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心に生きることば

−BOWの人生哲学−

おわりに

2002.11.11. 掲載
2012.11.11. 追加
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心に生きることば 全目次
    第9章:価値: ←            → キー・フレーズ総索引

心に残ることばを書き留め出したのは、10年以上も前のことである。格言やことわざ、名句など、私が気に入ったことばのほか、自分で作ったキー・フレーズもパソコンの word.txt というファイルに放り込んで行った。私の66歳の誕生日から、この「心に生きることば」をまとめはじめ、7ヶ月かけて漸く完了することができた。

書き終えて調べてみると、キー・フレーズは、2つの章で重複するものを除いて、全部で442篇、その内の自作は300篇もあり、68%を占めている。これでは、「心に生きることば」というよりは「BOW語録」というべきかも分からない。そこで、この「心に生きることば」に、「BOWの人生哲学」というサブ・タイトルを付けることにした。

この442篇のキー・フレーズをまとめるのは非常に楽しかった。まず、フレーズを、自分の興味のあるテーマ別に9グループに分け、そのグループの中で、ストーリーが作れるように分類を行い、配列する。その分類の中で個々のフレーズを、これまたストーリーを組みたてられるように配列した。

私は物を作るのが好きだが、この「心に生きることば」の創作では、手持ちの材料をふんだんに使って、自分好みの大きな建築物を作り上げて行く際の緊張と興奮を絶えず感じてきた。その道具となったのはパソコンで、とりわけ、10数年間愛用してきたエディターの「Mifes」がなければ、この創作は恐らく不可能だっただろう。

この作業によって、私の生き方、考え方を体系的に構築することができたのは、予想以上に大きな収穫だった。そして、「書くことは考えること」ということ、自分は「行い、それから考える」タイプの人間であることを、今回再認識した。

この「心に生きることば」の各章を、自分のWebサイトに掲載する度に、その日のうちに、感想を掲示板に書き込んで下さる方々がいて、非常にありがたかった。また、当院職員の新郁子さんは、私が作るたくさんのケアレス・ミステークを、毎回丹念に見つけ出し、訂正して下さった。このようなすぐれた方々に恵まれた自分の幸せを痛感し、心から感謝申上げる。

ここに書いたフレーズやその内容は、結婚して以来、妻に話してきたことがほとんどである。そのまとめでもあるこの文を、還暦の記念として、妻経子に贈る。

<2002.11.11.>妻の60歳(還暦)の誕生日に


「心に生きることば」を書いて6年が経過したのを機会に、その全てに目を通し、キー・フレーズの説明の一部に補足説明と修正を加え、新しくキー・フレーズを追加した。補足:12個所、修正:6個所、追加フレーズ:25篇で、キーフレーズは合計464篇となった。442フレーズの内で、修正が6フレーズ(1.4%)であることは、6年間でほとんど変わりがなかったと言えるだろう。

「心に生きることば」に、ほとんど変わりはなかったが、生活には、大きな変化があった。息子の結婚、私たち夫婦の引退と息子夫婦への引継ぎ、私の本当の人生からオマケの人生への移行、そして、私たち夫婦の血を半分引継いだ生命の誕生である。

<2008.11.11.>妻の66歳の誕生日に


「心に生きることば」を書き終えてから10年が過ぎたのを機に、もう一度目を通し、補足説明や修正を付けたほか、フレーズ12篇の追加も行い、全部で477篇となった。そのうちBOW語録は322篇で、全体の68%であることは最初と変わらない。

今年は結婚45年目でもある。先月、二人目の孫娘が生まれた。オマケの人生も、もう少し続きそうな気配がする。幸運にただ感謝するばかりだ。

<2012.11.11.>妻の70歳(古希)の誕生日に

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