2000年11月25日(土) |
信濃屋試飲会 ペンフォールズとベリンジャーを飲むのは初めてなので自信ないけど、ボルドーフリークの私としては、せめてラトゥールは正解したいところ。(^^; |
銘柄 | 2本目 | |
感想 |
エッジに紫がかった濃いガーネット。香りはインク、ちょっと火を通したブラックチェリーやブラックベリーなどの果実、ビターチョコや焼き栗のようなロースト香、燻香。味わいは酸がしっかりしていて、タンニンは強めで粒子は細かく、全般に締まったスマートな飲み口。余韻も長い。
【90】 |
とまあ、 かろうじて、ラトゥールとコンチャイトロはわかったけど、案の定カリフォルニアとオーストラリアを間違えた。それにしてもペンフォルズBIN707は初めて飲んだが、実に印象的な銘柄だった。
オーストラリア恐るべしである。 ベリンジャーは初めて飲んだけど、ベルベットのようなテクスチャーが印象的。個人的には好みじゃないが、評判がよいのはわかる。ドンメルチョールは2度目だけど、この銘柄の中では、すぐにそれとわかる味わいで、個人的にはなんで人気があるのか不思議。正直言って、良いとは思わない。
ラトゥールはちょっと閉じ始めているのかな、というところもあって、この面子の中だとスリムに感じてしまうが、言い方を変えれば、引き締まったボルドーらしい味わい。熟成のポテンシャルということではこれが一番だと店の人も言っていた。ただ、3分の1の値段でBIN707が買えることを思うと、ちょっと悩ましい。
信濃屋の月イチのこの試飲会は、着席で、グラスもきちんとしているし、ほとんど形ばかりとはいえパン、チーズつくし、店の方の解説もあるので、一回3000〜4000円(今回は4000円)の価格は良心的だと思う。 |