2009年3月 |
日時 | 2009/3/24 |
銘柄 | オーコートドボーヌ05(シャンソン) |
産地 | 仏>ブルゴーニュ |
感想 | 二日続けて、裾物AOCを飲みました。 一昨日は、ユドロ・バイエの06オーコートドニュイの小瓶に移した残り半分を。
やはり若いVTを小瓶で保管した場合の効果はテキメンです。数日経過していたにも関わらず、香りがよく残っており、味わいもなめらかになっていました。リリース直後はあまりピンとこなかった銘柄ですが、約1年経過した今飲んでみると、当初よりバランスが整い、赤系果実のグリップもしっかりしたように思えます。後半は上質な樽香が感じられて、これもまたよし、でした。![]() そしてこの日は、シャンソンの05オーコートドボーヌを開けてみました。04のペルナンがよかったので、こちらもそこそこ期待していましたが、予想どおりの出来映え。 中庸を得たルビーの色調。ラズベリーやブルーベリーを煮詰めて砂糖づけにしたような香りやスミレ、シナモンなどのスパイスが感じられます。味わいは、酸もしっかりあり、小柄ながらバランスのとれたオーソドックスなブルゴーニュ。2K前半の価格を考慮すると、かなりポイント高いと思います。最近のシャンソンはイイですね。上級銘柄も試してみたくなりました。 【小吉】 ![]() こうした裾物アペラシオンで美味しいボトルと出会うと嬉しくなります。今度、HCNとHCBのイッキ飲みでも企画してみようかな…。 ★楽天でシャンソン・ペール・エ・フィスを探す★ |
日時 | 2009/3/18 |
銘柄 | シャルムシャンベルタン99(F・マニヤン) |
産地 | 仏>ブルゴーニュ |
感想 |
下の子が、突然モノが二重に見えると言い出しまして、眼科に連れて行ったところ、脳や視神経の異常かもしれないので、大きな病気で診てもらったほうがいい、というのです。片目ずつでも二重に見えるのであれば、乱視ということになるのですが、片目ではきちんと見えていて、両目になると二重に見えるというのは、眼の調整機能に異常があるのではないかと。 それを聞いて、親としては焦りまくりまして、近所の小児病院に連れて行ったところ、徹底的に検査と相成りました。5歳の子供には辛かろうと思いながらも、脳のCTやMRIまでやらされまして、結果は、現時点では該当する所見なし。定期的に検査をしつつ、しばらく様子をみましょう、ということになりました。 チョイスしたのは、一世を風靡したフレデリック・マニヤン。ヴァンサン・ジラルダン、ニコラ・ポテルらと並ぶ新世代ネゴシアンともてはやされましたが、最近はあまり話題に上らないような…。
![]() ↑同一VTは、さすがに売り切れですね。 ★楽天でフレデリック・マニヤンを探す。★ ★フレデリック・マニアンと表記しているショップも多いですね。ああ、ややこしい…。★ |
日時 | 2009/3/15 |
銘柄 | オーコートドニュイ2006(ユドロ・バイエ) |
産地 | 仏>ブルゴーニュ |
感想 | ユドロ・バイエの07年が出回り始めましたね。 最近、パストゥグランとか、グランオルディエールとか、なんだか手を広げすぎているんじゃあ、という心配もありますが、とりあえず私も、例によって裾物を注文してみました。到着したら、少し休ませて開けてみようと思いますが、それらを試す前に、まずは確認の意味もこめて、セラーの06年を飲んでみようと思いまして。。
グラスに注ぐと、濃くはないのですが、輝きのある、美味しそうな色調です。香りはラズベリーやカシス、紅茶、小梅、バラなどに加えて、少しばかり皮革のニュアンスが入っています。味わいに強さや大きさはありませんが、じんわりした酸とやさしいタンニンがあって、口の中で心地よい旨み感が広がるあたりは、相変わらずです。。05年の出来を期待すると裏切られますけど、これはこれでナチュラルにまとまっていて、悪くないですね。購入時のプライスを思えばなおさらです。ユドロ・バイエの名前を出すと、なんだか流行を追いかけているようなこそばゆさがあるのですが、美味しいものは美味しいということで、07年もひきつづき何本か買ってみようと思います。【小吉】 ![]() ↑写真は07年。 ★楽天でユドロ・バイエを探す。★ |