週始めから、吉祥寺の「アンドゥー」で深夜2時近くまで居座る。
飲んだ銘柄は以下のとおり。今回はきちんとメモをとってないので、感想は簡略版です。
シャンボールミュジニー98(ユベール・リニエ)
カシス、ダークベリー、バニラに加えてやや革っぽいニュアンス。果実味みずみずしく、酸はしなやかで、すばらしいバランス。調和のとれたフィニッシュ。村名のレベルを超えている。【85】
ジュブレイ・シャンベルタン98(ユベール・リニエ)
同じつくり手のAOC違い。上の銘柄に比べると、酸ががっしりとしていて、強固なストラクチャー。要熟成。やや金属的なフレーバーがある。【84】
ジュブレイ・シャンベルタン98(ドメーヌ・バシュレ)
このつくり手の99は相当よいらしい。凝縮感はあまりなく、ビンテージ以上に熟成したニュアンスを感じる。バランス的に酸がやや強めで、よく熟した果実が使われている印象。赤系果実、スパイス、オレンジピールの香り。【83】
ヴォルネイ・カイユレ・clos des 60ouveres98
(ドメーヌ・ド・ラ・プースドール)
カシス、ダークチェリー、紅茶にやや革っぽいニュアンスが混ざる。味わいは中庸を得ていて突出したところがない。これぞブルゴーニュというべき秀逸なバランス。【85】
ヴォルネイ・カイユレ・clos des 60ouveres96
(ドメーヌ・ド・ラ・プースドール)
同じ作り手の96年。こちらも見事。98に比べると、スパイシーで、酸の堅牢さが際立つ。要熟成。【86】
SALITAGE96(PEMBERTON)
西オーストラリア州のピノ。黒系果実の濃縮した香りやフローラルな香りが心地よい。味わいはやや酸が太めなものの、健康的な果実味がそれを補って余りある。タンニンもなめらか。【84】
|