銘柄 |
Ch.ランシュバージュ |
97 |
エッジにピンクがかった濃いめのルビー。ハーブ、ブルーベリーやカシスのシロップ漬け。味わいはハーブっぽいフレーバーを伴ったやわらかい果実味。タンニンなめらかで酸はしっかりめ。たっぷりしたやわらかいフレーバーなんだけど、酸が後半やや強めに感じられたり、タンニンがやや余韻に残るなど、各要素の統制がとれていない印象。
【84】 |
97
2nd |
上記銘柄とほとんど見分けのつかない色調。香りはよりフレッシュな、ハーブ、茎、生のブルーベリーやカシス。味わいはたっぷりした果実味のアタック、ハーブっぽいフレーバーはこちらの方が少なく、なめらかな酸とタンニンとのバランス良好。高CP。今の時点なら本家の97よりこちらの方が飲みやすい。【84】
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96 |
エッジにまだ紫の見える濃いめのルビー。ハーブ、カシスのシロップ漬け、中国系のスパイス、さらにフローラルなニュアンスも。味わいは豊かな果実味のアタック、酸はしっかりしていて、タンニンはなめらか、果実味は口の中で甘みが増し、フィニッシュにはユーカリっぽいフレーバーも伴う。しっかりした構造があってポテンシャルは高めなれど、まだ飲むには早い印象。【88】 |
96
2nd |
紫がかった濃いルビー。香りは閉じ気味ななかに、丁子、ハーブ、ブルーベリーやカシスのシロップ漬け。ハーブっぽい果実味はたっぷりして魅力的だが、ややタンニンがざらつく印象がある。【83】 |
94 |
エッジにオレンジノニュアンスが感じられる濃いめのガーネット。香りは閉じている中に、カシスやプラムなどの果実香のニュアンス。凝縮感のある果実味のアタック、酸は丸いいがしっかり、タンニンのきめは細かいが量は豊か。各要素がしっかりしていて質感は高いが、今はやや内向的な印象。【85?】 |
93 |
エッジに鮮やかなピンクの色調が見えるガーネット。カシスやダークチェリーのリキュール状の果実、甘草、八角、土や木の根など。なめらかな果実味のアタック、酸はしなやかでタンニンも丸く、スタイリッシュな仕上がり。凝縮感はあまりないが、今開いていて美味しい。【86】
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90 |
エッジにオレンジがかかりはじめた濃いガーネット。カシスのリキュール、黒砂糖、甘草、ユーカリ、杉の木など濃縮感のある香り。味わいはユーカリっぽいフレーバーを伴った果実味の第一印象。酸は質感があってでしゃばらず、タンニンもなめらか。フィニッシュにややコーヒーっぽいフレーバーを伴う。やわらかく調和のとれたワイン。【91】 |
88 |
エッジにオレンジがかった濃いめのルビー。やや乾いた果実香、丁子などのスパイス香の奥から、黒砂糖のような甘い香りも。味わいは豊かな果実味があって、甘みがじんわりと口中に広がるが、全体を通してややタンニンが目立ち、フィニッシュにも収斂性を感じる。構成のしっかりしたタイプ。【86】 |
86 |
エッジにかすかにオレンジの見えるガーネットで色調は濃い。カシスなどのドライフルーツ、中国系のスパイス、木の根。やや乾いた木質的な香りが中心。味わいはややひなびたフレーバーがあって、甘味とともに旨みも伴う果実味、酸はしっかりとしていて、後半にやや強めに感じる。フィニッシュには乾いたタンニン。各要素がしっかりしていて、85と比べると内向的なワインだ。【86】 |
85 |
86とほとんど見分けがつかないが、ややこちらの方がオレンジの色調が濃い。香りは対照的で、甘いカシスのリキュールっぽい香り。湿った土、甘草、インクなど、全般にウエットな甘い香りが中心。果実味はやわらかく甘く、たっぷりしたなめらかなテクスチャーがある。タンニンはきれいに溶け込んでいて、酸はしなやか。ふくよかで美味しい。【89】 |
82 |
オレンジがかった濃いめのガーネット。香りは密度感があって、カシスなどのややドライなフルーツ香、甘草、丁子などのスパイス香、土っぽい香りなどが渾然一体となって、回すとさらに甘いリキュールっぽい香りが広がる。味わいは濃縮感のある果実味の第一印象。構成のしっかり感が際立っていて、タンニンがまだ存在を主張している。フィニッシュにはコーヒーのようなフレーバーを伴った果実味。余韻も長く、すばらしい長熟タイプのワイン。【91】 |
75 |
やや濃いオレンジガーネットで、エッジはオレンジの色調がくっきり。カシスなどのドライフルーツ、麦わら、ドライフラワー。その奥から蜜のような甘い香りが加わる。味わいは果実味が充実しており、節度のある甘さがある。旨みはまだそれほど出ていなくて、香りから感じるほどのひなびた感じはない。酸はやや大人しめで、フィニッシュにはビターチョコのようなフレーバーが感じられるのが面白い。【88】 |