2012年2月

日時 2012/2/29
銘柄 ブルゴーニュ・ルージュ2008(ロベール・シルグ)
感想 写真 1
先日購入したヴェルリィ・デ・ラ・マルヌのグラスデビューにあわせて、シルグのACブルを開けてみました。
フレッシュなイチゴやラズベリー、スパイス類、紅茶、それに湿った土系のイイ香りが出ています。味わいは酸基調でややキャンディチックなフレーバーを感じるものの、チャーミングにまとまっていますね。値段(2K前半)を考えれば十分でしょう。
R・シルグって、以前飲んだ05、06年あたりの裾モノではオシャレなラベルと裏腹に無骨さや抽出の強さを感じる場面があって、正直あまり良い印象を持っていませんでした。その点今回の08VTは、イイ感じに力が抜けていて結構イイじゃん!と感心しました。09VTや村名クラスなども試してみようと思います。

楽天でロベール・シルグ(シュルグ)を検索。
日時 2012/2/27
銘柄 ブルゴーニュ・ブド2007(シャソルネィ)
感想 久しぶりに信濃屋さん実店舗を訪れて、何本かワインを買いました。で、その中から早々にシャソルネィの07ブルゴーニュ・ブド開けてみました。
写真 1
注ぎたては、07年だというのにほとんど終わりかけているという印象でした。生気のない、赤系ドライフルーツや、乾燥イチジク、鰹節、出がらし紅茶などの香り。ややクサいニュアンスもあります。
味わいもドロンとしていて明らかに下り坂。ブラインドだと80年代後半古酒とか、あさってな回答しそうなたたずまいです。 急遽、グラスをヴェルリィ・デ・ラ・マルヌからロブマイヤーのTypeIIIに変更してみました。終わりかけのピノの場合、こちらのグラスの方がまだ持ちこたえてくれそうなので‥。
案の定、グラスを変えたら、まとまりがよくなり、ボトル中盤に差し掛かってきたこともあってか、液体に力強さが出てきて、さすがに「終わりかけ」は言い過ぎだったなと思いました。
とはいえ、酸のダレた感じや生気のない旨み感など、下り坂の印象は相も変わらずでしたけれども。
購入当日抜栓というハンデがあったのかもしれませんが、信濃屋はチャリで5分の距離なので、それほど大きな影響があったとも考えずらく‥。まあ、自然派だけにボトル差とかもあるんでしょうけどねぇ。3.5Kというプライスはシャソルネィにしては安いと思いましたが、この内容だと微妙ですかね。。
日時 2012/2/21
銘柄 コノスル・オシオ08
感想

写真 1
前から気になっていたコノスルのトップキュベ。Wine&Wineさんでたまたま安く出ていたのを購入してみました。
グラスに注いでみると、予想どおり濃い!黒々としたルビーの色調。火を通したブラックベリーやブラックチェリー、焦臭、ゴム、皮革、フルーツケーキ。
飲んでみると、味わいはとにかくパワフルで、シャキッとした高めの酸があり、グリセリンから来る甘みと後半の苦味が溶け合ってなんとも独特。フィニッシュにはココア的なフレーバーも感じられます。 アルコール度も高くて、調子にのって飲み進めると、あっという間に酔いが回ります。
近年の新世界のピノでも上位ランクのものはブルゴーニュ的なベクトルになっているものが多いように思いますが、これはそういったそぶりすらない、ど真ん中直球的な、まごうことなきチリピノで、 これはこれで面白いと思います。
ま、 ある意味、究極のピノのひとつ‥といったらさすがに誉めすぎかな‥。

