パラドックス2000(ディディエ・ダグノー)
「シレックス」で有名なディディエ・ダグノーが今年初めてリリースした銘柄。 日本にはわずか36本しか入荷していないとか。
口に含んでみると、SB(ですよね?)とは思えないような厚みのある果実味がすばらしく、遅摘みを思わせるビニールっぽい甘いニュアンス が強い。中甘口に近いと言ってよいぐらい。チャーミングで上品な酸も
しっかりあって、お見事。【89】
コート・ロティ・ラランドンヌ98
(ルネ・ロスタン)
「コートブロンド」と並ぶルネ・ロスタンのコートロティ単一畑銘柄。
カシス、ダークチェリー、ハーブや黒コショウ、それに軽いロースト香。 豊かでみずみずしい果実味、伸びのある上品な酸、なめらかにとけこんだタンニン。ギュっと詰まった酒質ではないが、必要にして十分な濃縮感と、どこまでもナチュラルなバランスが素晴らしい。もちろんまだ若くてもったいないけど、今でも美味しく飲めてしまう。さすがこのAOCのトップクラスの生産者だけのことはある。正直某所で飲んだレギュラーキュベとは天と地ほどの差があるように感じた。【92】
ムルソー・シャルム90
(レミ・ジョバール)
白桃などの果実の奥から、キノコやじゃこうのニュアンスを感じさせる熟成したきれいな香り。時間を置くと、ヘーゼルナッツのような心地よいニュアンスも。
口に含むと肉厚で力強い果実味がすばらしく、オイリーな酒質。酸はやや緩めだが、全体の構成は散漫にならないところがすばらしい。まーやんさん、ありがとう。
【91】
ロッソ・ディ・モンタルチーノ95
(ビオンディ・サンティ)
この辺からそろそろ記憶が怪しくなってくる。
よく熟したカシスやプルーンなどの果実、黒オリーブ、ハーブ。
際だった特徴はないが、バランスよく、ソツなく仕上げられたクラシックな伊もの。料理と併せたくなる。【87?】
バローロ93(ピオ・チェザーレ)
まーやんさんよりブランド。‥って、もうベロベロなんですけど。(^^;
凝縮感はないが、透明感のある果実としなやかで強めの酸が印象的、だったような気がする。もっと若いワインかと思った。【?】
他にひとくちふたくち飲ませていただいたワイン
・フィクサン・プリミエクリュ(畑失念)96(ドミニク・ローラン)
・ボンヌ・マール98(ドルーアン・ラローズ)
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