2000年7月18日(火)〜21日(金) |
日時 | 2000/7/18 | |
銘柄 | Ch.ラ・クロワ・デュカス94 | |
仏>ボルドー> ポムロール/赤 |
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購入店 | やまいち | |
価格 | 3980円 | |
コメント |
縁にオレンジが見える濃いガーネット。香りはプラム、カシスのコンフィ、腐葉土、モカ、刻みタバコ、墨汁。味わいは非常に濃厚で、果 実味は凝縮感があり、きめ細かい多量のタンニン、やわらかく豊かな酸。アルコール度は高く、全般 に密度感があって力強い味わい。フィニッシュにはオークのフレーバーと粉っぽい多量 のタンニンが口中を満たす。【82点】 |
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雑感 | 半年ほど前にやまいちのセールで買ったもの。もっと熟成させたいのはやまやまなんだけど、いかんせんセラーのスペースがなく、常温で放置しっぱなしなので、いっそ飲んでしまおう、と。それにしてもこのワインはパワフル。それも新世界的な果 実味中心のパワフルさではなく、タンニンも酸もガッシリとしてそれぞれの要素が力強くせめぎあう、という感じ。直球勝負!という感じのワインで、これはこれでスゴイけど、この季節にはちょっとシンドイかな。 |
飲んだ日 | 2000/7/21 | |
銘柄 | サン・スーペリ・CS97 | |
カリフォルニア> ナパヴァレー/赤 |
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価格 | 5500円(乃木坂「志門」にて) | |
コメント |
会社の関係で乃木坂の和食の店「志門」へ。かけつけ一杯ビールを飲んだ後、リクエストもあって、赤ワインを飲もうということになった。 A.C.ブルゴーニュ97(Bruno Desaunay-Bissey) 刺身や煮物にあわせることを思えば、ピノにするところなんだけど、全然知らないつくり手なのが、あたりはずれが大きそうで気になる。ちょっとキビシイかなと思いつつ、カリフォルニアのカベルネを。
このワイン、単体としてはなかなかよかったけれど、やっぱり、和食系との相性はイマイチ不評。なので、2本目は、上記のジュブレイシャンベルタンを注文。 |
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銘柄 | ||
仏>ブルゴーニュ>ヴォーヌロマネ1級/赤 | ||
価格 | 8500円(乃木坂「志門」にて) | |
コメント | 色はやや淡めで、明るいルビー。香りはイチゴ、ラズベリーのフレッシュな果実、カラメル、バニラ。それに何の花かはわからないけど、紅い花のようなフローラルな香りも。大きいグラスで嗅ぐともっといろいろな香りが出てきそうだ。味わいはピュアで自然な甘味を伴う果実味が印象的。酸は丸く、でしゃばりすぎず、タンニンもおだやか。全体のボリュームは中程度で、やや粘性を感じる。色の薄さから想像したよりはずっとしっかりしたストラクチャーがあり、果実味中心にこぎれいにまとまっていて美味しく飲めるピノだ。これも期待以上のワイン。【84点】 ところで、このつくり手のラベルが「ジャイエ・ジル」に不思議とそっくり、なんてことを思いつつ、手にとって良く見たら、なんと銘柄が違うじゃん!ジュブシャンを頼んだのに、来てたのはヴォーヌロマネの1級。お店の人いわく、「仕入れを間違いました。値段はこちらの方が高いんですけど、ご注文されたジュブレイシャンベルタンの御値段で結構ですので…」だって。ラッキーだったかも…(^^; |