2012年3月 |
日時 | 2012/3/26 |
銘柄 | モレサンドニ・ザルエット01(ポンソ) |
感想 |
週末土曜日は親戚宅への挨拶周り、日曜日は烏山の実家訪問と、またしても慌しい土日でした。 |
日時 | 2012/3/21 |
銘柄 | ヴォーヌロマネ・レ・ボーモン98(ユドロ・ノエラ) |
感想 | 火曜日が祝日で休みだったので、月曜日の夜はこんなワインを開けてみました。 ![]() ユドロ・ノエラの98年。 コルクが少し緩かったようで、力をいれずとも抜けてしまいました。外周には染み出た跡も。こういうボトルって、経験的に最初の1杯がかなり酸化傾向にあることが多いのですが、案の定、グラスに注ぎたてはかなりバランスを崩していました。 ということで、最初の一杯は早々に諦めて流しに捨てたところ、2杯目から持ち直してくれて、中盤はかなり良くなってくれました。 赤黒果実のリキュール、スーボワ、紅茶、各種スパイス。当初酸が立ち気味だった味わいも落ち着いてバランスが向上し厚みも感じられるようになってきました。力強さはありませんが、しみじみ美味しい。フィニッシュにはやや枯れたフレーバーとタンニンが優勢になります。 総じて、もう少し早く飲んでやりたかったですね。グラスの中でしばらく放っておくと、目に見えて酸化していくのがわかります。 ラ・マルヌのブラン用グラスだとそれが顕著。先のすぼまったルージュグラスの方が相性がよかったですね。 98年は結婚年ということで、ボルドーを中心にストックしていますが、ブルについては結構難しいですね。 成功している生産者もあるようなのですが、このボトルといい、前回のルイ・ラトゥールといい、特に長熟タイプというわけでない生産者の村名や1級クラスはもう飲んでしまった方がよいのでしょうかねぇ? ★楽天でユドロノエラを検索。★ |
日時 | 2012/3/6 |
銘柄 | ラミアブル・ブリュットNV |
感想 | ![]() 週始めにもかかわらず、土日にワインを飲まなかったこともあって、帰宅後何かしら飲みたくなり、開けてみたのがこのシャンパーニュ。 ウメムラさんでずいぶん前に購入して、セラーに放置していたボトルです。 購入してからかなり時間が経っているせいか、泡は落ち着いて穏やかです。白桃やリンゴにアカシア、イーストなどがまざるライトで心地よい香り。味わいは爽やか系で果実味が生き生きとしています。それでいて適度なコクもあり、クリーミーな酒質には好感が持てますね。 絶賛するほどではないけれども、3k台のプライスを思えば、なかなかCPのよいシャンパーニュだと思いました。 楽天でラミアブルを検索。 |
日時 | 2012/3/2 |
銘柄 | ブルゴーニュ・ルージュ2009(クロード・デュガ) |
感想 | ![]() 90年代の終わりから2000年代の初頭にかけて大人気となったにもかかわらず、ブルゴーニュ全般のエレガント系へのトレンドの変化に取り残された格好となって、なんとなく「Out of Date」な生産者という見方をされがちなクロード・デュガ。 インポーターの急激な値上げもよくなかったですね。 とはいえ、私はずっとこの生産者には好い印象を持っていました。よく熟成するし、濃厚な酒質の奥に丁寧に作りこまれたブドウ本来の素性のよさを感じるんですよね。 最近は一時期のローヌを髣髴させるようなものから、時流に乗ったエレガントなつくりへと変わってきているとも聞き及びます。 今回開けたのは、マル源さんで以前購入したフィネスもののACブル。当然まだ早かろうとは思いつつ、追加購入の是非を見極める目的もあって、開けてみました。 グラスに注ぐと、黒味がかった濃厚なルビーの色調。香りは還元的で、赤身肉やベーコンなどの奥から黒っぽい果実とスパイス類、ミネラルなどが垣間見えます。 口に含むと、伸びやかでしっかりした酸がまず印象的で、目の詰まった緻密な果実味、キメの細かいタンニンなど、各要素がそれぞれとても高い次元でバランスされています。 果実の強い年ということで、オークの突出感は皆無、濃厚な中にも透明感を失わない酒質はさすが。 ACブルのクラスをはるかに超えた仕上がりです。裾モノながらそこそこ熟成もしそうだし、余裕のあるときにどこかで追加購入しておこうと思いました。 ★楽天でクロード・デュガを検索。★ |