日時 2012/2/19
銘柄 モレ・サンドニ05(デュジャックF&P)
感想 写真 1
みちのくさんの福箱05VTセットの中に入っていた一本です。
ネゴシアンもののデュジャックはほとんど飲んだことありませんが、どんなものでしょうか。 グラスに注ぐと、濃厚なルビーの色調。デュジャックらしからぬ濃さ。それも村名で‥。
香りはガチガチ。最初の1杯はウンともスンともいわない感じでしたが、時間とともに徐々に開いてきました。黒系果実やスパイス、土っぽい香り、それに下草系の熟成香が混ざり始めています。悪くない香りですが、いわゆる「デュジャック香」の片鱗は感じずらいです。味わいは濃厚で骨格がしっかりしており、それなりに美味しいのですが、なんというかエレガントさに欠ける印象。
デュジャックにしては 無骨な仕上がりと感じてしまいます。
まあ05年というVTの特性もあるのかもしれませんね。05年って、良年であることは否定はしませんが、開け時飲み時が難しそうですね。
日時 2012/2/11
銘柄 供の送迎で渋谷に行った際、時間が中途半端だったので、東急のテイスティングカウンターに立ち寄りました。 この日は日本ワイン特集ということで、来ていた方々もいつもとは違ったメンツだったような‥。 この日の主なラインナップは奥野田さんとフェルミエさん。奥野田のワインは先日買って帰ったばかりなので、フェルミエの各銘柄を飲んでみることにしました。 一本目は珍しいアルバリーニョ。この品種を国内でリリースしているところってほかにあるんでしょうか?
写真 1
豊かな酸とミネラル。しっかりした味わいです。ただ、結構いいお値段。
写真 2
次はフランの09、10垂直。 写真 3
09年、イイ香りが出ています。野菜っぽさはあまりなく、よく熟してます。ミディアムボディでバランス良好。素晴らしい。 10年は香り閉じ気味ですが、味わいはなめらかで、すくよかな果実感があります。時間とともに香りが立ち上ってきました。 オーナーの本多さんもいらして、勢いで07ピノも注文。 写真 4 写真 5
ピノは熟成入ってますね。オレンジがかった色調。紅茶やオレンジピール、土瓶蒸しや土っぽい香り。味わい柔らかくなめらかです。面白い一本。今は作っていないようですが、またぜひリリースしてほしいですね。 他にシャルドネもあったのですが、さすがに飲みすぎになるのでやめておきました。本多さんともいろいろお話をさせていただき、楽しいひとときを過ごせました。新潟に行った際はぜひ立ち寄ってみたいですね。
日時 2012/2/13
銘柄 ニュイ・サンジョルジュ・クロドラマレシャル08(Fミュニエ)
感想 IMG_6262.JPG
セット販売のおかげで、FミュニエのNSGばかりが増えています。数えたら、セラーに6本あったので、とりあえず08年を開けてみることにしました。 この銘柄、シャンボールの瞬殺っぷりとは裏腹に市場に余りまくってますね。同じ生産者なのになんでこんなに人気がないんだろう?
フェブレに貸していた時代の、この畑しんねりむっつりした印象が尾を引いているのでしょうか? 黒というより赤に近い果実、焦臭湿った黒土、スパイス、飲んでみると結構エレガント。果実味は厚みがあり、後半にやや重たいタンニン。CM系に比べると内向的で多少鈍重さを感じるものの、透明感を失わないのはさすがF・ミュニエです。
翌日になると、香りはさらに開いて、味わいは酸基調になりました。 シャンボールと比べるとやや分は悪いとはいえ、相対的に値段も安めだし、決して悪くないと思います。なんでこんなに人気がないのか、本当に不思議。ニュイ最南端の、国道に面した立地とか、生産量流通量が多いというのもあるのでしょうけど。
日時 2012/2/10
銘柄 最近、会社の同僚の方々とのワイン系の集まりの頻度が増えています。この日は前回とは別の人たちと秋葉原の辺鄙なところにあるこじんまりとしたイタリアンでミニワイン会をやりました。飄々とした若いマダムが一人でやっている店で、料理も美味しく、なんともいえない隠れ家感がよかったです。ワインは持ち込みで‥。 写真 1
ジャック・セロス・シュプスタンス
久々に飲むシュプスタンスです。4〜5年前に購入したボトルとのことで、泡は弱くなっていますが、その分濃密な果実感が際立ちます。黄金色がかった色調、ゴールデンデリシャスやカリン、クロワッサンなどのゴージャスな香り。飲んでみるとこれ一本で食事を通せてしまいそうなコクと力強さ。フィニッシュも調和が取れいていて素晴らしい。
写真 2
シャンボールミュジニー・シャルム07(ユドロ・バイエ)
イマイチといわれているユドロバイエの07年ですが、このボトルはなかなかよかったですね。赤系果実や紅茶、スパイスにスーボワ系の熟成香がまざり、良い感じにこなれています。味わいは外向的で甘く、万人受けしそうなものです。といっても、この作り手の下位銘柄に時折見られるようなキャンディ調の安っぽさはなく、その辺はさすが1級銘柄ですね。 写真 3
バローロ・カロブリック98(パオロ・スカヴィーノ)
ブリック デル フィアスク、カンヌビ、ロッケ デラヌンツィアータに自社畑を構えているスカヴィーノ、カロブリックはこれらの畑のブレンドで、醸造は娘さんが担当しています。初ビンテージは96年。ややオレンジが見られるガーネット。黒い果実やプルーン、タバコ、それに湿った黒土。飲んでみると柔らかな果実味のあとから湿ったタンニンが顔を出します。比較的早飲みできるといわれるボーイズ系銘柄ですが、このボトルはまだまだ強いですね。
日時 2012/2/5
銘柄 西村酒店ヴォギュエの会〜ヴォギュエ赤
感想 DSC00999
この会はいつもは手酌らしいのですが、さすがに18人でボトル1本となると手酌では飲めない人が出てくるだろうとの配慮から、この日はあらかじめ店側でグラスに注いで出してくれました。 18人割りといっても、意外と量はあるものですね。

