲んでみた。色は縁にややオレンジの入った濃いガーネット。香りは黒系果実、湿った土やなめし革、レバーなどの香りもあるが、インクやしょう油の様なやや不快な香りを強く感じる。味わいはしっかりした収斂性の残る夕ンニンと強めの酸が果実味をマスキングしている。航空便と書いてあったが、あまり状熊良いとは思えない…。【A】
エノテカを覗いてみたら、クレールミロンとバロンヌフィリップの結構古いビンテージのハーフが売っていたので、試しに購入。一本当たりの価格は3000円〜5000円程度だったけど、まとめ買いしたら結局２万円超に。
定評あるドルーアンのボーヌ・クロデムーシュ。白の方が有名だけど、今回買ったのは赤。色はやや淡めの透明感あるルビー。ラズベリー、チエリーなどの豊かな果
実香中心。回すと紅茶やスパイスのニュアンスも。味わいはやさしいがしっかりした果 実味をまず感じ、後からさわやかな酸とわずかな苦み。タンニンは丸くボリューム、コクは中程度でアフターには甘みを伴い余韻はやや長め。ある種模範的なスタイルの若いブルゴーニュ。【A+】
前述の通り、エノテカでハーフをまとめ買いしたもの。リコルク。
かってに比べると高くなってしまったカリフォルニアのピノノワールだが、今時有名銘柄のリザーブものが3000円台で手にはいるとは貴重。
「Ch.ムートンロトシルト」のバロン・フィリップ・ロトシルトが作る普及クラスのワイン。資格試験のためにも、日頃飲まないものをと思って購入。色はやや緑がかった薄い黄色。香りは青草、ハーブ、青りんご。味わいは強めのアタックからキリリとした酸味とフレッシュな酸を感じ、ボリュームはややスマート。アフターにかけてロ中に残る苦みが強め。