2008年6月 |
日時 | 2008/6/27 |
銘柄 | ボーヌ2005(ドメーヌ・デ・クロワ) |
産地 | 仏>ブルゴーニュ |
購入店 | 東急本店 |
感想 | ![]() たまたま東急本店の有料試飲に行った際に、F巻ソムリエがこの作り手を絶賛しているのを聞いて、お店に残っていたボトル2本を半ば衝動で買ってしまいました。 ところがこの作り手、ネットで検索しても国内のサイトでヒットはほぼゼロ。ようやくココで、まとまった情報を見つけることができました。 購入後、セラーで充分に休ませましたので、どんなものかと思い、村名の方(もう一本は1級)を開けてみたのですが‥。 透明感のあるルビーの色調で、エッジは綺麗なグラデーションを描いています。香りは赤い果実やバラなどの花束、ファンデーション、バニラ、オレンジピールなど、トーンが高く、クリーミーで、とても魅力的ななものです。味わいは、アタックから鮮やかな果実味があって、口の中での含み香と広がりがすばらしい。タンニンは柔らかく、酸もしっかりしていますが、エッジが丸く、心地よいものです。後半にかけても、クリーミーなテイストとピュアな果実味が持続し、飲み込んだ後の余韻も余裕で村名のレベル以上のもの。いや〜、この作り手、イイです!!各要素の質感の高さ、バランスのよさ、しなやかさが際立っています。早速買い増したくなりました。どこかで売ってないかしらん。 【大吉に近い中吉】 |
日時 | 2008/6/25 |
銘柄 | 長年の習慣とは怖いもので、外でワインを飲めば、ラベルの写真は必ず撮るのですが、今後できる限りブログに掲載しようと誓った料理の写真については、ついついつい撮るのを忘れてしまうんですよね〜。 今回も久しぶりのマリージェンヌだったのですが、またしても写真を撮るのを失念してしまいました。 頼んだ料理は、 〜豚肉のテリーヌ 〜ジャンボン・ペルシェ 〜ニース風ピザ 〜うずらのロースト・リゾット添え 〜季節の温野菜のサラダ など。 busuka-sanさん情報によると、マノワール・ダスティンの地下にあったアドリブのシェフがこちらへ移籍したとのことですが、出された料理はたしかにどれも手が込んでいて、美味しかったです。 とくにうずらのローストとテリーヌは絶品でしたね。ニース風ピザはインパクトのある濃厚な味でしたが、量は食べられないかな。あと、混んでいたためか、料理が出てくるペースが遅いのには少しばかり閉口しました。一人早めに帰らなければならない方がいたのですが、空腹が満たされないまま帰ることになってしまい、その方には申し訳ないことをしました。まあ、これについては、私の注文の仕方が悪かったのかもしれませんが。 ワインリストは、3980円均一と4980円均一がそれぞれ1ページずつありまして(もちろん、それ以外もあります。)、今回は3980円のリストの中から以下の2本を注文しました。 ![]() プティ・ブルジョワ2006(アンリ・ブルジョワ) SB100%。AOCサンセール以外の地域からのブドウを使っているんですかね?味わいはインパクトは弱いものの、スッキリとクリーンにまとまっています。 ★アンリ・ブルジョワのワインを探す★ ブルゴーニュ2006(ゴアゾ) ブルゴーニュでは珍しいソーヴィニヨンブランが認められるAOCサン・ブリ地区の生産者。白が有名なんでしょうけど、赤も値段のわりにまあまあです。薄いながらも赤系果実の乗ったピュアな果実味。酸が突出することもなく、チャーミングにまとまっています。後半やや苦味が加わるのが減点対象ですかね。 ★ゴアゾのワインを探す★ 予算の関係でこのクラスになりましたが、せっかくのすばらしいお料理なので、もう1ランク上のワインを選んだ方が楽しめたかもしれません。次回は4980円のリストの中から選んでみたいと思います。 |
日時 | 2008/6/16 |
銘柄 | ブルゴーニュルージュ2006(ユドロ・バイエ) |
産地 | 仏>ブルゴーニュ |
感想 | 瞬間蒸発の代表的作り手ユドロ・バイエ。 06のACブルに関しては、飲んでしまっても、とりあえずココで補充が効きそうなので、1本開けてみることにしました。
