週

2001年9月1日（土）～

日時 2001/9/3

銘柄マッセート93

産地イタリア＞トスカーナ

購入店 ワインビッド

価格 $70

コメント
この日も実家に泊まったことをいいことに、セラーの面白そうな銘柄を開けてみた。
黒味がかったガーネットで、エッジにピンクがかっている。香りはグラスに注ぐと最初は乾いた動物臭やナツメグ、丁子などのスパイスが感じられるが、少し経つとトーンの低い黒系果実のジャムや甘草、ビターチョコなどの香りに様変わりする。味わいはジャムっぽい果実のアタック。豊かな酸とややじっとりしたタンニンがそれを支え、オイリーで層をなすような味わい。決して恵まれた年とはいえない93年だが、それを感じさせない堂々たる体躯はさすがだ。【86】

日時 2001/9/2

銘柄ヴォーヌ・ロマネ・レ・スショ85
（R・アルヌー）

産地仏＞ブルゴーニュ＞ヴォーヌロマネ１級

購入店 ワインビッド

価格 $80

コメント 実家に泊まった折に、せっかくだからと、調子に乗ってサイレントカーヴの中を漁って開けたのがこの銘柄。５月にワインビッドで購入したもので、キャップシールを切り取ってみると噴いた後がある。果たして状態は如何に？
色は濃いめのオレンジガーネットで、全般にレンガ色がかり、エッジは透明になってグラデーションが美しい。香りはラズベリーなどの赤系果実のリキュールっぽい香り、黒蜜、紅茶、スーボワ。ジビエや革っぽさは出ておらず、おだやかで落ち着いた、陶然とするような熟成香が主体。味わいも甘く蜜のような果実味を中心にしたふくよかな構成。しなやかでよく調律された酸、なめらかに溶け込んだタンニンにより、実に抵抗なく喉元を通り過ぎる。難をいうと、やや酸がダレた印象があり、85年にしてはとちょっと熟成が進みすぎている印象がある。ただ、以前飲んだ80年もそうだったけど、原因はボトルのコンディションだけでなく、アルヌーのワインって熟成が早いのかもしれない、という気もする。
【88】

日時 2001/9/1

銘柄インディゴ・ヒル・カベルネソーヴィニヨン95

産地米＞カリフォルニア州＞パソ・ロブレス

購入店 いただきも

コメント エッジにピンクがかったやや濃いガーネット。香りはカシスやブルーベリーのジャム、八角、バニラ。味わいはバニラっぽいフレーバーを伴った甘くなめらかな果実味のアタック、タンニンはおだやかで、酸は丸く豊か。中間部の広がりやコクはないが、甘く、バランスよく、フレンドリーに仕上がっている。【79】

感想昨日、思いがけず素晴らしいデュジャックをいただいてしまったので、この日はいただきもののカジュアルなワインを。この銘柄、輸入元が｢ガロ・ジャパン｣であるところをみると、ガロの傘下のワイナリーか。特に際だったところがあるわけではないけれど、健康的な果実味を中心にチャーミングに仕立てられたワインで、ややバニラフレーバーがキツいことに目をつむれば、デイリーワインには充分な出来だ。

日時

銘柄　

産地　

購入店 　

価格　

コメント 【点】

感想　

日時

銘柄　

産地　

購入店 　

価格　

コメント 【点】

感想　

日時	2001/9/3
銘柄	マッセート93
産地	イタリア＞トスカーナ
購入店	ワインビッド
価格	$70
コメント	この日も実家に泊まったことをいいことに、セラーの面白そうな銘柄を開けてみた。黒味がかったガーネットで、エッジにピンクがかっている。香りはグラスに注ぐと最初は乾いた動物臭やナツメグ、丁子などのスパイスが感じられるが、少し経つとトーンの低い黒系果実のジャムや甘草、ビターチョコなどの香りに様変わりする。味わいはジャムっぽい果実のアタック。豊かな酸とややじっとりしたタンニンがそれを支え、オイリーで層をなすような味わい。決して恵まれた年とはいえない93年だが、それを感じさせない堂々たる体躯はさすがだ。【86】

日時	2001/9/2
銘柄	ヴォーヌ・ロマネ・レ・スショ85 （R・アルヌー）
産地	仏＞ブルゴーニュ＞ヴォーヌロマネ１級
購入店	ワインビッド
価格	$80
コメント	実家に泊まった折に、せっかくだからと、調子に乗ってサイレントカーヴの中を漁って開けたのがこの銘柄。５月にワインビッドで購入したもので、キャップシールを切り取ってみると噴いた後がある。果たして状態は如何に？色は濃いめのオレンジガーネットで、全般にレンガ色がかり、エッジは透明になってグラデーションが美しい。香りはラズベリーなどの赤系果実のリキュールっぽい香り、黒蜜、紅茶、スーボワ。ジビエや革っぽさは出ておらず、おだやかで落ち着いた、陶然とするような熟成香が主体。味わいも甘く蜜のような果実味を中心にしたふくよかな構成。しなやかでよく調律された酸、なめらかに溶け込んだタンニンにより、実に抵抗なく喉元を通り過ぎる。難をいうと、やや酸がダレた印象があり、85年にしてはとちょっと熟成が進みすぎている印象がある。ただ、以前飲んだ80年もそうだったけど、原因はボトルのコンディションだけでなく、アルヌーのワインって熟成が早いのかもしれない、という気もする。【88】

日時	2001/9/1
銘柄	インディゴ・ヒル・カベルネソーヴィニヨン95
産地	米＞カリフォルニア州＞パソ・ロブレス
購入店	いただきも
コメント	エッジにピンクがかったやや濃いガーネット。香りはカシスやブルーベリーのジャム、八角、バニラ。味わいはバニラっぽいフレーバーを伴った甘くなめらかな果実味のアタック、タンニンはおだやかで、酸は丸く豊か。中間部の広がりやコクはないが、甘く、バランスよく、フレンドリーに仕上がっている。【79】
感想	昨日、思いがけず素晴らしいデュジャックをいただいてしまったので、この日はいただきもののカジュアルなワインを。この銘柄、輸入元が｢ガロ・ジャパン｣であるところをみると、ガロの傘下のワイナリーか。特に際だったところがあるわけではないけれど、健康的な果実味を中心にチャーミングに仕立てられたワインで、ややバニラフレーバーがキツいことに目をつむれば、デイリーワインには充分な出来だ。