ミュジニー09
まずはミュジニーで乾杯。グラスに注がれているうちから、香水のような香りが店内に立ち上るのはさすがです。飲んでみると、デキャンティングをしているせいか、思いのほか外向的なのにまず驚きます。構造はとにかく精緻。果実味は充実していて、口の中でじんわりとタンニンが満ちてゆきます。水っぽさは皆無で現時点ではまだ堅く、やや粉っぽくすら感じます。

ボンヌマール09
赤と黒の中間ぐらいの果実、スパイス、スミレなどのフローラルな香り。 飲んでみると果実味は甘く充実していてミネラリー。含み香も豊か。 バランスが完璧すぎるミュジニーと比べると、むしろこちらの方が今は液体に力強さを感じます。いいワイン。

シャンボールミュジニー・アムルーズ09
前の2銘柄に比べると、このボトルは液体のパワーが1ランク落ちる印象を受けます。 といっても、それは相対的な話で、力強さこそ乏しいものの、バランスよくまとまっていて美味です。ミネラルと果実のバランスがすばらしい。まあ値段を考えると難しいものもありますがね。

シャンボールミュジニー・プルミエクリュ09
ご存じミュジニーの若木から造られる銘柄です。アムルーズよりこちらの方が濃厚ですね。液体にパワーがあります。細く長い印象のアムルーズに対して、こちらは太く(やや)短い印象。デリカシーではやや劣りますが、総合点では上かなと思いました。

シャンボールミュジニー05
まさぞうさん差し入れ。05はまだ固いかな、と思いましたが、飲んでみるといい具合に熟成感が出始めています。リキュール的な甘い果実味。目が詰まっていて美味しい。

シャンボルミュジニー02
Nさん差し入れ。思いがけず村名のプチ垂直ができました。赤系果実のリキュール、やミネラル、それに毛皮、獣系のニュアンスが少し。酸は高めですが、バランスはよいです。今丁度よい感じになっていますね。これを飲むと05はやはりまだ早いのかな、と思いました。 ヴォギュエはどうも食指が動かなくて、02年を最後に購入していないのですが、余力があれば、プルミエか村名ぐらい買っておこうかな、と思いました。余力、ありませんが‥。
日時 2012/2/5
銘柄 西村酒店ヴォギュエの会〜ヴォギュエ白
感想

DSC00986 09ブラン
グリーンがかったイエローの色調。白桃、洋ナシ、花の蜜、ミネラル。口にしてみると、ミネラル感がスゴイ。酸も閉まっていて、パキパキとした味わい。飲んで飲めないことはありませんが、もったいないですね。
04ブラン
こちらもまだグリーンのニュアンスが強い。洋ナシや白桃的香り。果実味甘く、少し酸化傾向があるのか、モカっぽさが出てきてます。
01ブラン
ミネラル、白桃、白い花などの香り。ここまでややキツく感じていたミネラルや酸が少し柔和になってなめらか。バランスもよいです。この銘柄、以前持ち寄りワイン会に持参して酷評されたことがありましたが、当時はまだ早かったということなんですかねぇ。それともボトル差かな‥。
00ブラン
甘くて蜜のような果実味を中心に厚みがあって力強い酒躯。01も良いと思いましたが、個人的にはこの00がいいですね。ただ、このボトルも10年以上経過したコートドボーヌのシャルドネに感じるような熟成感をあまり感じません。
04〜00年は、人数が増えたことで追加になった銘柄です。欧州直送ということで、状態もいいのでしょう。まだまだ若く感じるのが意外でした。とはいえ、個人的には、この銘柄に限らず、コート・ド・ニュイの白はやや苦手です。ミネラル感や酸が強く出すぎて、飲んでいて疲れるんですよねぇ。
このあとに飲んだフラワーズのシャルドネの享楽的な味わいとはまさに対照的なものでした。まあ好みの問題だとは思いますが。 いずれにしても、ヴォギュエの白をこれだけまとめて飲めることは滅多にありません。非常に貴重な経験をさせていただきました。

