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2007/8/4 |
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札幌出張にあたり、COBAさんにご推薦いただいた「Φ(ファイ)」さんに行ってきました。
ひとことでいうと、噂に違わぬすばらしいお店でした。南二条西の路地のわかりにくいところにあると聞いてましたので、かなり覚悟して行きましたが、思いのほかあっさり見つかりました。入ってみると中は広く、落ち着いたシックな雰囲気です。私は予約してあったので、カウンターの一番端に通していただき、店主とお話をしながら食事をいただきました。
料理は真鯛のカルパッチョや、オリーブの肉詰め、鶏肉のニョッキ、トリッパに煮込み、鯛のポワレなどを注文しました。通常ならポーションはかなり多めのようですが、私ひとりということで、量もハーフポーションに調整してくれたようです。
ワインは、さすがに一人で見知らぬ地でボトル1本飲んでしまうと、ホテルまで帰りつけないと思いましたので(笑)、グラスで開いているものを料理にあわせて出してもらいました。
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■フランチャコルタ・ブリュット(カ・デル・ボスコ)
かけつけ一杯、という感じで飲んでしましたが、クリーミーで本格的な泡でした。 |
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■ソーヴィニヨン2005(カ・デル・ボスコ)
イタリアらしいボリューム感のあるSB。酸もしっかりとあります。 |
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■ピノネロ(Dalrochio)
ネットで調べても素性がわかりません。アルトアディジェの作り手のようです。かなり新世界的な、甘く果実味豊かなピノでした。 |
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■キャンティ・モンタルバーノ2005
ハーブ、スパイスなどの香りが豊かで、なめらかなミディアムボディのキャンティ。 カジュアルなワインですが、状態は良好で美味しくいただけました。 |
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■Roncorosso93
これも素性のわからない銘柄。ロンバルディア州のワインだそうです。インキーな香り。味わいであまり熟成感は出ていませんでしたが、エッジがとれてまろやかで飲みやすい赤でした。
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結局グラスで5杯、なみなみと注いでもらったので、量的にはボトル半分以上は飲んだでしょうね。帰るころには結構ヘベレケになってました。最後にウオッシュチーズもいただきましたが、お会計はこれで約10Kと非常にリーズナブルでした。
ご主人は、もともと麻布の「キャンティ」に長く勤めてらしたとのことで、東京のイタリアンの方々ともいろいろお知り合いのようでした。お店はメディアにはまったく登場せず、電話番号すら104に出していないそうですが、それでも9時を回るころには店内は満員で、予約なしでぶらりと来た人たちが何組も入れずに帰ってました。次回札幌にきたときにはまた立ち寄ると約束して帰ってきました。
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