ヴァン・ダルザス・リースリング2001(FLEITH)
知らない生産者でしたが、果実味がギュッと詰まっていて、ミネラル感もあり、充実した味わいでした。前菜の真鯛によく合いました。
【吉】
クロ・サンドニ2001(シャルロパン・パリゾ)
輝くようなルビーの色調。凝縮した赤い果実のコンポートや皮革、バラなどの若いながらも複雑でうっとりするような芳香。口に含むと凝縮感がありながらも、どこまでもバランスがとれいて、丸い球体のような味わい。極上のイチゴゼリーをほおばっているような透明で甘い果実感、口中で二段ロケットのように広がる含み香、どれをとっても超一流のグランクリュです。いやあ、久々に震えがきました。パリゾって、正直大したことないなと思うこともあるんですが、アタると本当にスゴイですね。01年はもう1本、シャルムシャンベルタンを持っているはずなんですが、どこにあるのか、行方不明なんです。飲んでしまったのかなぁ。
【大吉】
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Ch.デュクリュボーカイユ99
こちらも言うなれば非のうちどころのないボルドーだったんですが、いかんせんパリゾが想定外の美味しさだったもので、少しかすんでしまいました。濃厚なガーネットの色調。カシスやブラックベリーなどの黒いフルーツ、スパイス、土などのやや閉じ気味の香り。味わいも99年にしては思いのほか骨格がしっかりしていて、後半にタンニンが目立ちます。磨き上げられたようななめらかなテクスチャーはさすが2級銘柄ですが、飲み頃はまだ少し先でしょう。今飲むならデキャンティングしたほうがいいかもしれませんね(しなかったけど)。
【小吉】
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