日時 2012/2/5
銘柄 西村酒店ヴォギュエの会〜番外編
感想 vogue1
偶然持ち寄ったワインで09F・ミュニエが2銘柄揃ったりしたので、いくつか報告したいと思います。

シャンボールミュジニー09(フレデリック・ミュニエ)
ニュイサンジョルジュ・クロ・ド・ラ・マレシャル09
(フレデリック・ミュニエ)
NSGは私が持参したもの。会場に09CM村名が先に置いてあって、「おお!こんな入手困難なボトルをお持ちくださるとはなんと太っ腹な!」と驚きましたが、それもそのはず、西村さんが差し入れてくださったものだそうです。
で、この村名CMが美味かった。赤系のややジャミーな果実。決して濃厚でないのですが、ミネラリーで豊かな含み香を伴い、甘くクリーンな味わいです。酸はじわっと来る感じで、09赤にありがちな緩さや皮相的な感じもなく、いかにもCMらしい味わい。飲んだ方々からも「美味しい!」という感嘆の声が上がっていました。
もう一方のNSGは到着後間もないボトルだったので、暴れていないか心配でしたが、思ったほど悪くなく、果実味のトーンは高めながら甘く、ファットな酒躯、土っぽさや毛皮系のニュアンスなどがあって好対象でした。
生産量が多いこともあり(たしかこの畑だけで10haぐらいあったはず‥)、タマ数も多く、CM銘柄との抱きあわせでよく売られていますね。まあシャンボールと比べてしまうと分が悪いですが、単体で見れば決して悪いワインでないと思います。

ヴォーヌロマネ・レ・スショ96(プリューレ・ロック)
懐かしいラベルですね。グラスに注ぐと、思い切り濁っています。透明感ほとんどゼロ。一瞬ギョッとしましたが、これが意外に素晴らしい。出し汁、土瓶蒸し、漬物、紅茶、スパイスなどの入り混じった素晴らしい香り。味わいも肉厚があって色調から想像できないほどなめらかです。

フラワーズ・ムーンセレクト・シャルドネ09
このシャルドネが素晴らしかった。パッションフルーツなどの重量感のある香り。口の中で爆発的に広がる分厚い果実味とそれを支える上質で豊かな酸。どこか難解さを感じさせるヴォギュエのブランに対して、こちらは万人が賞賛しそうな、外向的かつ魅惑的な味わいでした。

ピュリニーモンラッシェ・ガレンヌ97(ルイ・ジャド)
モカ系のいい香りが出ています。酸はやや緩めで、酸化熟成系ですね。でもいい感じに熟成していて美味しいです。

ニュイサンジョルジュ・ヴォークラン99(ニコラ・ポテル)
メモを取り損ねてしまったのですが、これも綺麗に熟成していて心地よい味わいだったと記憶しています。

他に何本も出てきたのですが、後半はアルコールが回っていた上に、食べることと喋ることに熱中して、銘柄名すらメモをとっていませんでした。せっかくお持ちいただいたのに、すみません。
日時 2012/2/3
  この日は会社の同僚が主催するワイン会でした。テーマは「世界のピノ祭り」。 え?これもピノで造られているの?というような変態的(失礼)銘柄から、超ど真ん中のブルゴーニュまで、いろいろ出揃いました。 pinotmaturi1
※またしても泡の写真を撮り忘れてしまいました。
■ルネ・ジョフロワ・キュミエール・ロゼ・ド・セニエ NV
後で知ったのですが、このロゼ、セニエで作られるんですね。泡立ちもよく、みずみずしく華やか。ロゼシャンパーニュは、どうも生臭いようなニュアンスを感じることが多く、個人的にやや苦手なのですが、このボトルはそのようなこともなく健康的な香味でした。

■エグリ・ウーリエ・ブリュットNVブラン・ド・ノワール
超久しぶりに飲むエグリウーリエ。濃いですね。これ一本で食事を通せてしまいそうな充実した果実味を感じます。自宅で一人で飲むと飲み疲れしそうですが、こういう会にはうってつけだと思いました。フィニッシュも調和がとれていてすばらしい。