中程度からやや淡めのルビーで、鮮やかで透明感のある色あいです。香りはラズベリーやイチゴ、オレンジの皮、シナモン、それにバラやファンデーションのような甘い樽香ニュアンスが同居しています。口に含みますと、クリーンな果実味を穏やかなタンニンとじんわりとした酸が支えており、エレガントで若々しい味わいです。もう少し時間をおくと、旨みが乗ってきそうですが、今は少し一本調子な感もありますね。あと、この銘柄、なんのかんのいってもACブルです。余韻や含み香の豊かさなどは期待しないほうがいいでしょう。
05年のバイエは、裾モノでもそれ自体すばらしかったですけど、06年に関しては、上位グレードの面影を想像しながら飲むような感じですね。2000円台なら文句はありませんが、単体で3000円を大きく超えるようになると、ちょっと買う気が失せてしまいそうな、そんな微妙なポジションです。その点、ある意味全うなACブルともいえますが。(^^;【吉】![]() |
日時 | 2008/6/13 |
銘柄 | ブルゴーニュ・パストゥグラン05(エマニュエル・ルジェ) |
産地 | 仏>ブルゴーニュ |
感想 | 週末のこの日は、巷で話題の表記銘柄を飲んでみました。![]() ルジェのPGNは、99年から02年まで毎年飲みました。02年はそこそこ良かったものの、01年などはかなり酸っぱい味わいで、やはり所詮はPGNだなあと思ったものです。なので、この05年についてもそれほど期待はしていなかったのですが…。 う〜む、参りました。 色調からして、底が見えないほど濃いルビー。グラスに鼻を近づけると、還元的な中にも、ブラックベリーなどの火を通した果実、墨、焼き栗、揮発性塗料などの凄みのある香りのニュアンスが感じられます。味わいは濃縮感があって、酸、タンニンも充実。酸のエッジが丸く、タンニンもよく熟した印象なので、現時点でとても飲みやすい味わいに仕上がっています。ガメイのニュアンスはまったくといっていいほど感じられず、口の中で果実の旨みが広がります。あまりに濃厚な、デュガを彷彿させるような味わいには、好き嫌いが分かれそうですが、PGNとしては異例な味わいであることは疑いようがありません。ブラインドで飲ねば、村名クラスと答えてしまいそうです。 いやあ、スゴイです。なんというか、突然変異的なPGNですね。 前述のとおり、過去いろいろなVTを飲みましたが、いくら05年が良年といっても、これまでのルジェのPGNの延長線上からは想像できないような味わいです。アンリ・ジャイエのPGNは飲んだことないのでなんともいえませんが、少なくとも私が過去飲んだPGNの中ではベストの1本といえましょう。 05年のルジェ、すごいことになってそうですね。さすがにエシェゾーやクロパラは買えませんが、どこかで村名が安く出ていたら、1本買っておこうと思いました。 【大吉に近い中吉】 ★エマニュエル・ルジェの2005年を探す★ |
日時 | 2008/6/6 |
銘柄 |
この日は、「シノワ」の店主が出した3店目のお店「Le Nougat(ヌガ)」に行ってみました。パリのカフェやビストロ風の店構え。メニューは、カスレとかシュークルートとかキッシュ、ブイヤベースなど、フランス各地の郷土料理が充実。頼んだ皿はどれも美味しかったです。 この日は某インポーターの方とご一緒しまして、その方のアドバイスにより、ワインのチョイスも、ふだん私がめったに飲まないような銘柄を開けることが出来て、 勉強になりました。翌朝早いので、早々に退散する予定が、帰宅したのは結局23時過ぎ。それほど充実した一夜でした。 |
日時 | 2008/6/3 |
銘柄 | 窓辺07白(四恩醸造) |
産地 | 日本>山梨 |
感想 |
先週末松山出張、それに子供の運動会と多忙だったこともあり、週始めからどうもエンジンがかかりません。なにより私にしては珍しく「ワインを飲む気にならない」。 今日もアルコールは抜きかなと思ったんですが、晩飯に肴になりそうなものがいろいろあったので、表題の銘柄を開けることにしました。 |