お世話になっている某氏宅を久しぶりに訪れたら、たまたま別の来客があって、 お相伴に預かる。
■Ch.ラヴィル・オーブリオン85
まるで石のようにミネラリーでゴツく、20年近く経っているとは思えないようなしっかりしたフレーバー。
なにはともあれスゴイ白。
■リシュブール89(グロ・フレール・エ・スール)
非のうちどころのないピノ。グロフレールって、若くして 美味しいので熟成能力についてはどうなんだろうと思っていたが、なんのなんの。陶然とするようなリッシュでした。
■ヴォルネイ89(ミシェル・ラファルジュ)
渋い作り手のヴォルネイ。香りは還元的ながら、味わいの美しさはピカイチ。この年代にしてジビエや土っぽさの全くない香り、エレガントで超なめらかな味わい。すばらしい。
■ニュイ・サンジュルジュ・オー・ポワレ93
(ジャイエ・ジル)
力強い構造と豊かな果実味によるしっかりした味わい。ただ、 スパイスと赤身肉の香りの裏にややクリーンでないニュアンスが見え隠れしていた。醸造時に雑菌でも入ったんですかね?十分美味しかったけど…。
■Ch.セルタン・ド・メイ88
88って基本的には良年ながら難しい年とも言われているが、これは実に綺麗に熟成している。甘くざっくりしたクラシックなポムロールの魅力全開。期待を大きく上回る味わい。
■シャサーニュ・モンラッシェ・リュシュット95
(ラモネ)
赤はまだ熟成途上の95だが、白は結構飲み頃に入って きてますね。白い花やシナモン、ナッツなどのすばらしい香り。酸を中心にしっかりした味わい。いいですね〜。
■Ch.ギロー86
ピュアな甘さと伸びやかな酸により、決してコッテリとならない、上質な菓子のような甘さ。久しぶりに飲んだソーテルヌ。
■他にも南仏の新しいビンテージやジャック・セロスのブラン・ド・ノワールをはじめシャンパーニュを何本か。
名前を控えるのを忘れたが、どれも秀逸でした。
いやいや、ごちそうさまでした。木曜日だというのに、帰りはベロベロ。そしてお決まりのように、翌日会社に遅刻した私。(^^;
|