2000年1月17日(月)〜1月24日(日)
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日時 2000/1/17
銘柄 シャルム・ド・ゴダール
仏>ボルドー>コート・ド・フラン/赤
総評
/雑感
西麻布にある割烹「SHUN」で新年会。この店は昨年の10月オープンということで、あまり知られていないようだが、内装がとても凝っていて料理もハイレベル。ただ、ワインリストについてはちょっとプアだし価格も高め。消去法で選んでいって、一本目に頼んだワインがこれ。
香りは樽香が強く、バニラ、モカなどの甘い香りをトップノーズに感じ、青っぽい茎やホコリっぽい香りも。味わいは果実が樽に負けている印象。アタックから粗い収斂性のあるタンニンと強めの酸を感じ、その割にボリューム感は乏しいので、かなりドライというかソリッドな印象を受ける。しばらくするとだいぶまろやかになるが、今度は果実の青っぽさが目立つようになった。【67】 
日時 2000/1/17
銘柄 レイモンド・カベルネソービニヨン・レゼルバ96
米>カリフォルニア/赤
総評
/雑感
前のワインがイマイチだったので、次のワインは香りよりも味わいがまろやかで、わかりやすいものを、と思ってカリフォルニアワインをチョイス。香りは樹脂、バニラエッセンスなどの甘い樽香が支配的で、味わいはまろやかなアタック、酸は丸く、タンニンもやわらかく、果実は甘みを帯びてボリューム感がある。新世界的で厚化粧なワインだが、こういうのが参加者にはうけたりする。【74】 
<他に飲んだワイン>
レイモンド・メルロー
【69】
ヴーヴクリコ・ポンサルダン・ブリュット
【76】
日時 00/1/19
銘柄 Ch.ポンテカネ82
仏>ボルドー>メドック5級>ポイヤック村/赤
購入店 やまや
価格 9980円
コメント 今日は帰宅後来客あり。カミサンも奮発して豪華な料理をこしらえたので、ワインもそれにあわせて、平日家で飲むには異例の高額ワインを開けてみた。細かいオリが瓶にびっしりついていたので、デキャンタージュ。
色は縁にオレンジがかったガーネット。香りはちょっと意外なことにまだまだ閉じており、開けたてはほとんどなにも感じられないほど。ボトル終わり間際になって、ドライフラワー、マッシュルーム、枯葉などの熟成香がほんのりと。味わいはまろやかなアタック。酸はしっかりあるが、丸く、タンニンはとけこんでいてきめ細かい。全般にかなりしっかりしたボディを感じ、アフターには旨みのある果実。余韻は長め。もっと早くから抜栓すればよかった。
【82】
日時 99/1/20
銘柄 Ch.タルボー97(demi)
仏>ボルドー>メドック4級>サンジュリアン村/赤
購入店 やまや
価格 1980円
コメント 家でちょっとやることがあったので、ワインは控えめに。ワインは上記の銘柄を二日にわけて飲むことにした。これなら一日当たりのコストは1000円ですむしね。
色は紫がかった濃いルビー。香りは最初閉じていたが、1時間もするとブルーベリー、プラム、モカ、鉛筆の芯。回すと丁字などのスパイス。味わいはアタックから柔らかな果 実味を感じ、酸はしっかりめ、タンニンはすでにやわらかく、アルコールのボリューム感はやや控えめか。アフターにはやや収斂 性のあるタンニンを伴った果実があり、余韻はやや長い。 97年は早飲みのビンテージとの評判どおり、このワインも凝縮感には乏しいが、今すでにそれなりに美味しく飲めるという意味では貴重かもしれない。
【77】

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