次は白。
■リッチモンド・プレインズ ネルソン ブラン・ド・ノワール2010
なんと、NZのピノノワールから作られる白です。アロマチックで、どことなくSBを思わせるのはテロワールのなせる業でしょうか。

■インペロ ビアンコ2004 
ファットリア マンチーニ マルケ州でピノネロから作られる白ワイン。生産量はわずか3600本とのこと。非常にコクがあってパワフルな白。口にした方々からまるでムルソー、という声が聞かれました。

※これ以降は、実際に飲んだ順番は異なりますが、とりあえず産地別に紹介します。

■マルケージ・パンクラッツィ・ピノネロ2010
トスカーナでは珍しいピノネロのスペシャリストによるロゼ。チャーミングな色調。味わいは優しくなめらか。この作り手の赤も飲んでみたくなりました。

■ドメーヌ・ドルーアン・キュベ・ロレーヌ94
私の持参品その1。わりと最近フィッチさんで購入したものです。予想以上に綺麗に熟成していて美味しい。。オレンジの皮を思わせる香味と高めのアルコール感がブルゴーニュと違って特徴的ですね。値段も安かったので、もっと買っておけばよかったと少し後悔。

■キスラー・ピノノワール・キュベ・ナタリー08
まだ若いながらも非常に端正で均整のとれたピノです。フランボワーズやイチゴを想わせる果実味をヤスリで研いだようにエッジが磨き上げられた酸が控えめに支えます。キスラーは白に関しては熟成させた方がすばらしいと思いますが、ピノは若いうちから飲んでよいように思います。

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シャンパーニュの赤。
■コトーシャンプノワ・アンボネイ2009(エグリ・ウーリエ)
ジャック・セロスのロゼワインにも使われるというエグリ・ウーリエのスティルワイン。飲むのは初めてです。スレンダーで冷涼さを感じる酒躯ながら、キメが細かく目が詰まっています。口の中で表情が豊かで余韻が長い。いわゆる冷涼ワインですね。美味しいです。

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銘柄
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■エシェゾー06(ドミニク・ローラン)
昔のイメージとはずいぶん変わってきました。オークのフレーバーも抑制が効いていて、エレガントな仕上がりです。もちろんまだ若いものの、若いなりに美味しく飲めてしまう懐の広さが好印象。

■ヴォーヌロマネ・クロデレア2002(ミシェル・グロ)
綺麗に熟成しています。まだ古酒の風情は出てきていないので、第一次熟成のピークとでもいうべきでしょうか。赤系に近い果実味と透明でクリーンな酒躯。この銘柄独特の肉っぽさもよく出ています。今飲んでもよし、さらに寝かせてもよし。

■クロ・サンドニ02(シャルロパン・パリゾ)
例によって私の持ち込みですが、相変わらず手堅く外さない造り手です。数年前に飲んだ時のパンと張った感じは後退して、熟成感が増していますが、まだまだ長く飲めそうです。

■クロ・ド・ラ・ロッシュ00(ジャッキー・トルショー)
思わず唸らされるワイン。おそらく高原状の熟成のピークにさしかかったあたりでしょう。赤系果実のコンポートとスーボワの入り混じった芳香。どこまでも自然体な酒躯。毎回こういうワインを飲めたらどんなに幸せなことか‥。

■ジュブレシャンベルタン・コンブオーモワンヌ81
(フィリップ・ルクレール)
昔のフィリップルクレールはこんなラベルだったんですね。スーボワ香全開でいい感じの古酒になっています。微妙なビンテージですが、良い状態でした。 いやいや、よく飲みました。おそらくボトル1本半ぐらい飲んだと思います。 実はこの辺になるともうヘベレケで、会が終わって、翌日写真の整理をしていて、下の2本を飲み損ねたことに終了後に気づきました。

〜モンテヴェルティーネ08
〜シュペートブルグンダー・ブランドノワール・アイスワイン08
シュペートブルグンダーの甘口、飲んでみたかったです。モンテヴェルティーネはピノっぽいサンジョベということでお持ちいただいたのですが、すみませんでした。 会が終わったのは23時過ぎ。これだけ飲んでも、翌朝意外と大丈夫だったのは、会の前にアミノバイタル+ウコンの力superを飲んでいたからなのかなと‥。この組み合わせ、ホント最強です。お試しあれ。

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