2005年5月 |
日時 | 2005/5/13 |
銘柄 | シャトー・ド・ポマール97 |
産地 | 仏>ブルゴーニュ |
購入店 | 平野弥 |
価格 | 3300円 |
感想 | ![]() (詳しくはこちら) シャトー・ド・ポマールはゴーニュの村名ワインで唯一“シャトー”と名のることが許されている単独所有畑だそうです。そういえば、「シャトー・コルトン・グランセ」はグランクリュですし、「シャトー・ド・ラ・トゥール」や「シャトー・ド・ムルソー」「シャトー・ド・ピュリニーモンラッシェ」などはあくまでドメーヌ名だけですね。ぶどうの平均樹齢は40年。重々しい形状のボトルは17世紀当時にデザインされたものを現在もそのまま使用されているそうです。 ワインは新樽を50%も使用し2年間オーク樽で熟成。ブルゴーニュにしては珍しく、基準に満たないものはセカンドとしてリリースしています。 色調はやや濃いルビーで、エッジはやや退色が進んでいます。香りはカシスやダークベリー、紅茶、ミネラル、甘草、それにスミレなどのフローラルなニュアンス。やや熟成感が出始めていますが、クリーンで心地よい香りです。味わいは、保存温度が低めだったこともあるのか、先日のデュガの97年と同様、立ち上がるのに時間がかかりました。しかし、十分に空気に触れさせてやると(約1h後)、柔らかな果実味が花開いてきました。豊富なタンニンに対して、酸はやや平坦ですが、それでも今美味しく飲むことができるのは97ビンテージらしいところです。データによると新樽比率は結構高いようですが、決してオークや凝縮した甘い果実が目立つようなモダンなスタイルではなくて、透明感のある味わいが魅力のクラシカルなタイプに仕上がっています。5000円を超えるとちょっと悩ましく思えてきそうですが、今回の3000円台の価格ならなら文句なしのCPですね。もう1本購入した99年については、しばらく寝かせて熟成した味わいを楽しむか、比較の意味も兼ねて早々に飲むか、たぶん前者になりそうです。 【88】 |
日時 | |
銘柄 | ランゲ・ドルチェット・ヴィサディ2003 ( ドメニコ・クレリコ) |
産地 | イタリア>ピエモンテ |
購入店 | 湘南ワインセラー |
価格 | 2180円 |
感想 | ![]() ‥と書きましたが、翌日になると各要素のまとまりが出てきて、飲み心地が グンと向上しました。初日の印象だけだと、かなりキビシイものがありましたが、 2日にわたって飲めること、価格もリーズナブルなことなど、日常の食事 のお供としてはなかなかよろしいのではと思います。 |