日時	00/1/12
銘柄	Ch.ダルマイヤック93（demi）
	仏＞ボルドー＞ メドック５級＞ポイヤック村/赤
購入店	やまや
価格	2980円
コメント	昨日は新年会。明日も新年会。ということで、谷間の今日はボトルも自然とハーフに。（フルボトルを開けると残った分を明日飲めないので） 選んだのは上記のワイン。買い置きした分はこれで最後。先月にも飲んだばかりだったんだけど、なんとなくまた飲みたくなってあけてしまった。 色はやや濃いめのガーネット。ジョンブはゆっくりめ。香りは全開で複雑さが出てきている。カシス、ブラックベリーのコンポート。湿った黒土、杉の木、甘草、モカ、バニラ、黒砂糖。回すとさらに漢方系のスパイス。 味わいはアタックからなめらかで、果実味と粉っぽいタンニンを感じ、酸は丸く、ボリュームは中程度。アフターにかけてやや収斂性を伴うタンニンと果実。余韻はやや長い。 相変わらず美味しく熟成したワイン。これがせめて2000円だったらケース買いしてちょっと贅沢なデイリーワインにするんだけど、ハーフ3000円じゃ、ちょっと…。 【81】

日時	2000/1/13
銘柄	コート・デュ・リュベロン(Ａ・ビショー）
	仏＞コートデュローヌ＞ コートデュリュベロン＞/赤・白
購入店	ふらんす割烹ヒロヤ
価格	-
コメント	この日は会社の関係の新年会＆歓送迎会でふらんす割烹ヒロヤへ。シェフはあの「料理の鉄人」にも登場したことがあるという実力者。会社の飲み会で、こんなに美味しい店に行けるなんて幸せなことです。 ワインはA･ビショーのコート・デュ・リュベロン赤白二種が飲み放題。ビショーはブルゴーニュの大手ネゴシアンだけれども、コートデュローヌにも進出しているんですね。 ＜白＞ 緑がかった、やや濃い黄色。グレープフルーツ、白桃などの果実香。回すと白い花。ややキャンディ、ハーブ。味わいはやさしく、酸が丸くひかえめなのが特徴。そのため果実のみずみずしさがいっそう強調される。 シンプルな果実中心だが、冷やして飲みやすい。【74】 ＜赤＞ 紫がかった、明るめのルビー。最初ジビエや漢方系スパイスのニュアンスがあったが、しばらくすると、シンプルな果実香が中心に。ストロベリー、ラズベリー、スミレの花。ややミネラル。 味わいはこちらも酸がおだやかで丸く、タンニンもきめ細かく控えめで、ボリュームは中程度。果実主体でややヌルッとした印象。アフターには果実味を感じ、余韻は短い。ブラインドで出されたらガメイと間違えたかもしれない。シンプルな果実中心のワインだが、あまり出しゃばりすぎず、料理にあわせやすくて好感がもてる。【75】 料理もエレガントで美味しゅうございました。

日時	2000/1/15
銘柄	タラパカ・グランレゼルバ・メルロー96
	チリ＞マイポバレー/赤
購入店	近所の酒屋
価格	1680円
コメント	紫がかったやや濃いガーネット。香りはシンプルだが濃縮感があり、ブルーベリージャム、プラムの砂糖漬けのような香りとやや青っぽいハーブ香りが同居している。他に樽から来るモカなど。 味わいはアタックから強めのジャムっぽい果実味。タンニンはきめ細かいが、酸はかなり強め。ボリューム感は新世界ものにしては思ったほどでなく、中程度。アフターにも酸にささえられた過熟気味の果実味が感じられ、余韻は中程度。【70】
総評/ 雑感	「チリではタラパカが美味しい」という評判を聞いて、近所の酒屋でカベルネとメルローをそれぞれ一本ずつ購入。カベルネが拍子抜けの結果 だったので、しばらくおいてメルローを開けてみたが、やっぱりこちらもあまり感心しない。最近の新世界ワインにありがちなマッチョなタイプではなく、スマートでボルドーっぽい雰囲気はあるんだけど、いかんせんジャムのようなねっとりした酸っぱい果 実感がどうも…。

日時	00/1/16
銘柄	TRIMBACH リースリング96
	仏＞アルザス／白
購入店	フォーシーズンズホテル「みゆき」にて
コメント	今日は、カミサンのご両親と義理の姉夫婦とで、フォーシーズンズホテル内の和食｢みゆき｣にて、ちょっと遅い新年の会。懐石料理に合わせて頼んだワインは久しぶりのアルザスの白。グラスもリーデルのシャルドネタイプで、ワインクーラーまで用意されて、結構本格的。 色はやや黄緑を帯びたレモンイエロー。 香りは華やかな果実の香り主体。やや熟した青リンゴ、グレープフルーツ。白い花。ミネラル。リースリング特有のちょっとビニールっぽい香りなど。 味わい。アタックは強めでさわやかな、それでいて角の取れた酸を感じ、果実味はボリューム感があって、やや甘みを伴う。口中でちょっとネットリしたような広がりがあり、酸と果実の甘みとのバランスが絶妙。余韻はやや長めで、今日の料理にとてもよくマッチしていた。【78】 ＜↑ＴＯＰ＞