2000年10月13日（金）〜20日（金）

日時	2000/10/13
銘柄	ROMITO DEL ROMITORIO97
産地	イタリア＞トスカーナIGT
履歴	虎ノ門｢メランジェ｣にて
価格	7800円
コメント	縁が鮮やかな紅色の濃いルビー。 香りは濃縮感があって、ブラックチェリー、プラム、黒オリーブなどの凝縮した、それでいてややオイリーな香りに、ビターチョコ、八角、丁子などのスパイス。 さらにメンソールやユーカリっぽいニュアンスもあって複雑だ。 味わいはしっかりしたアタックにおいてややメンソールっぽいフレーバーを 伴った縮感のある果実味が感じられ、タンニンは豊かで、しっかりした酸や アルコール度の高さとあいまって、ガッチリした印象。 フィニッシュにはチョコレートっぽいフレーバーと果実味。 サンジョベーゼとカベルネのブレンドとのことだが、味わい的にはサンジョベーゼ の特徴が強め。 名前すら知らなかった銘柄だが、なかなかの実力のワインであった。 【85】
感想	HPを見返していたら、10月７日の次が14日まで飛んでいる。まるまる１週間禁酒することなんて普通ないのに、と調べたら、この日の分をアップし忘れてました。 この日は取引先の人たちと虎ノ門のワインレストラン｢メランジェ｣へ行った。ワインレストランといっても、日本酒も相当に充実していて、料理とワイン赤白＋日本酒で5500円なんていうセットが人気らしい。ワインリストはそこそこ充実していて、名より実をとったという感じの銘柄が多い。グラスもどちらかというと安めのリーズナブルなものが空いている。ちょっとガサツな感じがなきにしもあらずだけど、CPは良いし、男同士で行ってもおかしくないところがいい。（←仕事系の飲みにはこれが大事。）

日時	2000/10/20
銘柄	キュベ・ミティーク98
産地	仏＞ヴァン・ド・ターブル
履歴	ファインワイン・クラブにて購入後２週間常温保存
価格	1500円
コメント	エッジに紫がかった濃いめのルビー。香りは若い果実香主体。スミレ、プラム、カシス、フレッシュハーブ。しばらくおくとややスパシーな香りも出てくる。味わいはミディアムボディで、ハーブっぽいフレーバーを伴ったみずみずしい果実味をアタックに感じ、おだやかな酸となめらかなタンニンにより口当たりはあくまでやさしくジューシー。この価格帯を見渡したときに特にずばぬけているとは思わないけど、厚化粧な新世界ワインが多い中、すなおででしゃばらない味わいには好感が持てる。デイリーワインのバリエーションのひとつとして。 【73】
感想	久しぶりに実家で晩飯を食べた。純和風の食事と一緒に飲んだワインがこれ。キュベ・ミティークは南フランスのオルビュー渓谷の協同組合がオーストラリアの醸造家の力を借りて作る赤ワインで、シラー、ムールヴェードル、グルナッシュ、カベルネソーヴィニヨン、カリニャンのブレンド。初ビンテージは1990年で、コミック｢ソムリエ｣にも登場している。（８巻）