1999年4月のワイン
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月の半ばにUS出張があり、ワインを7本ほど購入。しかしそのほとんどがフランスワインというなんだかよくわからない買い方をしてきた。(^ ^;

日時 1999年4月28日
銘柄 ジョゼフ・フェルペス シャルドネ95
米>カリフォルニア>ロスカーネロス/白
購入店 やまや新宿店
価格 4000円
コメント 同じ造り手のカベルネを以前ドミナスで飲んで印象が良かったので、白を購入してみたのが、昨年の今頃。ひと夏越してしまったので、やや不安があったが…色はやや黄緑がかった濃いイエロー。香りはかなり熟成香が出ている。ナッツ、ハチミツ。黄色い花、洋ナシ。ボリューム感はあまりない。酸味が立ち気味で後味にやや不自然な苦みを感じる。熱のせいか、もともとこういうワインなのかちょっとわからないけれどいずれにせよ、期待はずれだったのには変わりない。
【B】
日時 1999年4月24日
銘柄 Ch.ボールガール 90
仏>ボルドー>ポムロール/赤
購入店 成城石井
価格 5600円(当時)
コメント これも我が家でもっとも古いワインのひとつ。セラーを買う前に購入しているので、状態はかなり心配だったが…
色は濃いルビーでエッジにはオレンジが入る。色調はやや不透明感あり。香りはプラムなどの果実香に続いて、ジビエ、なめし革などの熟成香やスパイスの香り。味わいは凝縮感があって、まず甘みすら感じる豊冨な果実味を感じる。タンニンはきめ細かく溶けこんでいて酸も丸くおだやかで、全体に角のとれたまろやかな味わい、それでいて骨格がしっかりしている。すばらしい。
【 A++ 】
日時 1999年4月14日
銘柄 Ch.ピション・ロングヴィル・バロン94
仏>ボルドー>メドック2級>ポイヤック/赤
購入店 やまや
価格 4980円(当時)
コメント 我が家に保管してある中でもっとも古いワインのひとつ。常温でふた夏越しているので、状態が心配されたが、結果は上々。色は濃いガーネット。香りはカシスリキュール、甘草、木の根、湿った土。味わいは果実と酸のバランスがよくタンニンはやや収斂性を残しているが、以前飲んだ時に比べてずっと角がとれている。翌日はさらに丸くなりエレガントに。
【 A++ 】
日時 1999年4月12日
銘柄 Ch.シトラン 91
仏>メドック>オーメドック地区/赤
購入店 取引先との酒席にて。
価格 6000円(店での価格)
コメント おしゃれなラベルと、日本企業が保有していたことで知られるシトラン。以前飲んだ94はタンニンガチガチの厳しいワインだったが、これは全く別物。91という難しいビンテージながら非常に良く熟成されている。色はオレンジのかかったガーネット。縁は特にオしンジ色が目立つ。ディスクはややうすめ。香りはカシス、プルーン、しばらくして甘草や土の香りも。アタックから果突味を感じ、このビンテージにしてはボりュームも感じ、タンニンはすでにとけ込んで、酸味もおだやか。余韻には旨みをともなった果実。 巷で安く買うことができるなら、ぜひ買いたい。
【A+ 】
日時 1999年4月7日
銘柄 ニュイ・サンジュルジュ・ブーズロ 96
  (D・ローラン)  
【A-】9980円
ボンヌ・マール(G・リニエ) 95
            【
A+ 】11980円
Ch.クレールミロン 93  
【A+】 4980円
Ch.べイシュビル 94   
【A 】4980円
Ch.グリュオラロ-ズ 92 
【A++(86点)】5980 円
カルメン・レゼルバカベルネソービニヨン 【A】980円
カルメン・レゼルバ・シャルドネ【A】980円
フェッツァー・ヴァレーオーク・カベルネソービニヨン【B+】1500円
フェッツァー・ヴァレーオーク・シャルドネ【B+】1500円
購入店 やまや新宿店
総評
/雑感
取引先との宴席。今回はワイン会にしようという先方からの提案を受けて、私がワインを探すことに。参加人数に対して予算は限られていたので、なるべく安くあげようとほとんどすべてのワインのやまや新宿店で購入、安いものから高いものまで揃えてみた。で、今回改めて感じたのだけど、やはりワインの持ち込みは難しい。会場に持ち込むまでの振動でほとんどのワインがなんというか暴れた状態になってしまい、特にブルゴーニュは、終わり間際になるまで、香りが開いてくれなかった。会場のグラスが思ったよりもプアだったことも敗因。結局参加者が予想より少なかったこともあって、ワインは結構あまってしまったが、中ではグリュオラローズ92が頃良い熟成具合で好評。それからぐっと安くなるけれどカルメンが脅威のコストパフォーマンスということで、賞賛をあびてた。

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