2010年6月 |
日時 | 2010/6/28 |
銘柄 |
この週末、家ではワインを開けませんでしたが、土曜日に散歩がてら池尻の出口屋さんの試飲に出かけてみました。
|
感想 |
日時 | 2010/6/25 |
銘柄 | フィクサン2008(エルヴェ・シャルロパン) |
感想 | 長崎出張です。出張時の晩は、先方の取引先の方との会食になるので、ワインを飲みにいくことはめったにないのですが、この日は、相手方にワイン好きな方がいて、現地のワインレストランに案内してくれました。
2軒目ということもあって、それほど飲み食いしませんでしたが、店の雰囲気もよく、料理も美味しく、印象に残る店でした。![]() ワイン食堂 Plaisir de Vin http://www.tabimook.com/n_night/plaisir.html 注文したボトルは、エルヴェ・シャルロパンの08フィクサン。 98年から元詰めをはじめた生産者だそうです。ラベルがなんともそっけないというか、もう少しデザインに気を配ってもいいのに、と思いますが、さてお味の方は? 悪くないですね。濃縮感がある一方で、ジューシーさを失わないのは08年というビンテージの特徴でもあるのでしょうか?果実味は赤と黒の中間ぐらい。強めのスパイス香や少しばかり茎っぽさも。タンニンがかなりしっかりしているので、料理と一緒に飲んだほうがいいかもしれません。1〜2年、あるいは数年寝かせるとかなり表情を変えてきそうです。繰り返しになりますが、このラベル、もう少しなんとかしたほうがいいと思うけどなぁ‥。 ![]() ★楽天でエルヴェ・シャルロパンを検索。★ |
日時 | 2010/6/18 |
銘柄 | ブルゴーニュ・クーヴァン・デ・ジャコバン07(ジャド) |
感想 | ![]() 浜松町の西アフリカ料理「カラバッシュ」で宴会。なかなか興味深い(すべてが美味しいとはいいがたい面もありますが‥)料理の数々を堪能したあと、もう一軒行きましょうか、ということで、大門の駅前のワインバー「キューカンバーブルース」という店に入ってみました。 店内狭いですね。、階段などは酔っ払って下りるのは怖いほど狭小。ただ、ワインも料理もお値段はかなり安いみたいです。グラスはリーデルというわけにはいきませんが、大きからず小さからず、標準的なものです。 この日はとりあえず、表記のハーフボトルを注文してみました。 期待せずに飲んでみましたが、思ったほど悪くはありません。ラズベリーやイチゴ、ハーブなどのフレッシュな香味。ちょっとキャンディっぽい皮相的な甘みが気になるといえばなりますが、07年のこのクラスにしては、しっかりとエキス分があるのが好感が持てます。自分から買おうとは思いませんが、レストランなどで出されても不満には思わない、無難な銘柄という感じです。 ★楽天でジャドの銘柄を検索。★ |
日時 | 2010/6/16 |
銘柄 | ルバイヤートといえば、いわずと知れた勝沼の老舗ワイナリー丸藤葡萄酒さんがリリースするブランドですが、ご当主の大村さんのご兄弟が経営する同名のワインバーが神楽坂にあります。
![]() 坂を上がって、毘沙門天のところを入っていった奥にあります。入り口がちょっと見つけにくいかもしれません。 内装は街のビストロといった風情で、オシャレではありませんが、温かみのある空間です。料理も同様に見た目の華やかさはないけれども、一皿一皿がワインによく合います。この日も店内は満員。お値段もリーズナルブルなので、混雑するのもわかります。 ワインリストは意外に国産ワインは少なく(というか、実質ルバイヤートの銘柄だけ)、世界各地のリーズナブルな銘柄が載っています。 この日はせっかくなので、JALやANAの国際便でも供されるルバイヤートの2銘柄を選んでみました。 ![]() ■ルバイヤート・甲州シュールリー09 定番銘柄ですね。最近のVTを飲んでなかったので、09年が他の年と比べてどうかというのはわかりませんが、相変わらず水準が高いのはたしかです。エキス分がしっかりとあり、酒質に雑味がなく、クリーン。酸もしっかりと酒躯を支えます。家庭でも、日ごろの晩酌用に常備しておくと重宝しそうです。 ■ルバイヤート・メルロ2004 美味しいですね。ミディアムボディで柔らかな味わいのメルロです。外国産のような凝縮感を期待すると裏切られますが、バランスのよさと繊細な味わいは出色です。値段はやや高めですが、この店では市価の5割増ぐらいの価格で飲むことができます。勝沼のメルロもやるなぁと思って裏のラベルを見たら、ブドウは塩尻産なんですね。 ちなみにこの店、ワインの持ち込みが出来ます。お値段は注文する料理の本数によって細かく決められています。グラスは3つまででそれ以上は有料。個人的には、これぐらいドライに決め込んでくれていた方が持ち込みしやすい気がします。 ![]() 今度行くときは1本持ち込んでみようかと思います。店のワインも安くて美味しそうなものが揃ってますけどね。 ★楽天でルバイヤートのワインを検索。★ |
日時 | 2010/6/7 |
銘柄 | プーロ・サングエ2006(リヴェルナーノ) |
感想 | この日の晩酌は、宅配のパスタ&リゾットに併せて、キャンティ地区注目の作り手リヴェルナーノの06プーロ・サングエ。ラベルが可愛いサンジョベーゼ100%の銘柄です。自宅でこの銘柄を飲むのは01VTについで2回目。最近見かけなかったなと思いましたら、04、05VTには、プーロサングエは作られなかったそうです。ちなみにキャンティクラシコの方は、よく行くカジュアルイタリアンのリストに載っていて、よく飲んでます。
![]() ロブマイヤーのTypeIVグラスに注ぐと、色調は濃いルビーですが、エッジは微妙にオレンジが見えています。香りは火を通したブラックベリーやカシスなどの果実、リコリス、甘草などのスパイス、干草、フルーツケーキ。 飲んでみると、甘く外向的な果実味を柔らかく熟したなめらかなタンニンが受け止めます。しなやかで明るい酸のキャラクターもあって、リッチなボディですが、一部のスーパータスカンのように、暴力的に濃いとか凝縮されているというわけでなく、ナチュラルなバランスがよいです。アルコール度は13.5度と高めですが、それを感じさせない、柔和でエッジの丸い飲み口に、ついつい杯が進みます。あっという間にボトル半分空いてしまいました。 イイですね。01VTはピノっぽい作りで、これはこれで良かったのですが、06年はいかにもというようなサンジョベーゼに仕上がっているように思いました。 |