| 2007年9月 |
| 今月から、ラベルやボトルの写真を、楽天から拝借して使うことにしました。見た目が雑然とした感じになってはしまいますが、ブログとの併行運用上、これがもっとも効率がよいとの判断によるものです。なにとぞご了承ください。 |
| 日時 | 2007/9/3 |
| 銘柄 | ブルゴーニュブラン2005(シモン・ビーズ) |
| 産地 | 仏>ブルゴーニュ |
| 購入店 | ワイン生活 |
| 感想 | ようやく涼しくなって、ワインの季節到来かと思ったら、今日はまた暑さがぶりかえしていますね。
子供の幼稚園が始まったので、今日は約2ヶ月ぶりに、自転車で子供を送ってから出社しましたら、駅の階段でひざがわらってました。 さて、昨晩は先日仕入れたシモン・ビーズのACブルを開けました。手元に届くまで紆余曲折あったボトルなので、心配していましたが、やはり少しばかり熱の痕跡が見られるようです。
色調はACブルとしてはかなり濃いめのイエローで、黄緑系のニュアンスはほとんど見られません。香りは最初ほとんど立ち上がらなかったのですが、根気よく待っていると、パイナップル、黄桃、マロン、金木犀などがほんわかと感じられるようになります。味わいはかなりコッテリとしていて、蜜のような果実味がコアにありますが、酸も豊かなので、バランス的に破綻してはいません。フィニッシュはあっさりとしていて、あまり口中での抑揚もありませんが、その辺はACブルですから、多くを望むのも酷というものでしょう。全般にかなり熟した果実の印象があり、コート・ドールというよりは、マコン地区の良いつくり手のものを飲んでいるような錯覚に陥ります。ただこのボトル、前にも述べましたように、香りにも味にも少しばかり酸化のニュアンスが見られるのですが、そのうちどこまでが熱によるもので、どこまでが作りの特徴なのかを、計りかねる部分があります。今飲む分にはそれほど酷いわけではないので、他の2銘柄も、長く置かずに飲んでみようと思います。【末吉】 ※写真は2004年。 |