コルトン・シャルルマーニュ2000
(フレデリック・マニヤン)
まーやんさんより。マニヤンのコルトンシャルルマーニュがあったとは知らなかった。健全なレモンイエローの色調。黄色い果実とナッツ、フローラルな香りもあり、味わいも豊満で力感がある。コテコテのコルトン・シャルルマーニュだが、素直に美味しいだけでなく、複雑さも兼ね備えていてよく熟成しそうだ。
【91】
サヴァニエール・クロ・ド・ラ・クーレ・ド・セラン87
(ニコラ・ジョリー)
私が持参したもの。う〜ん、これはどう評したらいいのだろうか。独特の燻した香りやキノコなどのヒネたニュアンスに戸惑う。味わいは果実味がまだ強くしっかりしているが、酸は丸く、ややヌルっとしたテクスチャー。中盤の広がりも乏しい。これが実力?それともコンディションの問題かなあ??【?】
ゲビュルツトラミネール・クロ・サン・テオバルSGN94
(ショフィット)
甘口といえば、Y君。飴のような濃厚なアンバーの色調。シロップにつけたパッションフルーツ、アンズや紅茶アメの香り。しかし口に含んでみると、思ったよりしつこくなく、爽やかな甘味がある。酸は目立たないがしっかり下支えしている。これは美味い。ボッテリしていないところがいい。それにしても、甘口になるとどうもボキャが不足してるなあ>自分。【93】
ボーヌ・クロ・デ・ムーシュ95
(J・ドルーアン)
まーやんより2本目。クロ・デ・ムーシュはドルーアンの看板畑で個人的にも好きな銘柄のひとつ。すでに黄金色がかった濃いイエローの色調。黄色い果実とナッツ、バター、蜜などのとろけるような香り。味わいは甘く滑らかな果実味のアタック。分厚い、トロみのある酒質だが、酸が豊かでバランスがよく、フィニッシュには蜜のような、それでいて節度のある甘味が残る。余韻にもナッツのようなフレーバーが長く続く。
これはすばらしいですね〜【92】
クロ・ド・ラ・ロッシュ76
(A・ルソー)
私が持参したもの。液面がかなり下がっていることもあって、果たしてまだ生きているか不安だったが…。 結論から言うと、死んではなかったけど、ほとんど枯れてました。赤系のドライフルーツ、オレンジの皮、
イチジク、枯葉などにやや醤油っぽいフレーバーがまざる。酸がややたちはじめており、フィニッシュにやや乾いたタンニン。ピークを超えて、なだらかに下降線を辿っている途中という感じのワイン。蔵出しだったらどうなんだろうとか、シャンベルタンやクロ・サンジャックあたりなら、とかいろいろ考えてしまうが、この位の年代になるとボトル差が大きくて難しいですね。
【87】
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