2001年9月8日(土) |
「鬼のいぬまにバーガンディナイト」 |
さて、今日の各銘柄、会に臨むまでは、まだガチガチで飲めないんじゃないかとの懸念もあった。しかし、開けてみるとどれもまだ若いとはいえ、さすが名門の作り手ぞろい、期待にたがわぬ味わいをみせてくれた。クロ・ド・タールは、クラシックな凛とした味わいがすばらしく、今それなりに飲めるとはいっても、そのポテンシャルを発揮させるにはもっと長く熟成させたいと思わせる味わいだった。ユベール・リニエはそれに比べると、ぐっとモダンな味わいで、あれだけの密度感を保ちながら、すばらしいタンニン。今でもすでに美味しく飲めるのは驚異的だ。熟成能力についてはどうなのだろうか?たとえば10年15年後に再度クロ・ド・タールと並べて試飲できたら面白いかもしれない。ルジェはよくわからない。96はとにかくすばらしかったけど、97はちょっと拍子抜け。97のボトルは決してコンディション不良のそしりを受けるようなものではなかったけど、非のうちどころのなかった96と比べてしまうとやや熟成が進んでいる気もした。それに、ルジェに関して思うことは、年や銘柄によって、洗練された今風の作りに感じられたり、ぐっとクラシックな作りに感じられることがあったりして、あんまり一貫性を感じないことだ。まだ数種類しか飲んでないので、偉そうなことは言えないのだけど…。
ここから先は、恒例のブラインドあり、差し入れあり。私(とY君)は途中から前後不覚になってしまったので、覚えているところまで。 |
銘柄 | ||
感想 | →CLINE ムールヴェードル97(Ancient Vines) これは珍しいカリフォルニアのムールヴェードル。 |
銘柄 | ココママよりブラインド | |
感想 | →テスタロッサ Pisoni Vineyard う〜ん、考えすぎ。 |
銘柄 | ||
感想 | →Becherelle96(ニコラ・ジョリー) |
銘柄 | ボンヌゾー(シャトー・ド・フェル) | |
感想 | |
銘柄 | Ch.ランシュバージュ98 | |
感想 | U保店主差し入れ。ハーブ、生肉、ブラックチェリー、中国のスパイス。味わいはややスリムながら、果実味に濃縮感があり、今すでに飲める。 |
このあとフィーヌも差し入れられたが、酒量オーバーで飲んでません。それと、いつものことだけど後半は酔いが回ってたのと、一口ぐらいずつしか飲んでないので、コメントはいい加減な点はご了承を。 ともあれ、みなさま、どうもご馳走さまでした。 それにしても、Y君は無事帰れただろうか? |