日時 |
2010/1/20 |
銘柄 |
ティニャネッロ96&86 |
産地 |
イタリア>トスカーナ |
96年 |
エッジにピンクがかった濃いめのガーネット。香りはブラックベリーなどの黒系果実のリキュールっぽい香り、丁子、ナツメグなどのスパイス、土、ユーカリ。味わいはなめらかな果実味がやや甘みをともない、酸はしなやかでタンニンはやわらかく緻密で、中程度の構成ながらエレガントにバランスがとれている。【85】 |
86年 |
縁にはっきりオレンジが見える濃いガーネット。香りは乾いたワラ、赤系果実のドライフルーツ、タバコ、キノコ、かすかにコーヒー。味わいはアタックから旨みのある果実味が感じられ、タンニンはきれいにとけこんでいて、やさしい味わい。果実味はだんだん時間とともに甘みを伴うようになり、すでに古酒の雰囲気を感じさせる。86にしてはずいぶんと熟成が進んでいる印象。【86】 |
感想 |
月イチの信濃屋の試飲会、この日は寒さが厳しかったこともあって、参加者は4名とやや閑散とした雰囲気。ティニャネッロのやや古いビンテージは前にも飲んだが、相変わらず熟成がかなり早い印象があって、今回の86年もボルドーだと80年前後ぐらいの雰囲気だった。家に81年が一本あるので、そろそろ飲んでやらないと…。 |