2001年7月28日(土) |
バーガンディ・ナイト11 |
銘柄 | ブラインド1本目 | |
感想 | ローヌ。98〜99のヌフパプかジゴンダスあたり? →正解:サンジョゼフ99(ダール・エ・リホー) |
銘柄 | ||
感想 |
まーやんさんより。エッジが透明になった明るめのオレンジガーネット。かなり古そうな色あい。紅茶、黒蜜、干したアンズななどの熟成した香り。濃縮感はないが、やわらかくデリケートな熟成感に富んだ味わい。構成要素は決して豊富でないので、下位AOCの80年代後半ぐらいでは?たとえばルモワスネの89ブルゴーニュ。 →正解:シャトー・ヌフ・デュ・パプ78(ルロワ) |
このあともさらに、まーやんさんから二本目のブラインド出されたりしたが、私は途中棄権。 さて、コント・ラフォンだけど、今回思ったのは、91年までと、それ以降では、作り方がガラリと変わったんじゃないか、ということだ。 91年までは、コッテリとしたいかにもムルソーという作りだが、最近のものを飲むと、より柑橘系の要素が強く、味わいは力強さよりもバランスと品格をめざしたものになっているような気がする。
96年97年は村名だったけど、それでも、この志向の変化ははっきりわかった。良年の96年はもちろん、97年も調和のとれた味わいで、熟成させるとすばらしくなりそうだ。
94年は96年ほどの果実の力はないけれど、バランスがよく縦に伸びる広がりがすばらしい。以前94のペリエールを飲んだときには大層感動したものだが、さすがに畑のパワーの違いか、そこまでのインパクトはなかった。
91年はそれほど目立つビンテージでないにもかかわらず、構成の力強さには参加者から驚きの声があがっていた。 85年と89年のクロ・ド・ラ・バールはどちらも飲み頃。熟成したシャルドネのすばらしさを味わせてくれて、飲めただけでも貴重な体験だった。 |